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「人生の可能性を広げる」社名変更とリブランディングに込めた想い

 私たちの人生は、日々の選択によって大きく左右されます。ときには小さな選択が、未来に大きな変化をもたらすこともあります。そんな「人生の分岐点」に気づき、一歩を踏み出すためのサポートをすることが、私が代表を務める株式会社FriStiの大きな役割だと考えています。

 これまでも住まいに関わる事業を手がけてきましたが、この度、新しい社名「FriSti」への変更とともに、「人生の可能性をひろげ、豊かな明日をつくる」という新たなミッションを掲げ、リブランディングを行いました。

 本記事では、私自身の過去の体験や会社としての想い、そして新しいロゴマークに込めた理念や具体的な事業について詳しく話します。



1. FriStiが掲げるミッションとビジョン

ミッション(存在意義)

人生の可能性をひろげ、豊かな明日をつくる。

 私たちが掲げるミッションは、「人生をより良く変えるための選択肢を、より多くの人に提供すること」です。人それぞれが置かれた状況や価値観は異なりますが、どのような環境にあっても未来を切りひらく可能性は常に存在します。

 そして、一人ひとりの人生が豊かになることは、やがて社会全体の豊かさへとつながります。私たちは、この可能性を後押しし、「豊かな人生」「豊かな社会」を共に実現することこそ、FriStiの存在意義だと考えています。

ビジョン(目指す方向)

すべての人が自分らしい暮らしに出会うための窓口になる。

 私たちが事業を展開している「住宅」という領域は、人生を支える最も大きな機会のひとつです。理想の住宅に出会うことは、人生を前向きに変える大きなチャンスでもあります。

 FriStiは、その「自分らしい暮らし」を見つけるための最初の一歩として、多種多様な選択肢とサポートを提供できる「窓口」でありたいと願っています。


2. 過去の体験から学んだ「人生の分岐点」の存在

 私自身、幼いころから環境が変わるたびに、自分の未来も大きく変化してきたと感じています。ときには前向きな決断が幸運を呼び寄せたこともありましたし、逆に情報不足や準備不足が原因で後悔をしたこともありました。

エリート街道からの大挫折

 私は小学生の頃、勉強は常に学年で一番、毎年学級委員に選ばれ、部活のサッカーでも重要なポジションを任される、いわゆるエリートタイプでした。当時は、それが親や先生から褒められるための手段だと思い込み、このままエリート街道を駆け上がり、東大に進学し、一流企業に入って出世していくのだと思っていました。

 そのまま地元で最難関の東海中学に受験し合格し、通うことになりました。しかし小学校の頃よりハードな環境で、そもそも当時自分は勉強も部活も好きじゃなかったことからストレスが溜まり、本当に自分は周りからの承認を得るためにエリート街道を駆け上ることが幸せなのだろうかと考えた結果、不登校になりました。結局高校を中退し、約4年間空白の期間を過ごすことになってしまいました。

人生の分岐点

 ところが高校3年生の頃、「このままで本当にいいのだろうか」と思い悩んでいた私に、親が地元の落ちこぼれ更生塾を紹介してくれました。試しに通ってみたところ、そこの先生からは「レールの敷かれた人生はバカバカしい。自分のやりたいことをやり続けるのが幸せだ」と繰り返し言われ、はっと目が覚めたのをよく覚えています。

 そして猛勉強の末、国立の名古屋大学に合格することができました。その後も色々な出会いや経験により、人生の分岐点を体験し今の自分があると思っています。中学生のときの私は本当に人生の選択肢が少なかったのだと思います。私は同じような状況にある世界中の人々を救い、人生の可能性を広げ、豊かな明日を創出することが、私の使命であると確信しています。


3. 社名変更とリブランディングの背景

 もともと私達の会社は「時代を加速させる」というミッションの元、株式会社ARKLETという社名で活動をしていました。

arkletのロゴ
株式会社ARKLETのロゴ(当時デザインの勉強をしていた私がデザインしました)

 しかし事業のピボットや代表交代(これらは後日Noteで詳しくお話します)を経て、改めて自分たちのミッションを深く掘り下げ、「どのような会社をつくりたいのか」を多くの人に知ってもらう必要があると感じました。

  • 社名と提供価値のギャップ
     当初の社名やブランドイメージからは、革新的なサービスを提供している会社だと認識してもらいやすい一方で、私が本当に解決したい課題や、その熱量まで十分に伝わっていないと感じていました。その結果として生まれる機会損失こそが、私たちの長年の課題でした。

  • 新たなサービスの展開
     
    また、後述する新サービス「ゆめたて」を展開していく中で、私たちの会社が目指す方向性がより明確になってきました。そこで社内外で同じゴールを見据え、最大効率でプロダクトを成長させる必要を強く認識するようになりました。

