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KOBUKURO LIVE TOUR 2023(-2024) “ENVELOP”/二人でいることの強さ、あなた色の声
“ENVELOP” = 包み込む
というタイトルのツアーが 2023年夏
コブクロがうまれた街・堺東からはじまり、
わたしは10/22・セミファイナルの
チケットを手にしていた。
GLORY DAYSツアーに続いて
今年もさいたまに来てくれる…!
そして心ツアー(2017)ぶりの
さいたまファイナル…!
しかも10月という自分が心身共いちばん健やかで
いられる季節…!
なのがうれしくてたのしみで、、🍂🐢
めちゃめちゃにしんどい夏も、
心が疲弊して立ち上がれなくなったりしても、
この日があることを支えに なんとか生き延びた。
この日々の先に会える約束があるって、ほんとうに生きる力になる。
もうつらい、となっても、二人に会えるまで、
なんとか…がんばらねば…!と思えるから。
自分にとって必要で特別な、
一年のうちのたった3時間、のために。✊🏻
(いざライブ!の前に、
こんな書き出しになるとは、と思いつつも
書かないわけにはいかない出来事が。。)
夏から各地で公演を重ねていくなかで、
できる限り情報を入れないようにしながら
あとすこし、もう今週末、、!と
ちょっと泣きそうにもなりつつ
二人に会える日にこの手をのばしていた月曜の夜、わすれもしない10/16に届いたメール。
目に飛び込んできた文字に息がとまった。
「黒田俊介体調不良によるツアー2023埼玉公演の開催見合わせのご案内」
「急性肝炎」「入院」
「中止と判断せざるを得ない場合も」
…なかなかにズシン、と胸にのしかかる言葉たちだ、、
まずくろださんが病気で入院した、という事実が
あまりに衝撃的で。
くわしいこと、どんな状態なのかがわからないだけに心配が募った。急性肝炎 とは、、
あとすこし、とのばしていた手の先にある未来が
ふっと消えて遠くに行ってしまった感覚があった。
「皆さん申し訳ない」
というくろださんの言葉に胸が詰まった。
果たしてくろださんの治療、回復にどれくらい…
元気になったとして、それからまたライブができる状態になるまでどのくらい、かかるんだろう…
今はただ、先の見えない今を受けとめて、
いちばん心を痛めているくろださん、そしてこぶちさん、バンメンとスタッフのみなさんに心を寄せるしかなかった。
不思議なほどにこういうのって重なるもので、、
ちょうどその日の、その数時間後、
あまりにも信じがたい、自分が生きてきたなかで
とてつもなく大きな衝撃と深い悲しみに直面した
わたしは一気に暗闇に立ち尽くしてしまった。
そのときに綴っていた記録を ここに。✍🏻
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心の支えにしていた、二人に会える日が
目の前から無くなってしまったことが
心にぽっかりとあいた穴、のようになっていた。
一年に一度会えれば、あの3時間があれば、、
と何度も思いながら 日々をどうにか過ごしているもので、冬の気配を感じるようになってきてからは、あぁ…今年は会えなかったんだなぁと 急にどうしようもなく切なくなったりもした。
それでも とにかく、
くろださんの回復を願いながら、
二人はどうしているかなぁ、、と
思いを馳せたりしながら 待つ日々のなかで、
くろださんの退院報告や
万博のイベントで1曲だけ歌えたときの姿を見て、
わあぁ…よかったぁ…むりしないですこしずつね、ゆっくりね、と うれしさと心配が混じったような気持ちでいた。
ただ元気であいたい、それだけだった。
そうして年が明け、2024年。
つよつよの寒波が来ていて
もうめちゃめちゃに寒い 1月25日。
わたしは振替セミファイナルのチケットを
握りしめて、有明に向かっていた。
そう、思っていたよりも早く、二人に会える日が
やってきた、!
会場はさいアリではなく有明の東京ガーデンシアターになって、チケット取れるのだろうかとどきどきしちゃったけど、とれた、!うう!涙
わたしたち母娘にはなかなかの遠出であったけど、二人にあいたいきもちだけで有明へ。✊🏻
(真っ昼間にいぬのさんぽをして、めっちゃ着込んで、おなかと足にカイロ貼って、、🧣笑)
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ここで、開演前にもうれしいことが。
ライブ自体 前回3年ぶりに行けたのもあるし、
ここ数年は昔みたいにライブ前に友人と集まる
みたいなことがあまりできずにいたけれど、
ひっさしぶりにそれができたの、うれしかった
なぁ…!
住む場所も 普段やっていることもそれぞれ
ばらばらなのに、ここに来るとあの子がいる、
あのライブではあの子に会えたなぁ、みたいなの
いいよね。
わたしは交友が広くはないけど、
いつもその輪のまんなかにいる友だちがいて。
みんなを照らす太陽のような人で。
でも、しばらくの間 どうしてるかまったくわからなくなって ずっと気にかけていた。
その子とここで久々に顔を合わせたとき、
思わず抱きついていた。
そんなの、コロナ禍になってから全然できずに
いたのにね、
はぁ〜、、よかったぁ、元気でいてくれて、
また会えてよかったなぁ、と ほっとしたら
涙がでてきて。
そしたら彼女まで泣くもんだから、、
「え〜っ、(自分)なんで泣いてんのぉ、、」って
言いながら。😂
そんな涙の再会、や みんなで笑いあう時間があってからのライブは なおさらグッとくる瞬間や、
大切なひとたちが思い浮かぶ場面があって、
もっと特別な時間になっていた。
うん、やっぱり、これもふくめてライブだなぁ。
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それともうひとつ、思ったのは、
友人たちとも もう出逢って10年くらいで。
コブクロとの関係みたいなものも変わってきているなぁと。
学生時代は かっこいいー!すきぃ!と
二人を夢中で追いかけていて、
妄想したり きゃあきゃあしたりと
“恋”の要素が強かったなと思う。
それから10年以上…15年くらい二人と共に歩いてきて、仕事だったり結婚 子育てだったりと
それぞれの道を生きているなかで、二人にもいろんなことが起きては越えてきたりもして、
それでもこうして離れずにいて…
今ではどちらかというと“愛”だなぁと思う。
家族のような、帰ってくる場所…実家のような、
もうなにがあっても一緒にいるから、みたいな
どっしりした愛と信頼関係を感じてね、
それはコブクロからわたしたちへも同じで。
ずっとそばにいてくれる存在で。
そんな関係、一緒に歳を重ねていけるって
いいなぁ、としみじみ思ったのだった。
もちろん、今でもずっと恋してるけどね。
“恋なんて病 君となら一生恋したい” もんね。
“向き合うのが恋
愛はもう同じ未来へと 向かいながら
夢育む winding road
だから いつまでも君と向かい合ったままで
愛に辿り着けたら・・ ”/君色
ってこぶちさんの言葉そのままの気持ちだなぁ、
なんて思ってる。
🤝🏻
(ライブまでの道のり長すぎてるけど
いつものことだし、自分のために書き残して
おきたいのでよし、!)
今回の座席はバルコニー2階のくろだ側2列目🙋🏻
(でましたやっぱり To calling of kuroda~!)
(ひとつ前の記事参照)
ちょうど角っちょあたりで、視界は良好だった◎
(ちなみに幻となったさいアリの座席は
アリーナ60列目だったの、どれくらい後ろだったんだろう、、なにもみえなかったかも、、😂)
会場に流れるいつものジェイムス・テイラーの曲や『焚き火の様な歌』と能登半島地震義援金の
お知らせに胸いっぱいになりながら開演を待ち、
ついに、このときが、、
あぁやっと、ようやく くろださんに、
コブクロに会えるんだ、、と思ったら
妙に緊張して すでに泣きそうになっていた。
ぐっと手を伸ばして一度届きかけては遠くにいってしまった未来が、もう、すぐそこにある。
そして目の前に現れた二人、、くろださんん!
