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掃除機がけだけは死んでもしたくない

正直に言って、家事が嫌いだ。
どれくらい嫌いかというと、一人暮らしの時に紙コップ・紙皿生活をしようかと思い悩んだくらいには嫌いだ(コスパを考えてやめた)

料理を作るのは好きだけど、洗い物は面倒くさくて嫌。
休職期間中は気分転換でよく洗い物をしていてスッキリしてたけど、復職したらまた苦手になってしまった。
あとゴミをまとめる作業も割と好きだ。
親がゴミ出しにうるさかったからか、分別作業も全然苦じゃないし、ゴミを小さく畳んで捨てるのも地味に好き。

トイレ掃除や風呂掃除はまあまあ。カビが怖いから率先してやる。
洗濯物もそこそこくらい。ただ畳んでしまうのが壊滅的にできない。
一人暮らしの時は室内干しだったから、干す→そのまま着る、を繰り返していた。
今も畳んでもらったのにタンスにしまうのが億劫で、結構放置されている……申し訳ないことをしているのは知っている……

片付けは超苦手。ものが溢れてぐちゃぐちゃになっていても、「どこに何があるのか大まかにわかる」と思ってしまって手が付けられない。
というか、元の場所に戻したりするのができなくて、結果、よくいる場所に物が集結してしまう。
「きったねえ机だな……」と一日に3回くらい思うのに、手は動いてない。典型的な片付けられない女。

一緒に暮らす恋人はフリーランスの在宅なので、会社勤めの私より家事の比重は必然的に重くなってしまう。
できた人なので「外から帰ってきたらそりゃできないだろうから気にしなくていい」と言われているも、さすがに申し訳なくなる。
なので、できることは少なくてもやるようにしている。ほんのちょっとだけど……

でも、掃除機がけだけは本当に嫌いで、「何があってもやりません!」宣言をしてしまっている。
埃が溜まっていくのはわかっていても、あの音と腕を前後させる動作がものすごく苦手で、どうしてもやりたくない。
ついでに溜まっている埃が可視化されるのも苦手(こまめにやればいいってのは知ってる……知ってるんだけど……)

今も自分の髪の毛が長いのもあって、すぐに溜まってしまっているをの見て見ぬ振りし続けている。
掃除もそうだけど、どうしたら家事が好きになれるのかな……
丁寧な暮らしに憧れるけど、そんな日は遠のくばかりである。

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森田玲花
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