大川橋蔵・主演 銭形平次 第147話「子供が見た」（1969）紹介と感想
原作：野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本：高橋 稔
監督：佐々木 康
あらすじ
ある夜に起きた般若の仁兵衛が殺害された現場を目撃した子供がいた。
子供の名は大吉。平次は、大吉の命が狙われる可能性があると、子供の周辺を警戒することにした。
一方、万七は現場に落ちていた煙草入れから大吉の父親を捕まえる。
大吉の真剣さを信じる平次は捜査を続けるが、目を付けた容疑者は空振りで捜査は難航する。
そんな時、ふと耳にした言葉から事件解決へのヒントを得るのだった。
紹介と感想
子供を信じたい平次、その考えを支え励ますお静。二人の優しさが身に染みる物語です。
子供と真剣に向き合う優しさと、今回の事件に関係なくてもヤクザには容赦ない親分の人間性がよく見える作品でした。
子供と仲良く後ろの正面だあれしている八五郎、良い人ぶりが良く表れていました。
万七は相変わらず平次へ隠し事をしたり、子供の面倒を平次へ押し付けたりと、良い性格を見せていました。
親を思う子供の心と、その子供の言葉を信じる平次の心。相手を思う心が報われて良かったです。
※2024年9月13日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
宇之助／三島耕
お久／田島和子
徳三郎／林真一郎
鉄五郎／最上竜二郎
大吉／山田人志
大川橋蔵版レギュラーキャスト（当話出演者のみ）
銭形平次／大川橋蔵
八五郎／林家珍平
お静／八千草薫
万七／遠藤辰雄
清吉／池 信一
お弓／鈴村由美
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