割れんばかりの おかえり!の拍手に包まれて、
くろださんが、コブクロが帰ってきた、!
あの、くろださんの姿を目にした瞬間の、
ステージに帰ってきた、その場に立ち会えているんだと実感した瞬間の、
ぐわぁ……っ!!と身体中に湧き上がった
熱い気持ち…ずっとわすれないだろうな。
なんだかんだ今回も、会えるまで長かった
なぁ、、まってたよ。
あぁ…この日が来てよかった。🤝🏻
やっと迎えたENVELOPツアーの、1曲目。
二人が歌いはじめたのは
探して見つかるくらいの
そんな確かなものじゃないから
あやふやな今にしがみついて
手探りの日々を繰り返して
ひぃ〜〜〜、、、
うわぁ、、なんと、、!
『Starting Line』が聴けるなんて、、
待ち焦がれてやっと聴けた歌声、その最初が
ゆっくりと ゆっくりと走り出す
スタートラインまであと少し
だなんて、、と震えてしまった。
それまでの公演でも歌ってきたわけだけど、
この日の この瞬間だからこその意味を持って
聴こえてきた。
ツアー初日からすべての公演に 妥協なく向き合ってきた、積み重ねてきたものをあと2本の埼玉で見せたい、おれはもっとやれる、と スレッズに綴っていたのを思うと、
その あと2本、までの道が果てしなく遠く険しく
なってしまったけれど、それでも、
“スタートラインまであと少し” と走り出して
今この瞬間に辿り着いたのだと、、
そう思ったら、
その気持ちの強さや凄まじい覚悟を全身で感じて
ただひたすらに胸が震えていた。
この先どうなるんだろう、、と心配で不安な日々
を越えて、今、目の前でくろださんが歌っている。
しかも入院治療と休養を経たとは思えない、
むしろパワーアップしているような歌声で。
すごい、、
その 今 をかみしめて、抱きしめて、聴いていた。
Starting Line、
高校生のころから何度聴いては そうだよなと、
背中をぐっと押してもらってきたことか。
そして、
“いつか本当の自分にたどり着くための
向こう側にある光を見つめて”
まさに…今の自分にもばちっと当てはまるような歌詞だった。
曲のなかで何度も歌っている言葉
弛まずに 無くさずに 目を逸らさずに
揺るぎ無い想いだけを 今 胸の真ん中に
ひさしぶりに真正面から受け取って、
やっぱり、そうだよな、と思った。
歳を重ねるほどむずかしいように感じてしまう
けれど、そこができるかどうか、なんだよな。
またこの曲を胸の真ん中に掛けて、
向こう側にある光を見つめて、
少しずつ、誰の為でもないこの道を
歩いていきたい、いかなくちゃと思った。
それから
『君という名の翼』と『Soul to Soul』!
会場全体の、ひとりひとりが、固唾を飲んで
くろださんの歌唱をこの目と耳で受け取っていた
一曲目を終えて ようやく、
うわぁ〜くろださんおかえり〜!と心からライブをたのしめていた感じだった。🙌🏻🙌🏻
ツアーで『Soul to Soul』が聴けたのに
びっくりしつつ、このくろださんにピッタリな、
まさにソウルな曲調と歌い回し、
こぶちさんにピッタリな、ヒリヒリするような
ギターソロ、はぁ〜…布袋さんさすがです…!と
うっとりしながら聴いていた。
HOTEI色がコブクロにばっちりハマっていて、
超カッコイイんだよなぁ。
どこか洋楽っぽさも感じられて…日本語なのに
英語みたいな発音で歌ってるのとか、くろださんの魅力が溢れ出ている…🤦🏻
『NO PAIN,NO GAIN』もそうだけど、
ドライブしながら聴きたくなっちゃう曲。🚙🏍
(この曲を聴くたびに、ライブだったら終盤の
“Soul to soul~~”のあとの フーーゥ!↑をやってみたいよね〜👆🏻と思っていたけど、全然できてなかった 笑)
ツアー前にこぶちブログで紹介してくれていた
バイオリンやチェロのような、おニューの美しいエレキも見られてうれしかった!🎸✨
そして、最初のMC。
「コブクロライブツアー2023、to 2024!
“ENVELOP” セミファイナルへようこそ!
コブクロでーーーす!!」と、こぶちさん。
コブクロのツアーで年を跨ぐなんてなかったから
貴重だね✌🏻
これまで、ツアー中に台風の影響でライブを延期することはあっても、自分たちのことでライブができなくなるというのはなかったと話していて、その申し訳なさだったり、自分たちもわたしたちも この先どうなるかわからないなかで 、心配しながらも待っていてくれたことへの感謝だったり、
振替公演になり日にちも会場も変わったことで来られなくなった方がいるということにも触れて、
すべての人たちへ心を寄せてくれているのが
痛いほど伝わってきた。
そう、コロナ禍になっても 幸いにも二人やバンドメンバーが体調崩すことなく、お天気にも守られてツアーを完走できていたし、こんなことはお互いにとって経験のないハプニングだった。
そして、振替の日に都合がつかなかったり、
会場がさいたまではなくなったことで このツアーに参加することなく終わってしまった、という方もいる。どうしても。
わたしの友人にもいたので、しかたないことだとしても…どうにも胸が痛んだ。
けれど、わたしがここ数年に行けなくて泣いたライブでもそうだったように、二人は目の前のお客さんだけでなく、そこへ行きたかった、そのために日々をがんばっていた、なのにどうしても行けなくて、、という人たちの存在も取りこぼすことなく見つめて、感じて、心で繋がってくれている。それだけですごくすくわれるし、
その想いをありがたく、大切に受け取りたい。
こぶちさんが話している間、
くろださんはというと 客席の各方面に深々と
何度もおじぎをしていて、だんだんと笑いが起こってきちゃうくらいぺこぺこしていた。
それからは、くろださんの積もる話を。
入院してからというものの、湯豆腐や野菜ばかりを食べていたというくろださん。
毎日おなじものばかりで飽きるから、
いろんなポン酢を買ってはかけていたと。
くろださんといったら肉しか食べない、みたいな感じだったのにねぇ、
「お前まだ肉とか魚食べてんの?」って最先端の感じ出してたの変わりすぎや😂
でも、この日の開演前にポテチのコンソメパンチをひっさしぶりに食べたらもう、うんまくて、、!普通のやつなのにダブルコンソメパンチくらい濃かった、!🫢と感動で震える感じで話していたのかわいかった。
濃い味のもの食べられずにいたから余計にね、
よかったねぇ…!
ピザとか食べたい!とも言ってた🍕反動が、、笑
(ちなみにサンキューメールはグッズのタオルで形作ったピザを食らうこぶちと 膝を食らうくろだだった)
あとは、入院中にひとつだけ、、小渕がお見舞いに来なかった、それだけがずっと引っかかっていて、、仲良うやりたいんですけど もしライブ中に“小渕がお見舞いに来なかった”っていうのが出ちゃったらごめんなさいね…(悲しげ)
みたいなことを言ってて、笑
こぶちさんが「心配はしてたけど、俺一人で
お見舞い行ったところでなんか変な感じになるやん…!」と釈明してたの、いつものコブクロで
笑ったし安心したよ😂
他のMCにもよくあるけど プライベートの距離感
そこまで近すぎないのがなんかおもしろくてすき。
元々友達とかじゃなくて“相方”だからというのもあるのかな、なんて。
それから、
「もうみんな、声出していいんですよ〜〜!!」
と。
このツアーではようやく、ようーーやく、
客席の声出しがOKになったことにうれしそう〜なこぶちさん。
そうだ、そうだね〜、
無観客、50%、声出しはできない、、ときて、
ようやく、いつものライブが帰ってきたこと、
わたしたちはもちろんなんだけど こぶちさんくろださんにとってもすごくうれしいことだよね。
すこしずつ、やっとここまできたんだもんなぁ。
あぁ、こうして二人が並んで話して笑いあって、
わたしたちも手をたたいて笑って…っていう
このいとおしい空間、時間が帰ってきてほんとうによかったなぁ。
元気な二人が目の前にいる。よかった。
続いて演奏に入ったとき、
イントロを聴いた瞬間のわたしの動揺加減が
たぶんだいぶおもしろかったと思う。
あれですよ、「テテテトンテン テンテン トテ…」ですよ、、
(、、ん??)
