2024年8月の読書まとめ＋『にじさんじ さんばか～にばる 1』『にじさんじ 2』『大家さんは思春期！18』『なぜ日本人は神社にもお寺にも行くのか』感想

8月は、引き続き小市民シリーズを読み進め、メグレとクリスティーも読みつつ、普段あまり読まないタイプの小説も読めてと、数は少なめですがバランスよく読めました。
それ以外には、絵本を読む頻度が増え、久しぶりに小説とエッセイ以外の活字本を読んだことが印象に残りました。

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原作：にじさんじ　作画：221『にじさんじ さんばか～にばる 1』（2020）

にじさんじ所属のアンジュ、リゼ、戌亥の「さんばか」が配信に邁進する日常を描いた漫画です。

デビュー配信から始まり、実際にあった配信をもとにエピソードが組み立てられており、懐かしい気持になりました。というか、既にデビューしてからこんだけ時間が経っているのかと驚いた方が大きいかもしれません。そりゃ、自分も歳をとるはずです。
群雄割拠のV界隈で、変わらず元気な三人の初期を思い返すこともできて面白かった。

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原作：ANYCOLOR株式会社　漫画：ベラボウ『にじさんじ 2』（2024）

花畑チャイカが経営している店に集まる悩めるにじさんじライバーの悩みを、常連の剣持刀也も交えて相談に乗る週刊コロコロ連載のえにから公式コミック第２巻。
今回は店の中に留まらず、にじさんじ甲子園やROF-MAOによるスタジオからの脱出、月間コロコロ連載のでびでび・でびると剣持がメインの漫画も収録。というか、店の外に居る方が多いです。

今回も全力コロコロギャグで、どのライバーもコロコロから逃れることはできませんでした。でびちゃんのおかげでうんちも大量投入されて、よりコロコロしてます。
次回もでびちゃん大活躍の予感だが、他に誰が出るかも楽しみ。

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水瀬るるう『大家さんは思春期！18』（2024）

チエちゃん以外にも動きが出てくる18巻。
今回はアパート側の描写が多めで、大人達もアパートに来て良かった事を語り合ったり、これからの事を語ったりと、変化の様子が描かれていました。馬場さんもアパートに慣れて一安心です。麗子さんのチエちゃんへの愛の重さは変わらず安心しました。

公立へ進学することを決めたチエちゃんも、アパートの将来像を思い浮かべたり、みんなアパートが大好きであることを再確認。
遂に卒業位しか学校イベントも残っていない中、高校編へ続いてくれるのか別のドキドキも残ります。次回も楽しみ。

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島田裕巳『なぜ日本人は神社にもお寺にも行くのか』（2017）

宗教学者である著者が、日本では明確に違いが分かりづらい神社とお寺について解き明かす本です。
自分も例にもれず無宗教を標榜する日本人の一人ですが、本書を読むことで何となくしか違いが分からなかった二つの施設について、歴史上でどのような道を辿り、分かち難い存在となったのか、現在においてどのように日本人に影響を与えているのかが分かりました。

どちらも殆ど歴史を知らなかったので、釈迦の教えが日本に入ってきたのは遅かった、仏の種類、神仏習合の歴史、柏手を打つようになったのは明治になってからなど、興味深い内容が多かったです。