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大学を辞めなくてよかった

私は今年の3月に大学を卒業した。
大学2年生になって、病気になって、休学して、退院して、復学してからは何度も辞めたいと思っていた。
自分から復学したいと言った手前、両親には、辞めるなら自分一人で片付けてきなさいと言われ、それなら辞められないなと思った。
親は私のそういうところをよく分かっている。
地元の兵庫から遠く離れた北海道でぽつんと一人暮らしするのは、寂しかったし、辛かった。
でも、卒業できた今、頑張って良かったと心の底から思う。
両親は、私が病気になったことで、再発を心配していた。だから無理に復学しなくていいと思っていたらしい。
でも、一人暮らししたら入院中に増えた体重を減らせるかなと考え、大学に復学したいと毎日唱えていた。
結局、体重は減るどころか増えて帰ってきたのだが…笑
今は就活とダイエットを頑張っている。
その就活の中で、大学を卒業して良かったと痛感することが多い。
今の世の中、大卒が当たり前のように求められる。もし、大学を中退していたら、高卒の枠を探さなくてはならない。それは、選択肢を大幅に減らしてしまう。
だから、大学に入ったのなら、卒業するのが最善だと思う。
その大学に入れている時点で卒業できるという見込みがあると保証されているようなものなのだから。
私のように、病気になって記憶力や判断力が落ちても、やめることなく、卒業できた人もいる。
もし、大学を辞めたいと思っている人がいたら、一度踏み止まってほしい。
あと半期だけ頑張ろう、次の長期休みまで頑張ろうと自分を騙しながら頑張ってきた私が言うから伝わることがあるかなと思い、この文章を書いた。
伝わる人にだけ伝わってほしい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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