そうそう、まさかの『両忘』〜〜!!え〜!
このツアーで聴けるなんて、、!
もう驚きと衝撃で、でもそれを分かちあう人も
いなくて、ただ一人で目をまるくして手をわなわなさせて((ぎゃあ〜〜〜😳))となっていた…笑
わたしがこの曲の魅力に目覚めて 音と歌詞とMVの良さを思う存分語ったnoteがあるんですけど、、(めちゃ長い)
自分でもびっくりするくらい、この曲が纏った
あたらしいコブクロの風と色に惹き込まれていて。
それからわたしが参加を断念したStar Madeツアー(2021)で披露されて、配信で観たときにも
綴っていた感想がこちら。
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その、生で聴ける日がこんなにはやく来るなんて、、!やったねわたし、!🤝🏻
しかも、今回の席は2階の角からステージ全体がよく見えたので、エレキやキーボード、ストリングスが奏でるシンセのリズムを実際に見て聴いて体感できて、ほぇ〜〜すごい〜〜(震)となれたのめっちゃうれしかったよぅ。
演奏もだし、歌詞の魅力がやっぱりすごい。
何度聴いても
反面教師と諭すように 人の不幸 指差せば
いつか当たるぞ 自分の打った流れ弾に
間違いは晒され 正しさだけが正解のニュースから
何を感じればいい?
踏み外し 叩かれ ズタボロでも這い上がり
見上げる 瞳にも晴天を
この歌詞がいつも響く。
日々うんざりしちゃうほど感じることでもあるのを、こんなふうに言葉にしてくれた…という
心すくわれる思いもあって。
コブクロにしてはあまりないような、強めの言葉が並んでいるけれど、だからこそ二人の声で
胸の真ん中にまっすぐ届く。すきな曲。
それから聴こえたのはギラッギラにカッコイイ
イントロ、、『雨粒と花火』!!くぅ〜〜っ
GLORY DAYSツアーではじめましてした新曲と
また会えた、、!
あの一度きりの記憶では朧気にしか残っていなかったけれど、やっぱりこの歌謡曲のような曲調が新鮮で魅力的で、、この曲もコブクロにあたらしい風を吹かせてくれたなぁと感じる。
この曲の歌詞について語ったのも、
GLORY DAYSツアーのnoteに書き残していて…
(めっちゃめちゃ長い、ので見つけられない)
ひと夏の夜の恋模様が情景とともに目に浮かぶ、
小説やドラマのようなストーリーのある歌詞に
どきどきするこぶちラブソング。すきだ〜☔🎇
そしてなによりライブ映えする曲だなぁ!と
花火のように煌めくステージに 演奏に、
手拍子をしながら思った。定番曲になりそう〜👏🏻
そしてMC。
こぶちさんが、2021年のStar Madeツアーでは
まだお客さんを50%しか入れられなくて…という
話をしていたんだっけな。
そこで歌ったけれど、多くの人には届けられなかったから こうしてまたたくさんのお客さんを前に歌いたいと、、
そんな話を聞きながら (えっなんだろう…卒業 とか…?えっ…もしや聴けるの…😳?) なんて考えてはどきどきしていた。
そして耳に飛びこんだイントロ。
あの瞬間の衝撃と、まばゆさと、胸に沸き上がる感動は、今でも鮮明に残っている。
『Star Song』
Star Madeツアーの1曲目。
うわぁ、、そうか、、
あのツアーで会えなかった、この曲を直接届けられなかった人たちも あの時間、あの空間へ
連れていってくれたのね…
この、澄み渡った青空が広がるような きらきらしたイントロを聴いた瞬間、その想いを胸のまんなかで受け取って、自分でもびっくりするくらい涙をぼたぼた落としていた。
くろださんのやわらかな、あたたかい眼差しを
感じる歌声、そこにすぅっと混ざるこぶちさんの歌声が ひとつになってどこまでも広がる。
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これはGLORY DAYSツアーで
『Always(laughing with you.)』を聴けたときの
気持ちだけど、またおなじような想いが込み上げては胸がいっぱいになっていた。
あぁ、、うれしい。あったかい居場所だなぁ。
ありがとう。
二人はきっと、この振替セミ・ファイナルに
来られなくなってしまった人たちのことも
そんなふうに大切に想ってくれているね。
また直接届けられる、受け取れる日まで。
どこかで今日も誰かが 同じ空を見ている
泣いてる人や笑ってる人 星のように瞬いてる
/
過ぎゆく季節を越えて 変わらない空がある
離れ離れの時は決まって 口ずさんだ歌の様に
そう、わたしにとっての
“離れ離れの時は決まって 口ずさんだ歌” は
空 見るたびに想う君の事 遠い遠いどこかで…
/
風浴びながら想う君の事 遠い遠いどこかで…
/
どんなに 時間がたっても
離れ離れはやっぱり寂しくて
それは 君が一番好きだから
誰より 君が好きだから
(ココロの羽)
今はまだ 会えなくていい
会えない分だけ強く想えればいい
(君になれ)
そんなフレーズたちだったのを思い出しては
グッときていた。
GLORY DAYSまでの3年間と、このENVELOPまでの、とてつもなく長く感じた 会えない時間の気持ちまで一緒に、この Star Song を受け取ることができた。そんな感じがした。
この曲に入る前、そろそろ座る頃じゃない…?と
思って着席していたけれど、隣の方は立っていた
ので、わたしのガン泣きを視界に入れずに済んだのよかった、、🫣笑
なんだか思ってもみなかった展開だけど、
このシーンはわたしのENVELOPツアーの
ハイライトのひとつになった。
そう、Star Song の演奏後に
こぶちさんが消えそうな声で
(…静かに座ってください……静かに何事もなかったように座ってください……(恥))
と言ってて😂 だよね、わすれちゃうよねぇ…
ほかにも終演後の撮影OKタイムをくろださんが気づくまでわすれてて挨拶テイク2をしたり、ぬけてるところがあったのも愛らしかった☺️
ずっと繋いでいたツアーが途切れて、それだけ間が空いちゃったんだもんなぁ。4ヶ月は長いね…
続いて、こぶちさんが三線を弾きだして、
もしや これは、、、
『大樹の影』のイントロに繋がった。うお〜〜っ
2021年に《うたことば》というラジオで
コブクロの楽曲の歌詞を特集していたとき、
こぶちさんのコメントで くろださんの歌詞について語っていたのがあって。
“1曲4行くらいの中に、僕が1曲かけて書く位の
ものすごい密度の歌詞が多い、すごく濃縮されている”と言って挙げていたのが 大樹の影 の、
強く信じてきた物が大きな幹となり
分かち合った友たちに枝葉が伸びてゆく
そして互いに支え合う生い茂る森となり
家族という絆に育っていく
という歌詞だった。
たしかにすごく壮大な…大切な揺るぎないものを
歌っている感じがする くろださんの曲。🌳
