#税金で買った本

2024年10月の読書まとめ+『あくまのかんづめ~周防パトラのエッセイ集~』『スロウスタート12』『税金で買った本12』『世界の雪景色』紹介と感想
今月は小説にエッセイに絵本に漫画に写真集と、数は多くないけど種類的に結構盛り沢山な読書になったと思います。 周防パトラ『あくまのかんづめ~周防パトラのエッセイ集~』エムディエヌコーポレーション, 2024 VTuberとして活躍する周防パトラ初めてのエッセイ集になります。 生い立ちから配信裏話、好きなものの話しなどエッセイの他に、上坂すみれ、真鍋賢行との対談や悪友Mちゃん書下ろしの漫画など盛り沢山の内容になっていました。 パトラの本音が余すことなく描かれており、配信で魅

2024年11月の読書まとめ+『追憶の欠片』『税金で買った本13』『ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム』『徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』紹介と感想
今月は自費出版のエッセイに名作児童書に古典文学にと、いつにも増して不思議な読書傾向の月でした。 山本重光『追憶の欠片』文芸社, 2022 母が認知症で思い出を忘れていくのをきっかけに、自分もどんどん忘れていくのだろうかと考えた著者が、自身の人生を振り返るエッセイです。 中心となるのは十代の頃の思い出であり、後半に父について触れています。 父が教師であったため転勤も多く、北海道内の様々な場所で幼少期を過ごしたが、どの土地にも様々な思い出がありました。 自分はこんなに幼少