これ見てもまだ不動産買いますか?
こんにちは。
不動産鑑定士の丸山です。
最近、ちょっとしたデータ作成の仕事がありまして、それを作成する過程でほんの少しだけデータ分析の方法をかじりましたので、考察を交えながら、解説できたらと思います。
早速ですが、今日はキャッチーなタイトルをつけました。
自分としては興味本位で調べたのですが、ここまでか、と驚愕したのでここで書かせていただきます。
さて、日本は少子高齢化が騒がれていますよね。
まずは、こちらの図をご覧下さい。
2010年-2015年の国勢調査のデータを元に全国の人口増加率を算出した結果です。
47都道府県のうち、
・人口増加:8都県
・人口減少:39道府県
という結果でした。
日本の8割以上のエリアで人口が減少しております。
地図の通り、日本真っ青www
増加の都県ですが、
1位:沖縄県 2.92%
2位:東京都 2.70%
3位:埼玉県 1.00%
4位:愛知県 0.97%
5位:神奈川県 0.86%
6位:福岡県 0.58%
7位:滋賀県 0.15%
8位:千葉県 0.10%
です。
他方、減少は数が多すぎるので件数だけを表示しますが、
0%~△1%以下:5
△1%~△2%以下:9
△2%~△3%以下:11
△3%~△4%以下:10
△4%以上:4
という結果でした。
なぜ関西では滋賀が上昇?!と思いましたが、実際に京都・大阪が公表しているものを拝見しても人口は減少しておりました。
・・・もう、日本オワコンじゃんwwwwww
と思ったのが率直な感想です。
不動産価格も他の一般的な財と同様に「需要と供給の原則」で価格が決まります。
供給である土地の量は限定的ですが、需要は人口に依存します。
つまり、人口増→需要増→価格上昇
となるわけです。
ということは人口が減少する道府県では
人口減→需要減→価格下落
となります。
人口が減少するエリアでは、
不動産=負動産
にならないよう購入しないほうがいいかもしれません。
以上、有難うございました。
はい、ここからが本題です。
データは事実ですが、だからと言って、「もう、人口が下がっているエリアでは不動産は買わないほうがいい」と思わないで下さい。
回りくどくてすみません。
要は、
これはあくまでも一般論ということです。
確かに、人口減→取引減→価格減となります。
では、実際に人口が下がっている京都・大阪・北海道の不動産価格が下がっているのか?
いえいえwww
爆上がりしてますよwww
その証拠がこれ
住宅エリアも上昇してますし、心斎橋なんかエグイ上昇幅ですww(まるで銀座なみww)
では、なにが言いたかったのかというと、世の中には一般論を話しているだけなのに「それが全て」みたいにいう人が多いってことです。
その際たる例が
人口減=価格減
ですかね。
なので、不動産は買わないほういいっていう人の話を聞くと、だいたい日本は人口が減少しているから~という人が多いです。
そして、そんな人は二言目には負動産っていうwww
しかし、購入する際には
・価格
・市況
を見誤ると失敗します。
文字通り、負動産になりますwww
なので、価格あるいは市況次第では買っても問題ありません。
そして、購入を検討している人は私までご相談下さい〈土下座〉アドバイスしますので。
連絡先はこちらです。
mail@maruyama-res-office.jp
最後は自分の営業で終わらせていただきますw
有難うございました。
丸山