短い歌詞の中に、ものすごい熱量が込められているから、そしてそれはくろださんがたま〜〜に発するブログなんかの短い言葉もそうなんだけど、それに触れたときの威力だったり 大きさと熱がとてつもなくて、、いつもうちのめされてしまう。
流れる時が人を変えるというが
流されていく事と歩み続ける事は違うのさ
だったり、
つまずいて、心折れそうになって、
自分の弱さ確かめて
また誰かに優しくなれるのさ
という歌詞にも、くろださんの信念を見た思いになって ハッとする。すごい本質をついているというか。
こぶちさんの詞とはまたちがった重みだったり
風景や色味を感じる。どちらかというとモノクロ寄りかも。
そんな大きな樹のような、脈々と流れるような
飾らない 揺るぎない意志を感じるこの曲のなかで
何度も歌っているのが、
戦場に咲く一輪の笑顔の様にささやかに
日々の喜びを抱きしめられたなら
それを幸せと呼ぶのだろう
なんだもんなぁ。
その対比というか、なによりも、ささやかに喜びを抱きしめられることこそが幸せなんだっていう…そこに行き着くのが…(言葉にできない)
“戦場に咲く一輪の笑顔” ってすごいな…
そしてその言葉ひとつひとつが、くろださんの歌声でより一層深く つよく 優しく沁み渡るんだからなぁ。ものすごい表現力に引き込まれていく。
そこに寄り添うような三線の音色もまた
あたたかくて沁みたなぁ。
🌷
ツアーパンフレットの撮影で こぶちさんの地元
宮崎に行ったときの話をしてくれて。
自分の通った高校の教室や、通学路だったり
お母さんと歩いていた道を、くろださんと共に訪れ 歩いている…自分の若き日の記憶が焼き付いた場所に黒田がいることが なんとも不思議な感覚で、でもうれしくて、、というような話をにこにこ顔で話していた。
パンフレットのインタビューでは
こぶちさんが意識せずに宮崎の風景を描いていた曲は切ない曲が多いという話で、
大阪に出てきて音楽を始めた当時のこぶちさんにとって、宮崎は“戻れない場所”だったから、記憶と似たような風景に出会うたびに 手の届かないその場所を思う切なさがあった…
そして宮崎の景色は住んでいた頃とほとんど変わっていないからこそ、今もそこにあるものと 失われてしまったものとが混在している切なさがある…と語っていたのが、なるほどなぁと思った。
たしかにそんな曲がたくさんあるね。
わたしは、こぶちさんのなかにある記憶や景色が 心情と重なり合って生まれる曲が特にすきなんだな〜。
MCでも、宮崎に住んでいるときは当たり前だと思っていて気づかなかったけれど、宮崎はいつもどこでも風が吹いていて、窓を開け放った家の中にも風が通り抜けていたと、遠き日の記憶を見せてくれるように語っていた。
🍃
ずっと、風を感じて生きてきたこぶちさんだから、それがコブクロの曲の中にも吹いているんだなぁ。
そしてわたしはこぶちさんの描く風がとってもすきだ〜。
そして、ENVELOPツアーの核となる3曲。
まず、静寂のなかで あのイントロが、、
『蕾』のイントロが聴こえた瞬間の衝撃たるや、、
ま さ か このツアーで歌うなんて思ってもみなかったから、ただびっくりしていた。
続いて、さらにびっくりすることが。
涙こぼしても 汗にまみれた笑顔の中じゃ
誰も気付いてはくれない
だから あなたの涙を僕は知らない
と歌い出したのは くろださんだった。
とてつもない衝撃、驚きのなかで、
あぁ、、そういうことか、、と思い出す言葉が
あった。
ツアーの出発点である堺公演を終えたときの
くろださんのスレッズ。
どれくらいの悔しさで任すよ。と
言ってくれたのか。
この日に向けてどれくらい苦悩したか
俺は知ってる。
このツアーで最高のコブクロを聞いてもらおう。
これを読んだとき、こぶちさんに向けられた
気持ちであることはわかったものの、一体、
なにがあったんだろうか、、と気にかけていたのだった。
そうか。そうかぁ。
こぶちさんは特別で大切な『蕾』のパートを
くろださんに…
もう、なんていうか、そこに至るまでの心境だったり 二人の間にある信頼や絆のようなものの強さを思うだけで、言いようのない気持ちが込み上げていた。
2022年の3月、東京と大阪で開催されたライブ
NOCTURNE。
その直前くらいだったかな、こぶちさんの声の
調子が崩れてしまって、ライブではこぶちパートをくろださんが歌ったりしていた…という。
(相変わらずDVDが永遠に観られないわたしです🙉)
思わぬアクシデントに悔しい思いをしつつも、
相方の頼もしさを心強く感じていたこぶちさん。
それからもライブや歌番組ではなかなか思うように歌えない、というような姿を見てきた。
それでもこぶちさんは変わらぬ笑顔で歌い続けてくれた。
このツアーのことで、わたしがとりわけ言葉に
しておきたかったことのひとつは このことかもしれない。
あぁ、でも、なにを言ってもうまく伝わらなそう、、うーーん、、🙉
ここ数年、ライブの感想でたまぁに見かける…
目に入ってしまうたびに、言葉にできない感情が心を覆う。
なにを感じて、なにを言っても、故意に人を攻撃して傷つけさえしなければ自由だと思う、けどね、こぶちさんの声がどうとかいうのが わたしには、とてつもなく つらく感じてしまうんだな。
ライブで、歌を聴きに来ているわけだし、
どこを重視するかはそれぞれなのだけど。
気になっちゃうとか、心配になっちゃうとか
あるけれど、なんていうか、、
それでも、もう、声が出てるとか、出てないとか、そんなんじゃなくて。
わたしは今の…今この空間で、すべてを注いで
届けてくれる二人の歌を聴きに来ているから、
数年前とか、CD音源じゃない、
今のコブクロ から伝わるぜんぶを大切に受け取りたい。
なにがあったって、“小渕と黒田でコブクロ”
が 今日も 明日も その先も続いていける、
二人の音楽を受け取れる今と未来があることがいちばんのしあわせで、願いだ。
二人が健やかに、朗らかに生きていてくれたら、
二人の音楽を続けていけたら それでいい。
と、ずっとつよく思っている。
GLORY DAYS、ENVELOPのコブクロを全身で
感じて、この想いがもっとつよくなった。
あの太陽ツアーの2011年、
こぶちさんの発声時頸部ジストニアが公表された
ときの衝撃、手足から心臓まで凍りつくような
感覚は今でもわすれないけれど、
休養とリハビリを経て、復帰後もしばらくは声が出づらかったりして…そのときの心境と覚悟を綴ったブログもずっと覚えている。
2012/8/10「信念」
当時からずっと大切に胸に刻んでいて、
前のスマホでスクショまでしてあったブログを
ひさしぶりに読み返した。
今は、とにかく、
たとえ失敗する姿であっても、
それをも見てもらう覚悟を持って
もう一度歌い始めると決めました。