 こうした背景から、私たちは「人生の可能性をひろげ、豊かな明日をつくる」というミッションを鮮明に示し、新しい社名である「FriSti」への変更を決断しました。


4. FriStiとシンボルマークに込めた理念

 今回のリブランディングにあたり、社名「FriSti」とともに、新しいシンボルマークを策定しました。そのコンセプトは、私たちが提供するサービスによって「より多くの人生の選択肢を生み出す」「人生の可能性をひろげる」姿勢を象徴しています。

FriStiのロゴマーク

ノルウェー語で「自由の道」を意味するFriSti

 社名の由来は、ウェルビーイング先進国であるノルウェーと、ミッションから想起された自由の道という言葉にあります。ノルウェーは世界幸福度ランキングで常に上位に位置し(2024年は7位)、人々の幸せを追求するうえで私たちが学ぶべき要素が多い国だと考えています。

シンボルマークのモチーフ「分岐路」とロゴタイプ

 シンボルマークには、先が2つに分かれる分岐路をモチーフに採用しました。これは、FriStiがサービスを通して多くの人生の選択肢を提供し、ステークホルダーの人生の可能性をひろげたいという姿勢を表しています。また、“分岐路”の背景(地)に当たる部分を社名の頭文字「F」と掛け合わせることで、FriSti独自のアイデンティティを表現しました。

 さらに、円弧に沿った柔らかな曲線は「ユーザーを第一に考え、寄り添う姿勢」を視覚的に表し、人生における住まいや暮らしの選択が安心して行えるよう、あらゆる角度からサポートするという私たちの想いを示しています。

FriStiのシンボルマーク

 ロゴタイプにはGill Sansをベースに、すべての角を丸めたデザインを採用しました。全体として優しく温かい印象を与え、ユーザーとの心地よい距離感を大切にするFriStiのスタンスを表しています。

FriStiのロゴタイプ

コーポレートカラー

  • FriSti Green(青緑色)
    創造性や成長をイメージさせる色。新しい技術やアイデアを積極的に取り入れ、ユーザーの可能性を伸ばすというFriStiの姿勢を表しています。

  • FriSti Yellow(山吹色)
    希望の光やユーザーに寄り添う温かさをイメージ。サービス利用者やステークホルダーが豊かな暮らしを手に入れるための“温かなサポート”を象徴しています。

 この2色をビビッドなトーンで組み合わせ、さらにグラデーションを取り入れることで、私たちのサービスによって生まれる未来の多様性や、そこから広がる豊かな明日を視覚的に表しました。


5. 生成AI×住宅サービス「ゆめたて」

 FriStiとしてのリブランディングを機に、私たちは「住まい」に関する悩みや選択肢をより広く、より深くカバーできるような事業展開を進めています。その一つの柱が、生成AI×住宅のサービスである「ゆめたて」です。

「ゆめたて」とは?

  • 住宅購入者のリテラシーを向上させ、可能性を広げる
     「ゆめたて」は、住宅購入やリノベーションを検討している方に向け、AIを活用した診断・アドバイスを行うプラットフォームです。従来、住宅購入には専門的な知識が多く必要とされ、情報格差から生じる「後悔」や「失敗」が起こりがちでした。
     そこで、「ゆめたて」を利用することで、不動産やローン、リフォームに関する初歩的な疑問から、具体的なライフプランとの照合まで、包括的なサポートを得ることができます。たとえ初めての住宅購入であっても、生成AIの支援により、的確な情報をスピーディーに手に入れ、より納得感のある選択が可能になります。

  • 住まい選びでの後悔を0にする
     住宅は人生で最大級の買い物ともいわれます。だからこそ、「買った後にこんなはずではなかった……」という後悔は避けたいもの。
     「ゆめたて」は、ユーザーの希望やライフスタイルを多角的に診断し、最適なプランを提案することで、住まい選びにおけるミスマッチや情報不足を解消します。ゆくゆくは、購入後のサポート体制やコミュニティ形成も視野に入れ、ユーザーが長期的に安心して暮らせる環境づくりを進めていく予定です。

6. 最後に

 これらの取り組みを通じて、私たちは単なる「住宅ビジネス」ではなく、人々の人生を豊かにする「プラットフォーム」として成長していきます。 

 FriStiとして新たなスタートを切った今、私たちができることは「ユーザーに寄り添いながら、人生の可能性を広げる具体的なサポートを続ける」こと。そのために、私たち自身が柔軟であり続け、常に新しい技術やサービスを取り入れながら成長していきたいと思います。

FriStiはサウナでもゴリゴリに開発します笑

 また今回リブランディングとロゴ作成に協力してくれたデザイナー田尻愛奈さんと薗部壌彦さんには非常に感謝しています。二人のブランディングやデザインに対する熱い思いが最高の企業ブランドを立ち上げてくれました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもFriStiは、社名に込めた想いを忘れることなく、「人生の可能性をひろげる」道を切りひらいてまいります。ぜひフォロー、いいね等で応援よろしくお願いします!!!!!


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