【Weekly Playlist】180409週のおすすめ
少しコンセプトを変えてみます
今週からは当該週に発見した曲(必ずしも当該週リリースとは限りません)を軸に、その曲から連想される曲をセットにしてみました。
連想は、単に僕が似ていると思った曲や、そのアーティストの過去作や関連作、影響を受けたであろう作品、同一のプロデューサーなどいろんな切り口で直感的に選んでいます。
軸曲1 _ Tracey Thorn - Smoke
この曲にイントロが似ていると思ったJessie Wareや影響がありそうなAlyson Moyetを選んでいます。
軸曲2 _ The Voidz _ ALieNNatioN
すっかり気にいってしまったThe Voidz。アルバムも分裂症なみにバッラバラな曲が並んでいますが、この曲は珠玉。Pinbackに似てるなと思いました。あとはストロークスのほうでのジュリアン・カサブランカスらしいかなりヘンテコなのにかっこよくてキャッチーな「Taken for a fool」もご紹介。
軸曲3 _ Janelle Monae - Pynk
今年も最も新作が期待されていそうな人のうちの一人のジャネル・モナエの新曲。
デビュー作でのBig Boiとのファンキーなヒット曲と「Pynk」のプロデューサーの仕事を併せてご紹介。
軸曲4 _ Tom Misch _ Lost In Paris
すべての楽器を巧みに弾いて洒落た音楽を作ってしまうトム・ミッシュくん。サマソニも来ますね、そういえば。
彼の音楽にはジャズの解釈が含まれますが、同時代でジャズを現代にアップデートしようというソロ・アーティストとして連想される存在としてニック・ハキムを挙げておきます。
軸曲5 _ Unknown Mortal Orchestra _ Everybody Acts Crazy Nowadays
新作の先行シングルがバリバリのギターが鳴っていましたが、アルバムは蓋を開けてみるとUMOのルーツのひとつでもあるサイケデリック色が全開でした。
アルバムの雰囲気から連想したテーム・インパラと、90年代のサイケ大王、スピリチュアライズドと一緒に。
軸曲6 _ Ravyn Lenae - Sticky
最近知ったのですが、デビューは少し前で17歳でのデビューだったそう。いわゆる「天才」という冠を付けられて紹介されていたタイプのアーティスト。
その時から圧倒的な完成度で、そして間違いなくエリカ・バドゥの影響を感じさせます。同じテイストとして6月に来日も決まっているH.E.RとRavynも属する錚々たる面子を誇る音楽家集団「Zero Fatigue」からプロデューサーでもあるMonte Bookerをご紹介。