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2024年2月の読書まとめ
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2月は、1月から引き続き『夜明けの図書館』と『税金で買った本』を、寝る前読書として少しずつ読み進めていました。
『夜明けの図書館』は遂に最終巻を残すのみとなり、『税金で買った本』も最新刊に追いつきそうで少し寂しい。
どちらも図書館を題材にしていながら、扱っている内容もノリも違い、楽しく読めてます。
読み終わったら、感想を残しておきたいと思っています。
活字は、気になっていたエッセイ系の本を何冊か読みました。
『阿津川辰海読書日記』は、ミステリー作家であり無類の読書好きである著者の本への愛と博識ぶりが分かります。未読の本の方が多いですが、それでも面白く読めました。
自分の大好きを凄まじい熱量で他者に紹介する。しかも、その紹介の仕方が上手いとあって、最後までニコニコと気持ちよい読書となりました。
久しぶりに芥川龍之介への熱が再燃し、その流れで前から読みたかった黒岩涙香にも手を出すという、過去へと遡る旅でした。
涙香の流れから、クイーンの定員にも選ばれたエミール・ガボリオ「バチニョルの小男」を再読しましたが、1870年代の作品ですが、現代に読んでも良くできたミステリ短編として素晴らしいものだと再認識しました。
3月は、もう少し黒岩涙香を読み、ビル・プロンジーニを10代の頃に読んで以来の再読をしたい気持ちがありますが、その時の気分に任せて何を手に取るか決めたいなと思っています。
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