たとえ、うまくいかない姿であっても、
それをも見てもらう覚悟を持って
もう一度歌い始めると決めました。
この頃きっと自分自身へのもどかしさや
いろんな心配の声、目にするのもつらいような率直な感想なんかが入ってきてしまってたのだと思う。
それでもファンのために、こうして気持ちを
言葉にしてくれた。
きっとずっと変わらず持っているであろうこの強い想いを、ただつよく抱きしめて、一緒に歩いていたい。それだけなんだな。
あれから、今も、二人がどれだけの決意をもって、覚悟をもって ステージに立ち、歌い続けて
くれているのか。
それは到底分かりっこないけれど、
そこに想いを寄せることはできる。
信じて、大切に想い続けることはできる。
声のことに触れられるたびに痛みを感じるのは
自分自身のこともあって。
(文面が暗くなっちゃいそうなのいやだけどな〜🙉 読むのあれだったらすぃーっと飛ばしてくださいね🦘︵ (急に読まれることを意識しだす)
Star Madeツアーの『風をみつめて』で大泣きしたところにも書いているよ✍🏻)
もう5年も経ってしまったけれど 2019年の初夏に、職場で抱えていた心の負担が限界を越えて
心を壊してしまって、声が出なくなった。
適応障害のひとつ、
失声症、心因性発声障害 というものだった。
それは、喉に異常があるわけではないのに
脳がストップをかけてしまうことで声帯が閉じなくて ただ息がすり抜けていくだけになり、
声にならない、ささやき声にしかならないという状態らしくて。
それから休職、通院、退職を経てしばらくたった今もなお、話し声はわずかに回復したくらいで。
緊張やつよい負荷がかかるとまったく出なくなったりもして。
休んだら治る、というものでもないんだと、
心と身体の結びつきというか…心が原因の症状は
こうも厄介なものなのか…と思い知っているわけで。
(仕事から離れたからといって、また別の負荷が
かかったりしているのもあるけどね、むずかしい)
なにが言いたいかというと、
わたしはジストニアについて詳しいわけでもないし、実際のところは当事者にしか分かり得ないけれど、個人差もあるだろうけど、、
こぶちさんの症状も 脳からの指令の異常が関係しているようだから、人前で、カメラの前で、それをコントロールするのはなかなかむずかしいのだと思う。緊張とかは意思と無関係に起きるし…
ジストニアを発症したのはもう10年以上も前で、
それから調子の良い状態が続いていたのもあって
回復したのだと、治ったのだと感じてもおかしくない、けれど、
そんなに簡単な…単純なものではないんだと
勝手に想像していて。
(たぶん、調子の良い悪いはあっても 完全に治る、発症以前の状態にもどる、ということはむずかしいのかもしれなくて うまく付き合っていくしかないのかもしれなくて、、わたしもね)
こぶちさんは歌声、わたしは話し声だし
自分と重ねるのはちがうと思う、けれど、、
心の状態…脳の伝達が発声に関係しているという点では、声が思うように出ないというこぶちさんのくるしみが、ほんの一部ではあるけど 痛いほど伝わってくる。
きもちよく声が出ないのは、くるしい。
それでも、全力で良いパフォーマンスをしようと
あらゆるケアや努力をしているこぶちさん。
その歌声を どんなときも大切に受けとっていたいし、この先もどうか守られますようにと心から願い続けている。
いつだって二人がそのときの最高の歌唱、演奏を届けてくれていることは これでもかというくらいびしびしと感じているし、
今のコブクロにしか伝えられないものがあるのだから。今届けてくれるものを胸いっぱいに抱きしめたい。
この『蕾』も、まさにそうだった。
(…ハッ……やっと戻ってきたぞ…!🫢笑)
相方から 任すよ、とパートを託されたときの
くろださんの気持ち。
良いときも、うまくいかないときも、ずっと隣で
見てきたくろださんにしか分からないものがある
のだと思う。ぜったいに。
(スレッズにあった “俺は知ってる” の強さ…)
それを受けとめて、小渕のパートを歌う、と
決断してくれた覚悟を思うと…
とても言葉にならないけれど、くろださんの歌う
Aメロはあの聴き慣れたこぶちさんのような…
“優しい明かり”のようだった。🕯
涙こぼしても 汗にまみれた笑顔の中じゃ
誰も気付いてはくれない
だから あなたの涙を僕は知らない
絶やす事無く 僕の心に灯されていた
優しい明かりは あなたがくれた理由なき愛の灯(あかし)
/
ビルの谷間に埋もれた夢も いつか芽吹いて
花を咲かすだろう 信じた夢は咲く場所を選ばない
/
散り際に もう一度開く花びらは あなたのように
聴こえない頑張れを 握った両手に何度もくれた
こぶちさんのようでありつつ、でもくろださんが歌うとまたすこしちがった景色が見えてくるというか、、
ひとつひとつの歌詞がじんわりと胸に響いてきて、今の、このツアーの蕾だからこそ伝わるものがあった。意味があったんだな。
だからこそ大切にかみしめた。
それから、『DOOR』。
再びのくろだ曲、、!
くろださんが初めて作ったという曲。
これこそ、くろださんの迷いや決意や…自分に問いかけては言い聞かせるような言葉が、
ずしっと重みを持った原石のように並べられている感じがする。
くろださんの歌詞は、切り出した大木そのままの質感、力強さが残っているような…
こぶちさんの歌詞は、その木を削ったり磨いたりして木目まで見えてくるような…
そんなイメージもあるな。
この海を渡ったら ずっとそばに居よう・・
ではじまり、おわるの すごいなぁ。
(そういえば『桜』のパターンや…!)
そして、この流れで、今のコブクロで聴くと、
それは相方へ向けられた言葉のようにも感じて。
この海を、この荒れ狂う大海原を、
簡単に渡れなくても、渡ったら。
自問自答を繰り返し 思い悩み立ち止まるけど
あの日夢見た 輝きだけが また
僕の心を揺さぶるよ
眠れない日々を過ごすのなら 眠らない明日を
追いかけよう
夢見ることが全てじゃなくて 叶えようとする
ことが全て
この曲を作ったときから、これまでも今もこれからも、この想いを胸に掲げて航海しているんだろう、二人で一緒に。
この日の DOOR は、くろださんが入院して
歌えなくなったどころか 自由に動けなくなった日々を越えて、復帰に向けた凄まじい努力を重ねて、このステージに帰ってきたことを思うと、
これまで以上に胸に迫るものがあった。
最後の
この海を渡ったら ずっとそばに居よう・・
そのあとに、
この海を・・ この海を・・
と続いて、、
そしたら、あのピアノのイントロが、、
青色の欠けた 色鉛筆を広げて 海を描くあの子は
夕暮れが来るのを 一人 笑顔で待っている
うわぁ〜〜〜、、
なんと、、
『DOOR』の海と『エンベロープ』の海が、
繋がった、、!!
