虚無と笑顔の狭間にて
2015年6月27日、数年ぶりに舞浜ランドで終園時間まで遊び、帰宅した。
えびが音楽の日に出る時間には間に合うかなと思いながらも、満たされた疲労感から、明日録画を見るようにしようと考えていた。
しかし、ちょうど帰宅したタイミングで「こんばんワン♪」をはしもとくんにかまされ、疲労感も吹っ飛び結局リピートをするまでに至る。
そしてこの選択が、数十分後からの私を狂わせたのだ。
Twitterを見てると、中山優馬くんが次に登場すると流れてきた。
優馬くんの曲は親しみやすく、ダンスも真似したくなるようなものが多い。
私は彼の歌声が好きである。それでいて少年倶楽部でのYOLO momentバックのTravis Japanを思い出し、あわよくばTravis Japanの兄組だけでも出てこないかな、と眠気が吹っ飛んだ私はそんな希望を抱いていた。
そして優馬くんが白の爽やか衣装でYOLO momentを歌い出した。一人で歌い出したため、今回はバックなしなのか~と淡い希望が絶たれた。しかしそれも一瞬のことであった。
優馬くんが人を呼び寄せる仕草をする、そして若い衆がいきなり現れた。
脚が長くてしゅっとした子たちが急に。
誰!?dare!!!!!????だれ!!!!!?とあの時間にも関わらず、柄にもなく興奮して声を荒らげてしまった。
目黒くんはすぐにわかった。目黒くんのお尻がドアップに映る。
すると誰だ、隣の薄い尻は誰だ??もしかして、あれ、
そしていたのだ、森継亮太が。しゃかりきに踊っているのだ。
笑顔をふりまいて。
そんな姿に後ずさりし、悲鳴を上げ、気が付けば森継亮太を食い入るように観ていた。
私の知る森継亮太は、基本的に虚無な表情で、長い腕を中心に踊っているイメージであった。これは現場としては、今年のジャニーズワールドと先日のえびのEarly Summer concertを基に。映像としては少年倶楽部、特にはしもとくんの「Dance!」の際の印象が大きい。不思議と決してやる気が無いという印象は受けない。虚無という言葉が非常にあっている。この言葉を彼に当てはめた先人のセンスには脱帽しかない。
そんな彼が本当に楽しそうで、よく現場で一緒になっている目黒くんや原くん、岸くんと目が合うたびに更に楽しさを爆発させ、しゃかりき度を増幅させる。そしてその度に私の中の森継亮太の存在が大きなものへと変化していったことを、数日たった今、実感しているのである。
私は、アイドルの笑顔に弱い。それも湧き出る笑顔に。
その笑顔を、私の好きな笑顔を、この時の森継亮太がしていたのだ。
一曲目のYOLO momentを終える直前、後ろを向いた優馬くんと目が合い、「やばい楽しい」と優馬くんへ向けて言っているような表情・笑顔を見たとき、私もどこかで「やばい」と悟った。振り返れば、「好きだ」だったのかもしれない。
以後、私は森継亮太について、調べ始めた。
生粋のヒモ属性であるなんて、好きに決まっているではないか。
自身の記憶も掘り出している。直近のえびのEarly Summer concertでは、えびがバックステージへ行ったり、ファンサ曲になると目の前にいるJr.を観ていたので記憶に新しい。また、五関ソロの時は4人を中心に観ていた。心底かっこいいと思っていたし、五関くんの手を掴む森継亮太の立ち姿は、とても美しかった。さらに、大サビ前の地面に仰向けになるところ、防振双眼鏡で毎度4人を見ては興奮していた。散々踊った後なので、胸が大きく上下し呼吸をしている様が貴重なる映像、青少年の美しき鼓動。それがなんとも言えない光景であった。
ジャニーズワールドでは、LGTEの際、ステージ上にえびが不在であったため、森継亮太を観ていた。近くに高橋実靖がいたこともあり、相まって表情虚無エリアと呼んで楽しんでいたことも思い出した。
えび座は全く覚えていないのだが、原ドーベルマンの手綱を引いていたのが森継亮太だと知って、それを記憶していないことへの後悔の念が募っている。
こうして少しずつはまりかけている中、7月10日を迎える。
優馬くんがMステに…。
淡くも大きな期待を持って、録画予約をばっちりとし、出勤をした。
午後8時、36氏と約束していたため、焼肉へ。
ここ最近の森継亮太事情について、尋問を受けた。大変怖かった。
そして数十分後であったか、Twitterを確認していた36氏より、
Mステバックに森継亮太の報告を受ける。
噛んでいた特上タンが、より一層の甘味を帯び、幸福感に包まれていく。
そして読みが当たったことへの満足感。
これはこれは、Jr.担の方はこんな楽しみがあるのか、と、嶺亜担の36氏を前にして思ったことも書いておく。
と、つらつらと語ってみたのだが、森継担を名乗るまで時間の問題なのかもしれない、と宣言しておくのが目的。初々しい気持ちの純粋さは清く、はしもとくんに堕ちた期間の記憶も大好きなのであるが、文字として記録をしていなかったことを後悔しているため、試しに森継亮太へのことで記録しておく。
1度二足の草鞋は向いてないと学んだはずなのに、性懲りもなく繰り返そうとしている。そう、今回、担降りでは全くないのだ。はしもとくんは超絶好き。
ルードウィヒより継続していたはしもとくんへの熱が、少し落ち着いたタイミングだったのが悪い。
そこに漬け込まれた私。新しく湧いた気持ちを無下にはできないようだ。
これからどうなっていくか分からないが、「DreamBoys」に森継出るのかな、と期待して申込みするぐらいになっているので、森継担を名乗るのも時間の問題だと思う。
だからね、お願い、辞めないでね。