銭形平次捕物控211「遠眼鏡の殿様」(1949)+北大路欣也・主演5-6「遠眼鏡の中の女」 紹介と感想
あらすじ
弁慶の小助親分から四谷伊賀町で起きた殺しについて助けを求められた平次。
四谷伊賀町の三千石の旗本・伊賀井大三郎が遠眼鏡で清水屋の娘・お君の笑顔を見たのが事の発端だった。
お君に惚れた大三郎は、焼妬焼の妻・弥生をひと間に押し込め、お君を奉公に上がらせろと、清水屋へ迫っていた。
伊賀井家出入りの植木屋の妻・お滝の協力のもと、金ずく、義理ずく、力ずくで清水屋を説き伏せる。
しかし、ついに明日は伊賀井家に奉公へ上がろうかという晩、お君は家の裏口で、お滝が御仮屋横町の入口