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【限定版】学費の高いインター校 VS 安いインター校。満足度はどっちが上?【結局、マレーシア留学ってアリ?ナシ?1】

割引あり

先日、ニュースなどで取り上げられてまた盛り上がりを見せている「小中学生のマレーシア留学/教育移住」。

「マレーシア教育移住、また話題だけど、本当のところアリ?ナシ?」

「イギリスの名門校の分校で『本国と同レベルの教育』と謳っている学校がいくつかあるけど、どこまで本当?」

「しょせんは非英語圏でしょ? 発音はどうなるの?」

「物価高と円安で、日本で暮らすより高くつくって聞いたけど、それでも行く価値ある?」

「イギリス人やアメリカ人でわざわざアジアに来るなんて、先生のレベルとしてどうなの? お金目的? 優れた先生なら自国に留まるのでは?」

なんて気になる方もおられるのではないでしょうか。

本気で検討すればするほど、いろいろな疑問がわいてきますよね。

今日は、久しぶりにそんなマレーシアの話をします。
オフレコの話が多々含まれますので、本当に興味のある方だけに。
内容については、他言無用でお願いできれば幸いです。

本音を書きすぎたな、と思ったら記事を削除するかもしれません(有料記事が下書きに戻せないnoteの仕様のため)。でも購入後であれば記事を削除した後もそのまま読めますので、ご興味のある方はお早めに読んでいただければと思います。

今回書く内容は、私の個人的な経験(実際に体験したこと・見たこと)と、親しいお付き合いのある方たちから聞いた話に基づいています。
あくまでも「私の観測範囲内で」ということになりますが、マレーシアに3年間、カナダで3年目(続行中)で教育移住している経験上、視野はそれなりに広いと思います。

信頼できる友人がこっそりと打ち明けてくれた話
現地のママ友が忠告してくれた内容、
インター校の現役の先生がオフレコで話してくれたこと、
インター校見学の際に担当者がポロっと漏らした話、
エージェントと親しくなって聞いた裏話……

そんな、数年間にわたる観測と体験に基づいたお話です。

長くなるので、【結局、マレーシア留学ってアリ?ナシ?】というシリーズとして何回かに分けて書いていきます。(以下は仮の予定です。順番など前後するかも)

1:学費の高いインター校 VS 安いインター校。満足度はどっちが上? ←イマココ

2:マレーシアのインターで教えている「ネイティブ教師のレベル」の話。(わざわざアジアに来るその理由)

3:マレーシアにいくつかある「イギリス名門インター校の分校」で「英国本校と同じレベルの教育」って本当?どこまで信じていい?

4:「お手頃インター」だけどネイティブ教師率80%。そのカラクリはこうなっていた!(担当者が暴露)

5:教師の「ネイティブ率」、どこまで気にするべき?

6:マレーシアって非英語圏でしょ?英語は身につく?発音はどうなる?

7:日本人の多いインター校で起こっている問題とは?(いじめ、盗難…)

8:失敗したくない! マレーシア留学に「失敗」「撤退」するパターンって?

9:短期間なら意味ない?ある?マレーシア留学はいつから何年いくのがおすすめ?

10:完全ガイド。マレーシア教育移住の「出口戦略」ケーススタディ

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気になる学費問題。学費の高いインター校はいい学校なの?


マレーシア教育移住で最初に検討すべきことは?

まず、マレーシアに教育移住を、と検討したときに最初に考えるのは「学校をどこにするか」ではないでしょうか。

「住むエリア」と「学校」なら、教育移住であるなら教育が目的であるので、「学校」を先に決めるのがおすすめです(だいたいの立地も含め)。

また人によっては、まずエージェントを探す方もいると思いますが、エージェントを先に決めると誘導されてしまいかねないので最初は無料相談程度にとどめておくのがおすすめ。また、マレーシア留学に必ずしもエージェントは必要ではないです。

学校を決めるときの避けられない要素に「学費」があります。

ほとんどの場合、かけられる予算は限られていると思います。その場合、まず「学費」で学校選択のふるいにかけるのは合理的です。「年間の学費がいくらまでの学校なら行かせられるのか?」というお財布事情との相談ですね。

学費は毎年あがります。
そして、その上がり率は物価の上がり率よりも大きいです。
(物価上昇による値上げ+学年が上がると学費の設定自体が上がる+円安の具合)

また、学費に含まれていない金額がどれくらいかかるかも、入学前はわかりづらいです。通学バス、ランチ代、英語補習クラス(ESL)代、追加費用の必要なクラブ活動に入りたくなるかならないか、学校外でさせたい習い事や家庭教師の必要性など、不確定要素は多いです。


意外に高い!?マレーシアインター校の年間学費


私の過去の記事でも、マレーシアのインター校の学費は「松竹梅」のレベルに分かれる、と書いたことがあります。

それから数年経ち、松竹梅は「特松」「松」「竹」、そして一部「梅」の超ローカル校がチラホラ……くらいの感じに、全体的に値上がりしています。

「特松」と「梅」の金額差はざっと4~5倍です。「特松」は年間の授業料が300万円前後かそれ以上、「梅」が年間50~80万円、というところでしょうか。
(学年にもよります。学年が高いほど学費もあがります)

日本にあるインター校の学費が200万円台程度ですので、「マレーシアのインター校の学費」が「高い」か「安い」かは、なにと比較するか・どこに価値観をおくか、によりますね。

この学費の大半はなにに使われる?答えは○○費


学費の高いインター校と安いインター校。何が違うのでしょう。
そもそも、生徒の家庭が払う学費の大半はどこに消えるの?

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