この流れには震えてしまった、、
荒れ狂う大海原と、静かに夕暮れを待つ海。
海の表情はまったくちがうように思えるけれど、
おなじ海、なんだなぁ。
この曲については、なにからどう言葉にしたら
いいのだろう、、(長くなる予感すごいね🙉)
まず、この曲のリリースが発表されたのが
2022年のおわりで。
まだ曲を聴く前の、なにを描いたのかというこぶちさんの文章を読んだ段階で あぁこれは…と、わたしの心をふわりと“包み込んで”くれる曲がまたひとつできたんだ…という確信があった。
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年が明けて2023年の初め。
1番が公開されて、こぶちさんのブログから曲に込めた想いを受け取って、もうそれだけで胸がいっぱいというか…そこに描かれた世界観がとてつもなく響いた。
青色の欠けた 色鉛筆を広げて 海を描くあの子は
夕暮れが来るのを 一人 笑顔で待っている
もし あの子に一つ渡すなら 青色のそれじゃなく
好きな色に 空が染まるまで
寒くはないようにマフラーを
時間だけが包み込む色
影の向きで 光を感じる
ぶわぁっと目の前に映像が浮かぶような描写…
この曲のキーとなる “青色の欠けた色鉛筆”。
これを目にしたときの衝撃、、
海を描くなら青色が必要だよね、っていう
多くの人にとって当たり前と思うようなことでも、だれもがそうとは限らなくて。
曲の中の「あの子」は夕暮れの海を描きたかった。
だから青色は必要なかった。
足りないからといって、海は青いからといって、青色のそれを渡すのは 一方的な決めつけだったり固定概念の押し付けでもあって、あの子の為にはならないんだと。
必要なのは 空が、海が好きな色に染まるまで
待つ時間を、一緒に大切にすること。
それを表しているのが寒くないようにと渡す
マフラー、なんだ、、
その、海は青、のように みんなそうだと…同じでなければならないという無意識にある感覚から外れて、時間によってゆっくり変化していく色が好きだという気持ちを 否定したり直したりせずに、認めて 尊重して 見守ってあげること。
“みんなとちがう”ことで生きづらさを感じている人にとって、その心まで包み込んでくれる時間…
マフラーをくれたコブクロの新曲だった。
発達障害や心の傷をもつ子どもたちとその家族と、同じく発達障害をもって大人になった児童精神科医の関わりを描いた マンガ原作のドラマ
《リエゾン》の主題歌として書き下ろした曲だったのもあって、この繊細で複雑なテーマをどんなふうに描くのだろう…と思っていたら、、
こぶちさんから “青色の欠けた色鉛筆” が出てきたものだから、、(震)
“みんな、何かが欠けてる。
そして、何かを多く持ってる。”
というこぶちさんの言葉がまさにそうで、
(リエゾンのなかでも凸凹と表現していた)
これはもうこぶちさんにしか描けない、やわらかくも芯のある世界観だった。
そしてそれは、どこまでもやさしくつよく包み込んでくれるくろださんの歌声でしか表現しきれないものだった。
あぁ、、ものすごい曲がうまれたんだなぁ、、
(そうだ、わたしのいとこのお兄ちゃんは自閉症なのだけど 幼いころから車が好きで詳しくて、会うといつも父にいろんな車種の話をしていたし、いつもペンで描いた緻密な車の絵を見せてくれていた。🚘✍🏻 夢中になるとものすごい力を発揮するし、すてきだなぁと思う。
メディアを通して他の方を見ていても その独特な感性や表現力には、その方の中にある世界を見せてもらえているようで すごく惹き込まれる。)
それから ついに、1/20に配信リリースされた
のだけど、わたしがそれを聴くのはすこし先になる。
(また急に個人的なはなしになっちゃう…)
その3日後、最強寒波とやらが来た頃に父、
続いて母がコロナ陽性となり、
わたしは隔離の外側で二人と犬のお世話、家のことすべてをひとりでやることになるのだった。
🚪🐢
あまりに大変で不安で孤独で…心身共に限界を
こえていたので ここには書けないけれど、、
これまででいちばんしんどいような2週間だった。
その日々のなかで、
ようやく聴けたエンベロープ。
これはそのときの記録から。
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そう、コブクロだなぁ、、こぶちさんの言葉だなぁ、、というのがいちばんだった。
わたしが高校生の頃からずっと聴いてきた、
大切に抱きしめて生きてきたコブクロが、
この曲にもぎゅっとつまっていて。なんだか、
やさしく抱きしめてもらって、ほっとして、
自然と涙と笑みが零れちゃうような感じ。
こんな状態のときに出逢えたものだから なおさらだった。この曲があってすくわれたね、、
そしてこのとき、2番の歌詞にまたもやすごい衝撃を受けていた。
凹んだ心は 内側からしか戻せない
ブリキの様な壁の中 守っているから
みんな一緒だと思ってた
あの子はそうじゃないから
シャボン玉の様な心に 乾いた指で触れないで
同じ雨と 涙に濡れた
この指先でなら運べる
壊さずに包み込んでいよう
いつか君が 光を描く日まで
凹んだ心は 内側からしか戻せない
ブリキの様な壁の中 守っているから
この歌詞に すぐさま思い浮かぶ声があったから。
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これもまた、ラジオ《うたことば》でのコメントを覚えておきたくてメモしていたもの。✍🏻
(だいぶ見づらい🙄!) (引用の範囲としていいのか微妙…!)
凹んだブリキ(心)を内側から叩いて戻すように、
その人自身の内側から…心の中から 外に向かう前向きな気持ちが心をトントン…と叩いてフラットな自分に戻れる、ちょっと頑張ろうかなと思える、そういう歌をつくりたい。
この例えがすごく自分のなかに響いて、泣きそうになりながら もう…これだからこぶちさんは…
(一生そばにいたい…🤝🏻)とつよく思っていたので、まさか、この話が曲になるなんて、、!という驚きが駆け巡った。
ただ、それに続いた歌詞は
みんな一緒だと思ってた
あの子はそうじゃないから
これもまた、、どきっと考えさせられるというか…
ブリキの様な壁の中で守っている心なら
内側から叩いて戻せるとしても、
みんながそうとは限らない。
シャボン玉の様な心に 乾いた指で触れないで
同じ雨と 涙に濡れた
この指先でなら運べる 壊さずに包み込んでいよう
いつか君が 光を描く日まで
シャボン玉の様な心だったら
凹むどころか 乾いた指で触れられた瞬間に、
はじけて消えてしまう。
でも、その繊細で脆い心と同じ雨と 涙に濡れた
この指先でなら触れられる、壊さずに包み込んで運べる。
心をこんなふうに例えて…表現するなんて…と
こぶちさんの歌詞にまた時が止まったような感動を覚えて…いい意味で打ちひしがれていた、、
うわぁ、、、
シャボン玉に触れる“乾いた指”は
その心の繊細さ、痛み、苦しみなんかを知らずに、知ろうとせずに、そのなかへ土足で入ってくるような、無理に皆と同じ方を向かせたり、心無い言葉でその傷に触れてくるような存在。
“同じ雨と 涙に濡れた この指先”は
そんな心と同じような“雨と涙”…痛みや苦しみを抱えている、知ろうとしてくれるような存在。なのかなと思って。
そんな人が一人でも心のそばにいてくれたら、
どれだけすくわれるだろう。
これは、リエゾンの中でも、発達障害をもって
成長し 児童精神科医と研修医になった二人だからこそ、子どもたちの抱える生きづらさや心の傷に気づいて 寄り添うことができる、というのがあって、それとも繋がっているんだな。
それにしても、
触れたら割れてしまうシャボン玉でも、濡れた指先でなら触れる、という…それが出てくるのも
心の例えとして使えるのも ほんっとうにすごいと思う、、こぶちさんん、、🤦🏻
いつか君が 光を描く日まで
1番サビのおわりに
影の向きで 光を感じる
とあって、
影のそばには光もある、光が見えなくても
影から光を感じる、気づくことはできる、
ということなのかなと思ったのだけど、
(影の向きは時の流れも感じさせるね)
ここで冒頭の場面と繋がって、
君が…あの子が光を感じて その手で描く日が来るまで、その心を壊さないように、壊されないように、包み込んでいよう という、、
なんておおきな あたたかい愛なんだろう。
ただそばにいて、待つという愛。
きっと あの子が持ってる宝物は
鮮やかなそれじゃなく
悲しい色をぼかす消しゴム
消えない思い出にマフラーを
優しい風を捕まえながら
歩いて行け 自分色の空へ
あの子が持ってる宝物は、
悲しい色をぼかす消しゴム…
消えない思い出にマフラーを…
うぅ、、またすごい歌詞、、
鮮やかな色鉛筆じゃなくて消しゴム。
しかも色を消すのではなく、ぼかすための。
たしかに色鉛筆は消そうとしても綺麗には消えなくて、でもそれでいい、悲しみは消えなくても
ぼかすことはできる。
無理に消そうとしなくていい。
