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2020 俺の愛すべき機材たち

ダイビング雑誌のDiver 2020年3月号で「愛すべき機材たち」と言う記事があったせいかちょっとTwitterで俺機材のネタが流れてたのでちょっとまとめてみました。

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BCD:DiveRite ノマドXT
レギュ:Apeks MTX-R ロングホース+Cressi XS Compac
FIN:Apeks RK3
ゲージ:Cressi2連をバラした
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Apeks テックパンツ
VENTURA MASK
AQUALUNG ノーチラストラベルスノーケール(非常用にポッケに)
コンパス:Cressi2連をバラした奴をガワをドリルで穴開けてバンジー留め
ダイブコンピュータ:TUSA IQ1904、Cressi Leonaldoバンジー留め
HALCYON SMB(テック用の排気バルブ付きのやつ)
DiveRITE スプール
DiveRITE スレート

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Aqualungウエイトジャケット4kg (ドライスーツ用)
HOLLISウエイトポケット2kg対応x2(タンクベルトにつける)

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カメラ:SONY RX100 M5A
Seaflogハウジング+GoPro用水中ライト
左手:メインのワイド水中ライト
右手:サブ、ハンドシグナル用のライト
両手のライトはどちらもハンドグローブにつけて固定して、手で作業が出来るようにコンフィグ

どうしてこうなった

4年ほど前にダイビング始める時にお金はないが、自分の手間でどうにかしようとライセンスとったらいきなり海外のECサイトで重器材、ダイブコンピュータなど購入、最初っから自分でフレックスホースに付け替えとか色々とアレなことに。その当時はECサイトで日本に取り寄せられるメジャーメーカーがCressiだけだったという理由でCressiメイン…(注:現在は大概のメーカーのは買えます。大半のメーカーが日本から及び腰ですからねぇ…)
で、たまたまダイビング始めるのに色々と探したOW取ったダイブショップが家の近所で偶然TecRecセンターだったのでダイビング3年目でスキルアップ目指してたらAOWからTec40に行ってました。(ちなみにAOWはOWとった3ヶ月後に当時試行錯誤中で値段と仕事の合間のタイミングで伊豆の某ショップで取りました。あそこにはもう行かない…)
Tec40取る前は中古とかでBCなどフル機材揃えてたんですが、ダブルタンク講習とか色々とあるのでTec系BCDでシングル、ダブル、サイドマウント対応できるノマドXT(ハルシオンなどが日本撤退で融通効いてサポートしてくれるのが当時DiveRITEしかなかったというのもある)、Tec的にレギュは両方プライマリ、ゲージなどはぶら下げない、自分で機材はコンフィグするというスタンスということで自分でばらしてやっていくをやっていったらこんなTec機材メーカのApeksとの悪魔合体な構成に…。


ロングホースとは?

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ロングホース仕様はTec特有でBlogとか探しても意外と出てこないのでちょっと説明。
Tec的にはチームダイビング、緊急浮上が出来ない減圧ダイブを前提にシステムを組むというのがあるので、水平トリム、レック、ケーブでも移動に支障がないロングホースのメインレギュレーターを使います。これを左側から首の裏に回して右側に持っていって加え、バックアップ(レジャーダイブで言うオクトパス)は首から右出しで吊るして、エア貸しする時は自分がバックアップに切り替えてから、メインレギュレーターを貸す側に渡します。
私の場合、首が細いせいか首に巻いたロングホースがメインレギュレーターを右側に引っ張られて支障があるので今年からスイベルを自分で取り付けてます(写真のは取り付け済み)
デザインがクラシックなままで古臭いとApeksの営業も言い切っちゃうMTX-Rですが、この前のダイビングでエア消費が激しい方のバディにエア貸しで10m辺りでMTX-RからXS Compac切り替えた時、明らかに渋く感じるので値段以上にものが違うかと(Cressi側も自分で組み直した時、オーバーフローしない程度にかなり調整してあるんですが)

