何!?ボトムのシルエットがキレイに出ない??ならサイズアップしよう!!
Mr.Tも、
「どうやったら下半身をキレイに見せられるのだろう??」
と迷いの森でさまよった経験があります。
たくさんの失敗を経て、下半身を自分のポテンシャル最大まで整えられるようになったと思っています。
そのテクニックのひとつが、
ジャストサイズじゃなくて、サイズアップしたボトムも試すこと。
服好きな人の間では当たり前ですが、
改めて考えると、私のボトムス選びのターニングポイントになったのがこの考え方です。
そもそもなぜボトムのシルエットがキレイに出ないのか?
どうしてだと思います??
同じボトムを穿いているのに、まるで別ものをつかまされているんじゃないかと錯覚する理由。
その原因は脚の太さにあります。
脚が太ければ、ボトム内のスペースを満たすことになります。
ボトムをトンネルに見立てて下さい。
そのトンネルに脚を通す。
太ければ太いほど、そのトンネルは脚でいっぱいになりますよね??
太ければ太いほど、ガンガントンネルのカベに脚が当たりますね??
するとどうでしょう??
トンネルは形を変え始めます。
カベが変形していくからです。
元は真っすぐだとしても、
脚によってトンネルが自分の形を維持できなくて、ボトムのシルエットがキレイに見えないのです。
基本的に高い服は、パターンが立体的で脚に沿いつつも、洋服自体がシルエットを形成するものが多いです。
逆に安い服は、パターンがのっぺりしていて体の線を拾い過ぎてしまうことが多いです。
ボトムのシルエットをキレイに見せるために。
こう考えると、解決策がぼんやり見えてくるのではないでしょうか??
それは、トンネル内をスカスカにすればいいということです。
つまり、サイズアップを試すということです。
この方もジャストは28インチらしいですが、この動画では32インチを穿いています。
4インチは10cmほどです。
さすがにここまでサイズアップしなくてもいいです。
1サイズ、2サイズ上げるだけでかなりシルエットは変わります。ボトム内の空間に程よいゆとりが生まれ、服がシルエットを作るのを実感できるでしょう。
私は常に服で輪郭を作ることを意識しています。
脚の形に自信が無いので、服で作った方がカッコよくなりやすいのです。
「え?でもサイズアップしてウエストダボダボにならないの?」
と思うかもしれませんね。
まれにサイズアップしすぎると、ベルトで締めたときに生地が寄ったりするのですが、タックインしてベルトを見せないのであれば問題ないでしょう。
見えない所よりも、見える方を私は取りたいですね。
PS
闇雲にサイズアップするのではなく、本質も捉えておくと尚良いです。
サイズアップするのは、脚に触れないようにするためであり、たとえトンネル内がぎゅうぎゅうだったとしても、そのトンネルが変形しなければ、問題ありません。
それは生地やシルエット、あなたの脚の形で変わってきます。
是非色々試して、自分に最高のシルエットを見つけ出しましょう!!