009.ヤケ酒をする夜のこと
むしゃくしゃすると、深夜でも大量に食べちゃったり、自宅の冷蔵庫いっぱいに入っている缶ビールを開けてしまう欲望わがままガールなのですが、そろそろそういうのを全部やめたいなあと思う。
二日前も学生みたいな飲み方をしてしまって、今年初のタクシー帰りを決めた上に翌日偏頭痛で死にかけて「もうお酒は控えます」と誓ったのに、今日も今日とて飲んでしまった。
これは完全に言い訳なのですが、ほぼ飲めない家計に生まれたのにある程度飲んでも酔わない体質が悪いのだと思う。
とはいえ、酔っても変わらず飲んでそうだけど。
ヤケ酒は誰もしあわせになれない。
正確には楽しいお酒のが絶対楽しいのだから、愚痴しか出ない(そういう会だと最初から決めている時はさておき)なら飲みに行かないに越したことはないのだ。愚痴なんか誰だって聞いてて楽しくないんだからさ。
ただ飲まないとやってけない日があることも確かで、そんな夜は帰り道の月がやけに綺麗で困ってしまう。
うじうじしてた自分がバカみたいって、泣いてもいいよと言われてる気分。
毎度のことながら言ってしまうが、書ける/書けないとしあわせ/不幸が表裏一体になってしまわないように、今の今、楽しいと思うことを大切に大切にして、それでも書いてハッピーエンドに殺される未来を過ごしていきたいなあ。
いただいたお金は、美味しいお酒と新しい本に使い、書くためのエネルギーにしたいと思います。