ところで、2月のダイビングフェスティバルでApeksがMTX-Rの改良版のMTX-RCを出したのをみて、会場で係員の色々と話したんですが…
私:「MTX-RCって何変わったんです?今までなかった調整ノブ?」
係員:「アジア圏の方が主に調整ノブが欲しいという御要望が多数ありまして、調整ノブを追加してコントロールって意味でRCってつけました。」
私:「調整ノブ、どれくらい効果あります?」
係員:「深場で最大にマイナス側に回したら渋いと感じるくらいには…」
私:「Apeksのオーバーバラストダイアフラム機構的にそれ意味あります?」
係員:「ぶっちゃけないです」
私:「このレギュレータの目的のTecダイブ的に可変パーツ増やして故障率上げるって意味なくないですか?」
係員:「故障率上げるだけなのでおっしゃる通り、意味はないです!」
Apeksさん、そこで基本コンセプト曲げちゃアカンやろ!

テックパンツのコンフィグ

Tec仕様になっていくとBCにポケットはないので、色んな機材をテックパンツ、ないしはネオプレーンドライスーツのポケット追加またはTec前提のシェルドライスーツ標準のポケットに入れていきます。自分の場合通常ファンダイブからの流れで来ているのでテックパンツに諸々詰め込みますが、Apeksとか男性向け、ヨーロピアン向けのみしかないので、私の様は普段からユニクロパンツのウエストサイズが76でも緩めの人間が使うとドライスーツの上でXSサイズでもブカブカですorz
なお、先のダイビングフェスティバルでApeksの係員に突っ込んだら
「はい、うち、ヨーロピアンサイズでかつ女性向けとか何も考えてないのですいません」とぶっちゃけられました。

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という事でベルト部分を自分でタイラップで短くした上で靴底用接着剤で固定するということを左右ともやって調整してます。
ダイコン、マスク、グローブ、フードなどなどはダイビング前の準備で全部テックパンツに入れておけば現場で忘れることがないとか、スキンダイビングする時上がってからはグローブ、マスク、カメラなどポッケに入れたまま海の家で飯食ったり出来るので結構便利です。
その代わり、浜辺で監視員に、「お前ガチ勢だろ!」と目をつけられる率が跳ね上がりますが(まぁ、その通りという話も https://note.com/mryo0826/n/n9c12a986c6e6

フィンのカスタマイズ

ダイビング始めた頃から思ってたレックダイビングやりたいというのもあってテックフィンのApeks RK3をTecにステップアップする時に追加しました。
足ヒレみたいに足首だけもスイスイ漕げる、短いから根回りとかサンゴの上でもうっかり触れる心配が少ない、瞬間的なパワーが出せる、実は中性浮力で足が浮かせるのが楽(ちなみにドライスーツでもアンクルウエイトは使いません)、ヘリコプターターンとかのフィンワークがやりやすいとか色々と嬉しんですが…。標準がスプリングストラップなのですが、私の足のような26.5cm弱の人がRK3のLサイズを履くとドライスーツの時水平トリムとって足を上げるとスプリングのテンションが低くてブーツが過膨張して、ブーツ内がスカスカでフィンワークが出来ないという自体に…。試行錯誤した結果、RK3のLサイズのフィンにMサイズの保守パーツのスプリングストラップを購入して自分で付け替えるという事に。値段的になかなかシンドいorz
感覚的なところも多少ありますが、これで相当いい感じになりました。
これ以外にダイビング始めた頃から続いて、TUSA SF24を遠泳とかスキンダイブで使ってます。

なぜかは自分でも良く分からないんですが、3歳位からスキンダイブはやってて、小学校3年位でいわゆるゴムの足ひれ買ってもらって使ってたんですが
「なんかぐにゃぐにゃして使いづらい」
と言う感想で、40前でダイビング始めた頃のレンタルのゴムフィンも「蹴るとグニャグニャで足についていかなくてヤッパリだめ」
と言う感想(苦笑)
何故か良くわからないけどヨーロピアンタイプ?
多分ピッチ早めで自分のペースで蹴る+なまじキックが強めなのでゴムが合わない気はします。

なんとなく書いてみたら色々とこじらせた記事になりました。
カメラネタ書くと収集がつかなさそうなので、一旦この辺で。
なお、自分で色々と試行錯誤するタイプなので一年後には多分ちょいちょい変わっていると思われます、悪しからず。


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