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29歳の誕生日を満州旅館で過ごす

私の誕生日は死闘の日であり、交通事故死亡ゼロの日であり、和田アキ子や山田ルイ53世と同じ4/10である。

今年は土日に重なったこともあり、自分主催の誕生日旅行を友達と一緒におこなった。
場所は中華チェーン「ぎょうざの満州」が経営する老神温泉の東明館。
夕食は併設している満洲で各自勝手に食べてね!というサイコーのスタイル(宿泊費別)

元々中華チェーン飲みが大好きなので、好きな店で限定メニューをたらふく食べながらお酒を好きな人たちに囲まれて祝福されるのはしあわせだった。

「何が3割うまいの?」と満州初心者の友人に聞かれたが、諸説ありすぎるらしい(wiki調べ)

ちなみに満州旅館には餃子マイスターと呼ばれる焼のエキスパートが3名いるらしい。
初心者の友人は焼き餃子が気に入って、焼き方の微妙な違いをアツく語っていてゲラゲラ笑った。焼き餃子だけで3人で5皿は食べすぎ。

部屋は割と綺麗で、一階の部屋のみ喫煙可な客室らしい。喫煙者にとってはありがたい。。
そして女子一人だったせいか、一人部屋で部屋割りされてたのでめちゃくちゃ広かった。
まさに一人旅行気分。

卓球をガチめにやってみたり、深夜に私の部屋を飲み部屋にしてお菓子とお酒でワイワイ語ったりするのも学生に戻ったみたいでよかったなあ(もちろん感染対策でマスクはしてた)

温泉は露天もあって、熱めの湯でちゃぽちゃぽ。
時間帯のせいか、朝も夜も貸切でぼーっとしながら聞こえもれてくる男性陣の盛り上がってるトークを聞いていたりした。羨ましいな〜と聞き耳を立て続けた結果、みごとにのぼせた。

「日本ロマンチック街道」はそんなにロマンチックじゃなかったけど、新緑や紅葉の季節は気持ちいいんだろうねと話しながら近所を散歩した。
お土産の温泉まんじゅうを買ったら、お店のおじさんが一人一個おまんじゅうを素渡しでくれてラッキー。
皮の黒糖も効いてておいしかった。

吹割の滝近くの駐車所は、いたるところに「滝に一番近い」と書いてあって、どこが一番近いのかよくわからなかった。
その中でも「弱い犬はよく吠える」と達筆で書いてあるところが気になる。誰に向けてのメッセージだろうか。

滝自体は結構な迫力があったし、崖がまあまあ崩れてたり、そもそも渓谷の高さがあってヒヤヒヤした。
写真よりもずっときれいで、とても良い場所だったと思う。

お昼は友人が「ここが絶対うまい!」とチョイスした蕎麦屋へ。
ふきのとうの天ぷらとうどがおいしくて、またまたハッピーになる。
イワメの焼魚はまだシーズンじゃないらしくて食べられなかった。

他にも道の駅でビールを試飲したり、ダムに寄ったりしてなかなか充実の旅行だった。
ずっと運転をしてくれた恋人は疲れからか、20:30には力尽きて隣で寝ている。

今年の桜は終わりかなって思ってたけど、群馬はまだまだ見頃で満開の桜がまたみれてよかった。

いつコロナが落ち着くかはわからないけど、来年はお花見もしたいし、今回来れなかったメンバーを含めて気軽に修学旅行ごっこをしたいなあと思いながら、眠りにつきます。

いただいたお金は、美味しいお酒と新しい本に使い、書くためのエネルギーにしたいと思います。