おなじく、消えない思い出…きっとつらい過去や心の傷も、消えることはなくても あたたかく包み込んでくれるマフラーを巻いて。
そういうことかな。
この、誰しもが持っている悲しみや わすれたいようなつらい思い出、記憶がいつまで経っても消えないことをわかっていてくれる、たとえ消えなくても それよりも大きな喜びやぬくもり、幸せな思い出によって ぼかしたり包み込んだりすることはできるというメッセージに優しさが滲んでいて、、とても掬われるというか…そうやって生きていけたらなと思った。
そして、
優しい風を捕まえながら
歩いて行け 自分色の空へ
この最後の二行が エンベロープのいちばん伝えたいことだったんだなぁ。
優しい風…それはあの子にとって、
寒くないようにとマフラーを巻いて 一緒に夕暮れを待ってくれるような、
同じ雨と涙に濡れた指先で シャボン玉の様な心を包み込んで運んでくれるような、
消えない思い出にマフラーを巻いてくれるような、そんな存在だったり、
好きだと思うものや人や景色や、やっていて楽しいことだったり、、
そういうやわらかくて心地のいい 気持ちのいい風のイメージ。🍃🫧
そんな“風”に手をのばし、追いかけたり捕まえたりしながら、包み込まれながら、“自分色の空へ”歩いて行ってほしいと。
そこに込められた想い、願いに 優しく背中を
押してもらえたような感じがした。
“歩いて行け” だからなおさらそう感じるのかも。
この曲のイントロのピアノはもちろん、アウトロのきらきらした海や風や空のようなメロディーも、まさに自分色の空へ歩いて行く姿が見えてくるような…未来への光や やさしさに包まれているような…とってもすきな音色だったな。
“自分色の空”という言葉があまりにもすてきで…
自分と同じ人はいない、だから自分の色だって
それぞれちがって 同じ色はないんだね。
みんなとちがっていい、自分だけの色を見つけていけばいい。
そんなメッセージが今の自分には響いてしかたがなかった。
みんなとちがって、思うようにできないことが多すぎて、うまく生きられない、障害の壁を前に前進できない弱さと劣等感、、それでも、自分の好きなことや自分にもできることがあるのなら、
自分色の空へ 歩いて行けるのかもしれない。
幼稚園にいる頃からいつもクレヨンや色鉛筆を握り、学校の休み時間も外で遊ばずにお絵かきに夢中になり、大学では造形表現の学科でいろんな分野のものづくりに明け暮れた、そんなふうに生きてきたからこそ、今もまたすこしずつ絵を描いているからこそ、まわりと比べて自信を失くすより 自分にしか出せない色があると信じていたい。
そんな意味でも、“自分色の空” は
わたしの心のお守り言葉になった。
🎨🧑🏻🎨
それともうひとつ、
(また個人的なはなしだけど書いておきたいので
ぴょーんと飛ばしてください〜🦘︵ ︵ )
ドラマのリエゾンを観ていたなかで 発達障害や心の疾患のことをすこしでも知る機会をもらえたなと思うのだけど、自分と母の生きづらさにはその要素が関係しているのかもしれないという気づきもあって。
それぞれの発達障害のことをくわしく、こんな傾向があると公式サイトで解説しているのを見たら、わたしはASD(いちばん強いのはHSP)、母はADHDの項目に当てはまるものが多くて。
すべてが該当するわけではないし、あくまで傾向があるということなのだと思うけれど、それぞれのくるしさだったり こうなりやすいというのを知れたのは大きかったかもしれない。
気をつけてもいつもこうなってしまう…と自分を責めたり落ち込んでしまうのでね。
(自分の場合は、不器用なのに細かいことが必要以上に気になったり こだわりが強くて、なにをするにもものすごく時間がかかるとか、、
たぶん感覚過敏もあって 苦手な音や人の多さと距離感に疲れたり硬直して動けなくなったり、、🐢)
こういう名前がついていて、自分だけではないんだと知るだけで ちょっとは割り切れるというか…対処しやすくなるというか…
距離が近くて 感覚も近いわたしたちはよく話も合うし、基本的に仲の良い関係だけど、一緒にいる時間が長いのもあって それぞれの凹…マイナスな面がつよく出てしまうとうまくいかず、お互いにしんどくなってしまうこともある。
母の言動につい 何で…と思ってしまうことも、
でも言えなくて飲み込むつらさも、母がわたしに対してそう思うことも、対応の難しさも色々あるけれど、
そういう特性があるんだと、自分とちがうのだから押し付けてはいけないんだと思えるようになった、かな。
それに合った対応や言い方、伝え方の工夫もできるようになりたい…心がけ大事…
人付き合いにおいて お互いに欠けているもの、
多く持っているものがあると認めあうことが大切なんだなと実感する。
(その頃 母にもADHDのことを伝えたら、いつしかその専門書を買ってきて読んでいた📚 知るという一歩。)
そしてちょうどこのライブのすこし前にもまた関係が微妙な感じになって…元に戻りきれないまま当日を迎えたのだけど…😂
ライブを一緒に体感して その溝は自然と埋まっていたし、周りとずれながらも、手拍子やワイパーをしている隣の母をいとおしく感じて ほほえましく見ていた。この光景がくっきりと記憶に焼き付いているのを、書いておきたかった。
あのコロナ隔離外生活からもちょうど1年後に、
あのときぼろぼろの心で受け取ったこの曲を やっと直接受け取れてよかったなぁ、、という思いもつよかった。
そう、くろださんが何度か エンベロープのことを
“小渕が人生を削って作った曲”
と表現していて。
その本当の意味はきっと二人にしかわからない
けれど、それだけパーソナルな…簡単には生み出せない曲だったのだと感じている。
ツアーパンフでは 曲が出来てこぶちさんから先に送られた歌詞を見た時、この歌詞だったらもうどんなメロディーが付いてもいいと思ったと、歌詞だけでここにいる人の人生が、どんな気持ちでどう生きているのかまで見えてくる…
そんな歌詞はなかなか書けないと話していた。
だからこそ、その歌詞が描くもの、伝えたいことを、くろださんがすべて歌で表現して 深みをもって届けてくれるんだな。
あと この曲のすごいと思うのは、わたしは歌詞のひとつひとつを取り上げては言葉にしてみたけれど、歌詞のなかでは直接的な言葉をあまり使わずに 伝えたいメッセージを表現している、そしてしっかり伝わるところだなと思っていて。
青色の欠けた色鉛筆、シャボン玉の様な心、
乾いた指、同じ雨と涙に濡れた指先、
悲しい色をぼかす消しゴム、マフラー、、
この比喩表現で、この文字数で、ここまで深みのある、伝えようとしているものが自然と見えてくる歌詞が描けるなんて、、
こぶちさんのなかにある絵や 巡らせている想いを取り出して歌詞にしているからこそ、できることなんだなぁ。
🌅
そしてわたしがこんなに個人的なことばかり綴ってしまったのも、心の奥〜の だれにも見せられないようなところにまで届く二人の歌で、いろんな記憶や感情の扉がひらいていったからこそで、
それがENVELOPというツアーだったのだと…いうことにしておこう。🫧🧣🐢
曲の最後で、上からシャボン玉がぽわ〜っと
たくさん降りてきたのも素敵な演出だったな。
そのあとこぶちさんが話したりしている間も
ふたつみっつ残っていたシャボン玉がぽわぽわ
漂っていたのかわいかった。
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色々まにあわなかった辰年のイラスト。
『エンベロープ』と『光の跡/星野源』から
受け取ったイメージで。
(うわ〜、やっとロングMCまできた、、!長〜)
くろださんのとっておきの入院エピソードは
翌日のファイナルにとっておいたみたいなのでね…笑
この日はジョンジョロリンな話多めだった気がする😂
(うまく言えないので行った人にしかわからないやつ)
あぁでも、入院したときにベッドの
〖消化器内科 黒田俊介〗の札を見て、
(これツアーグッズのガチャのアクスタにできる、、!!)と思った話、さすがプロやな…と唸ったよね😂 (ライブでウケたいのプロ)
◎鍵かけわすれがちこぶち
くろ「楽屋のトイレに入ろうとドアを開けたら人が入ってて。コイツですよ👉🏻
こういうのよくある、鍵閉めないのなんなん?
開けた瞬間の(ハッ!スイマセンッ)の声、25年でいっちばんしょうもなかったで🤣」
トイレのドアをガチャッとした時の、とっさの
(ハッ!スイマセンッ)を再現してめっちゃいじってくるくろだくんのたのしそうなこと🫰🏻
こぶ「なんでか鍵閉めわすれちゃうんだよねぇ、入ってトイレして、出ようとしたら逆に鍵閉めちゃってあれ😲?(ガチャガチャッ)ってなったりするもん」と、トイレの中でぐるぐるわたわたするこぶちくん、めっちゃこぶち🫰🏻だった。
もう全然意外じゃないけどそれはふつうにやめてくれなやつ🫰🏻
◎急性肝炎まさかの原因
急性肝炎になったと公表したときに、
いろんな人に お酒飲み過ぎないでくださいね、とか、食べ過ぎ気をつけてくださいね、とか言われたけど、そうじゃないねん!
