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大川橋蔵・主演 銭形平次 第154話「闇夜の短筒」(1969)紹介と感想
原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:岸生朗
監督:佐々木康
あらすじ
通りざまに銃で打ち殺す辻強盗が行われるが、手に入れた金はしけていた。
男達は、確実に金を手に入れるため押込み強盗を企て、押込み先でも番頭を撃ち殺した。
小僧に変装した怪しい男を八に付けさせた平次は、怪しい道場を知ることになる。
平次は、お静と八五郎の二人を潜入させるが怪しまれてしまう。
果たして、平次は二人を無事に救い出し、犯人一味を捕まえることができるのか。
紹介と感想
極悪な事件を起こす犯人一味と平次一家の姿を同時に描く本作は、息詰まる双方の対決を中心に展開していきます。
そんな今話のオススメシーンは、お静と八五郎が潜入するシーンになります。
特に八五郎は髭までつけて怪しい医者過ぎて、やっぱりバレてるのが面白かったです。
万七も捜査を頑張っていたので、江戸中の神棚に万七の名前を祀られる日まであきらめずに頑張って欲しい。清吉も走り回ってお疲れさまです。
ミステリ的興味は無く、事件の非道さの割には比較的静か目な展開をしますが、犯人と一対一で展開される殺陣の面白さとレギュラー陣の描写が良かったなと思う一編です。
※2024年11月1日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※
アマプラの東映オンデマンドでも観れます。
キャスト
ゲスト
斧塚一貫/原 健策
権田三九郎/楠本健二
仙蔵/鮎川浩
八十吉/小沢文也
お兼/山田桂子
大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
銭形平次/大川橋蔵
八五郎/林家珍平
お静/八千草薫
万七/遠藤辰雄
清吉/池 信一
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