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元アップル、Brighture松井さんの「英語学習法」がナルホド!だった話
私はVoicyでフォローしている人って2人しかいないのですが、そのうちの一人が、noteでもご活躍、フィリピンの英語学校ブライチャーを経営されている、元アップルの松井さん。
話す内容(意外に人間味があって)も、トーン(率直)やペース’(速め)も好きで聞いているのですが、先日「英語学習法」についてお話されていた回がものすごく腹落ちしたので、自分であとから読み返すためにポイントをまとめてみました。
気になられたら、ぜひこちらからエピソードを聴いてみてください。
(タイトルは「英語をナチュラルに話せるようになるには」です)
英語が話せない、自然に(スピーディに)しゃべれるようになりたい、と思っている人は必聴かもです。
松井さんのおっしゃる学習法の原則とポイントは以下です。
【原則1】学習時間は「インプット5:アウトプット1」でインプットを多く
学習時間のほとんど、80~90%をインプットにあてるべし。
「インプット」は、文法書や問題集、品詞分解や読解ではなく「英語を英語のまま聞くこと・読むこと」。
絶対量が大事。
リーディングもいいけど、最初はリスニングだけでよい。
最初の目安(なんとなくわかるようになる)は、1000時間。
(海外に行って、起きている時間16時間がほぼ英語漬けになった状態で3~4カ月)
文法については、中学で普通にやった人は文法のやり直しは必要なし。
中学英語が怪しかった人でも、「中学英語やり直し」みたいな本を1~2周すればそれでよし。
文法をやるのは、「ぼやーんと聞けるようになってから」の方が効果的。
どうしても文法をしたいなら、その文法のセンテンスを「使う状況」までセットで覚えること。
英検の1級・準1級がほしい人のレベルなら2000時間。
すごいナチュラルになりたい人は3000時間。
NetFlixでもYouTubeでもいいからとにかく聞くこと。
私の決意💡
・毎日リスニングした時間を計ろう
・ルーチンの中にリスニングを入れて、聞く音源も決めておこう
(例:毎日のスクールピックアップ30分、「All Ears English」か「Modern Love」のPodcastを聞く)
このへんがいいかな、と。
English Fluency | All Ears English Podcast
Modern Love Podcast - The New York Times (nytimes.com)
The Michelle Obama Podcast on Apple Podcasts
Getting Curious with Jonathan Van Ness - Podcasts Episodes
こちら↑、Brightureで無料で提供されている、おすすめの自習アイテムリスト。
書籍やポッドキャストなどがズラリ。
Brightureに限らず、だいたいのオンライン英語はこうした資料集的なコンテンツを課金していない人にも無料で公開しているので、あちこち見るとかなりためになりますよ。
【原則2】文法学習は後回しにする
中学英語でほとんどの文法をやる。あとは枝葉。
あとは聞いていればわかる。
私の決意💡
・『ロイヤル英文法』よりも英語コミックや簡単な小説を携帯で読む
![](https://assets.st-note.com/img/1681472491971-DI1wySYR4R.png)
シングルで産婦人科医として忙しく働く母と思春期の娘。すれ違いの生活の中での母娘の交流は、冷蔵庫に貼ったメモの往復書簡。そんなある日、実はママが……というお話。
「メモを介しての交流」がテーマなので、短い文章のやりとりがストーリーの中心で読みやすい。
![](https://assets.st-note.com/img/1681473019290-RyLnWwEIgU.png)
村上春樹の英語はシンプルでわかりやすいと評判。短編集でサラッとスキマ時間用。
元ハルキストw
【原則3】和訳・英訳・返り読みをしない
和訳・英訳は「日本語力」のスキル。
最初から英文で書く。絶対に「日本語で書いて英訳」をしない。
具体的な上達法①:最初にフォニックスを学ぶ
(これ、自分の子どもの最初の英語教室を選ぶときの基準でした!)
具体的な上達法②:発音を学ぶ
発音は習う方が早い。半年くらいやっていると「ハズしたとき」がわかるようになる。
発音だけやったっていいくらい。
「自分は発音が悪いから…」と話すときにビビらないで済むのは大きい。
(はい、ビビってます…w ブライチャーのPPクラスをやる予定)
具体的な上達法③:インプットする、リスニングするに限る
オーディオブックでもYoutubeでもなんでもいい。
単語はやってもいい。ある程度知っていると聞き取りやすい。単語力ならDuolingoなどのアプリを使うのもよい。
リスニングだけしてればいい!って割り切っちゃえば気分的にラク!
具体的な上達法④:ネイティブを真似る
名スピーチの真似とか、詩の朗誦とかかな。アマンダ・ゴーマンとか。
スピーチは衆人に向かって言っているからわかりやすいし、詩はリズムがいい。
具体的な上達法⑤:しゃべってみる
PDCAを回すことを意識してしゃべる。この頃にはもう1000時間くらい聞いている状態。
簡単なことがスムーズに言えるのが大事。
アウトプットして失敗するのはOK。気づいて修正していれば、やっているうちに間違えなくなる。
英語はスポーツみたいなもの。
やってみては修正かける。
具体的な上達法⑥:少しずつレベルをあげていく
細切れでもいいから、「ナチュラルに話せる」ものを増やしていく。
ライティングも大事だけど、書くのは調べる時間がある。
しゃべる方が難しい。
まとめ
英語学習は、とにかくインプットをやる。発音はお金を払って習う価値がある。
日本語で解説されている英語学習動画を観るくらいなら、その分、海外ドラマや海外Youtube、読書などに充てる方が断然いい。
ということでした。
そして、ブライチャーの体験レッスンをしてみました。
ちゃんと止めて指摘してくれるのでありがたい。50分で長くも短くもなくちょうどいい。「松井さんのVoicy聞いてるんだね~」とか話して盛り上がって、お会いしたことのない松井さんと知り合いみたいな気分に……w
まずはリスニング、リスニング!
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![Yuriko | 教育移住6年目(マレーシア→カナダ)☕海外バイリンガル子育て](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157141780/profile_78b69ecd2169dc37317bdad23f38b22c.png?width=600&crop=1:1,smart)