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【占星術で考察】まもって守護月天!★試練がつくる自分軸

2024年も二十四節気の立秋を迎えました。

占星術的にいえば、立秋は獅子座の15度。
獅子座のパワーが「らしさ全開」の度数です。

相変わらず酷暑は続きますが、道端に蝉の亡骸を見つけると、夏を終えた命に感じ入るものがあります。
少しずつ、でも確実に。季節は移りゆきます。

「自分らしさ」を考えると、好きなこと、得意なことにフォーカスすることが一般的。
ですが、「自分軸」を考える時には占星術では「試練の星:土星」が重要な役割を担っています。

まもって守護月天!にも「試練」を担う精霊が登場します。
大地の精霊キリュウです。

キリュウの過去と葛藤を描いた「万難地天の憂鬱」は、雑誌連載当時何度も読み返した思い出があります。

試練があれば、成長があります。
自分自身の試練を超えたあとのキリュウには、すがすがしさと頼もしさが感じられました。

★試練の星『土星』
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占星術で試練を与える役割を担っているのは「土星」です。
伝統的な占星術ではズバリ「凶星」と呼ばれ、嫌われがちです。

出生図ホロスコープにおいて、土星がどの星座、どのハウスに座しているかで
その人が苦手に感じやすいものを読み解きます。

ちなみに、戦いの星・火星も吉凶占いをするときは「凶星」あつかいです。
反対に「吉星」とされているのは拡大と幸運の星・木星。
愛と美の金星は「小吉星」とも呼ばれます。

★自分軸を作る
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土星は、試練を与えるだけの難儀な星ではありません。
土星の与える試練は、乗り越えることで大きな成長をもたらします。
主人公の太助も、作中でキリュウの試練に対してそんなこと言ってましたね。偉い!

占星術では、月がそのひとの「根」をあらわし、太陽が人生の「幹」のような星なら、土星は「軸」をつくる天体です。
三つの天体ががそろうことで、スッと一直線の自分軸みたいなものが形成されます。

3精霊がそろったことで、太助の自分軸を形成する要素がそろった、ともいえますね。

自分らしさを見失いそうになったとき。
あえて試練の星、土星に挑むことで新しい自分軸をつくれるかもしれません。

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