2020年05月オンラインコミュニケーションサービス比較
(photo by Akson)
オンライン上でコミュニケーションをする様々なツールがあります。今回はコミュニケーションに欠かせない観点から、それぞれのツールの仕様をまとめました。
これまで企業で組織的なコミュニケーションのツールの導入をしていたり、オンラインコミュニティの立ちあげや運営をしていました。一週間後には活気のなくなったコミュニティもみましたし、10年以上活気が続いたコミュニティもありました。これらの経験から私のオススメも含めて紹介します。
Discord、Zoom、slack、Facebook Messenger、Microsoft Teamsを掲載します。Remoなどの他のツールも検証しましたが、2020年5月時点ではバグが多すぎたりと、使い物にならないという感触です。
結論は、継続ならDiscord、一回ならZoom
・継続的なコミュニケーション活動であれば、Discordが断トツです。
・一回限りのイベントであれば、Zoomがオススメです。
コミュニケーションツールをどのように評価するか
オンラインツールは何人が接続できるかといった数字で表せるスペックで評価されがちです。
ツールに求める要望は、スペックに一致するところもあれば、不一致になるところもあります。
私たちが込みユニケーションツールにどのような要望を抱いているのかを明らかにすることで、より解像度の高い評価ができると期待しています。
以下はコミュニケーションツールに求める要望一例です。
・学習時間をかけずに効果的に利用できる
・受信者の負担なく、流通する情報量を増やせる
・簡単な手順で利用をつづけられる
・相手の仕事を中断させずに伝えられる
・第三者から見たときに透明性が高い
・複数人がいる場合でも、特定の人に伝えられる
・伝達ミスの発見・修正に優れている
・特定の人達に簡単に伝えられる
・様々なデバイスやOSで利用できる
・短文を簡単に伝えられる
・特定トピックの話し合いを継続できる
・伝達情報の蓄積や、数月前の情報を引き出せる
・複数の作業情報を関連づけることができる
・長文の作業情報を簡単に受け取れる
・途中からの参加者に情報共有が簡単にできる
・精度の高い伝達ができる
・一時的なやりとりに適している
・相手からの応答性に優れている
・緊急に対応できる
・画面や紙資料、音を図示しながら伝えられる
・確実に伝えられる
一つ目を取りあげてみましょう。
「学習時間をかけずに効果的に利用できる」なら、「 新しく参加する人とすぐに協力できる」ことが期待できます。
「効果的に利用するには学習時間がかかる」なら、「利用の度合いは、人によってバラツキがでる」と懸念します。つまり参加しても発言しなかったりと消極的二なりがちになってしまう、ということです。
対面のコミュニケーションで活動的な人が、オンラインでは消極的になってしまったりします。ツールの学びやすさひとつをとっても、コミュニケーションに大きな影響が出てくるというわけです。
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参考
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https://zoom-support.nissho-ele.co.jp/hc/ja/articles/360004830512-帯域幅の要件および参加者の帯域制限について
slack
https://slack.com/intl/ja-jp/help/articles/115003538426-Slack-コールのトラブルシューティング
Teams
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/prepare-network
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