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2024年7月の読書まとめ+『もふピヨ』『紫京院ひびきの華麗なるお遊戯 1』『ぷにるはかわいいスライム 1』『豆狸のバケル 1』感想

7月は小説と漫画ともに程よく読め、小説も新規と再読のバランスが良かったので満足しています。
特に、読めていなかった『アフター・アガサクリスティー』を読んだのは大きかったです。



さんぽいも『もふピヨ』(2024)

もふピヨ達が暮らすもふもふの里の四季折々の中で、もふピヨの日常と多量のもふもふを描いた癒しの一冊です。
もふピヨの少し精神不安定な部分が程よく癖になる世界観になっています。
こんなに日常的にもふもふできる環境は夢の里すぎて過剰摂取注意ですね。もふもふになってもふもふの里で暮らしたくなる。もふペンギンさんの大人感が好きでした。
もともとキャラクターとして好きだったけど、世界観が掘下げられてより好きになりました。


漫画:深山キリ 脚本:大場小ゆり『紫京院ひびきの華麗なるお遊戯 1』(2024)

「プリパラ」から「アイドルランドプリパラ」へのアップデートに失敗し、多くのプリジェンヌがプリパラを忘れて過ごしているヨーロッパラで、紫京院ひびきが怪盗ジーニアス・ネオとしてプリジェンヌ達を呼び戻すため暗躍を始める。しかし、少年探偵クリスが怪盗の正体に迫っていた。
ひびきが主役のプリパラスピンオフ漫画になります。全編ひびきのカッコよさに溢れており、プリジェンヌも舞台に立つアイドルだけでなく、ファンやスタイリストなど、プリパラを支える全体が対象になっており良かったです。
今巻は、正体バレかっ!という所で幕のため、次巻が楽しみ。


まえだくん『ぷにるはかわいいスライム 1』(2022)

中学2年生のコタローが7年間に偶然作ったスライム生命体ぷにるとコタロー達が巻き起こす日常ラブコメ。
前から気になっていましたが、アニメ化の勢いもあり遂に読んでみました。
コロコロ的でありながら、しっかりラブコメの要素も入っておりめちゃくちゃ面白かったです。
ぷにるも濃いですが、コタローの周囲の人の濃さがすごすぎて、意外とぷにるが普通に見える時もありました。かわいいに拘るぷにるの気持ちも分かってしまいます。かわいいは強いから。
ライバルになりそうなルンルーンの擬人化が登場したところで幕となったので、今後どうなるか楽しみです。


古本ゆうや『豆狸のバケル 1』(2024)

日本の祭りをすべてオラクル祭りにするために全国民を洗脳しようと企むオラクル祭太郎の野望を阻止するために、祭り大好きの豆狸のバケルが相棒のスンとともに日本中を旅する大冒険が始まる。バケルが憧れの人間に出会ったお祭りを描いた過去編も収録。
コミカルな世界観のアクションゲームの漫画化になります。
ゲームのノリが上手く漫画で再現されており、一話毎のページ数も多めなためストーリーもしっかり盛り上がっています。
久しぶりにコロコロ冒険物を読みましたが、やはり楽しいですね。
キャラが揃ってくる次巻が更に楽しみです。



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