(わたしも知らなかったけれど 肝炎にも色々あるらしい)
じゃあなんでこうなったかというと、
夏からツアーで色々まわっているなか、まだコロナとかインフルとかも流行っていたから 罹ってライブできないという事態にならないようにと、ビタミンCを摂ったほうが良いと聞いてたくさんサプリを飲んでいたと。
そしたら体調がおかしくなって、お医者さんに
「ビタミンCの摂りすぎです👨🏻⚕️」と、、
えぇ〜〜〜そんなことある、のかぁ〜〜😂😂
会場がおどろきと笑いに包まれていた、、笑
体調管理のために飲んでいたビタミンで
入院までする羽目になるなんて、、!
くろださんも言っていたけど、なんでも多く摂りすぎは逆にだめですね…守ろう用法・用量🙆🏻
実際は笑えないほど心身共にしんどい思いをしたはずなのに、こうしてわたしたちの前で笑い話にしてくれるまでなって…よかったなという気持ちだけではないけれど、くろださんがいつものように笑って話していてよかったなと、思っていたよ。
盛り上がりブロック〜!✊🏻
『Moon Light Party!!』
ライブではおなじみの曲!だけど
リアレンジされていたの新鮮だった、、!
テンポも速めで なんというか、縦ノリ、、?
(んん?)
原曲のミドルテンポより疾走感が増していて
賑やかで、それにあわせてくろださんが
「ッオッ!ッオッ!✋🏻」みたいな掛け声していたの
(memory のジャッ!☝🏻(jump)みたいに)、なかなかに付いていけてなかった🤣
そういやコブクロにあまりないノリで すぐに
慣れなかったのかも🫢笑
戸惑いながらも\HEY!✊🏻/は しっかりばっちりできた◎
そうだ、ここにきてついに、やっと、!
声出しできたんだよなぁ〜とうれしさをかみしめていた。
Star Made、GLORY DAYSと、声の出せない…
一緒に歌えない…二人の話に声を出して笑えないという お互いになかなかもどかしいツアーを経て、心の中や手拍子のコールアンドレスポンスを経て(それはそれでとてもいとおしい思い出👏🏻)、まだ不安が拭いきれない部分もありながらもやっと声で応える、参加できる日がきたんだなぁ、、!
うれしいね、、
やっぱり、歌を届けるだけ、受け取るだけじゃない、声を届け合ってひとつになっていくあの時間と空間がライブだなぁと、一度失ったからこそよりつよく、いとおしく思った。
最後にめっちゃためて、、みんなで特大の
\\HEY!!//するの めっちゃいいよね。✊🏻
それから、こちらも早くも定番になってきた
『この地球の続きを』
(歌詞についてはGDツアーのnoteで語ってる✍🏻)
みんなで こんにちは🙏🏻🙆🏻するのも慣れてきて
たのしい、そしてみんなでやるのかわいい。
間奏に入ったら、なんと、、
『サイ(レ)ン』がはじまったものだから、、
ふええ?!😳😳?!とびっくりしてしまい、、
まさかの曲途中からメドレーだった、!
わ〜〜、メドレーなんてワンソンツアーぶり?
ということは10年ぶり…?
(しかも、ちょうどそのすこし前に この曲を思い起こす大切な時間を過ごしていたのもあって、
た、タイムリー!😳とさらにびっくり。)

それからはずっっと、
(えっ、?うわぁぁ!?ひゃあ!)と 心があっち
こっち行っているあいだに終わっていた、、🙊笑
もうね、すきと思い出がつまってた。
『風の中を』のイントロが聴こえた瞬間の
わたしの驚きよう、、🙊🙊笑
((ひえええええ!!))と飛び上がるほどだった…
わたしがいつかライブで聴きたいと願いつづけてきた曲、、だいすきな5296ツアーDVDの愉快な演奏とこぶちダンス、、(まだまだ回りつづけます!🌪)
ここで、出会えるなんて!わああ!Hey,now!🐶
うれしかったなぁ〜〜。
(フルではなかったので こぶちダンスはまたいつかのライブまでお預けです🕺笑)
『tOKimeki』でひさしぶりにだいすきな
君がいるならOK🙆🏻🙌🏻できたのも、
『白雪』であいかわらずどきどきしたのも、
あとまさかまさかの『WINDING ROAD』!!
も…うれしかったあ、、
うちらの青春じゃん…カラオケでだいたい歌うやつじゃん…🤝🏻(震)
今になって、ここで、絢香×コブクロが聴けるなんて思ってもみなかっただけに 高校生のわたしと手を取って喜んでいた。すごいねぇ〜!
わたしの初コブクロライブ CALLING(2009)の
1曲目、まさに初めて生で聴いたコブクロは
『サヨナラHERO』で、第一声はこぶちさんの
「う〜〜いぇ〜〜〜!!」だったのだけど、
それもまたここで聴けるとは…😳!
あれから15年、コブクロも25周年になったよ〜と、また高校生のわたしと以下略😂
それから『memory』『神風』と続いて、、
(もう次から次へと波のごとく押し寄せるすきと
思い出とでいっぱいいっぱい)
そしたらまた この地球 の間奏に戻ってきていた、、わ〜〜、この地球サンドイッチメドレーだったのね🥪!
なんて豪華で分厚いサンドイッチだったんだ…
たくさん聴いてほしい、たくさん歌いたい、が
ぱんぱんにつまった、めまぐるしくもたのしいうれしい選曲たちだった。
途中で、赤と白の風船がふわふわと降りてきて
たのしそう〜と上から見ていた🎈
(前から後ろへ風船リレーのように流れていってたのもおもしろかった 笑)
銀テープがきらきら降る光景を思い出しては、
こういう演出が戻ってきたのもうれしいね〜と
いとおしく思ったよ。
アンコール。
『LIFE GOES ON』
これもまた、まちがいなく、
このツアーのハイライトだった。
休養から復帰後の、2013年のアルバムとツアー
“One Song From Two Hearts” で発表された
くろださん作詞作曲の歌。
歌詞にもある “夜の街に溶けてく”ようなメロディーと、急ブレーキをかけて止まってしまった…
止まるしかなかったあの当時の気持ちと、
再び二人で 修理したエンジンをかけて走り出した…歌いはじめた決意を、まっすぐに綴った歌詞。
そのすべてがどうしようもなく胸を震わせる、
すごくすきな、大切な曲。
誰が為の 歌だったろう?
誰が為に 誰が為に 歌い続けていたんだろう
Life goes on
そして
ただあなたの 為だけに
ただあなたの 為だけに歌う
あなたが微笑んでくれるなら
“SING” goes on
これは当時から、歌うこと、歌い続けることの
意味を自問自答しながらも、その先には
「あなた」…わたしたちがいて、わたしたちファンの為に歌い続けるという意思、決意を歌ってくれているのだと思っていた。
たぶんきっと、そういう曲なのだと思うけれど、
この日、このツアーで歌われた LIFE GOES ON は、またちがった聴こえ方をしていた。
あの日のままでいる事は 出来はしない
時は流れ往く
つまずきを恐れ 夢見る事を忘れ
A destination, will be lost
/
何かが違うとか 何かが足りないとか
もうそういうのはやめよう
/
僕ら失くしても失くしても
まだ立ち止まる事も出来ずに
傷だらけのまま また走り出してたんだ
/
理由なんてもういらない 終わりの無い自問自答
繰り返して また夜が明けるなら
この歌詞にあの頃ではなく、今の二人を見た気がして。
ただあなたの 為だけに
ただあなたの 為だけに歌う
あなたが微笑んでくれるなら
(/今 あなたの為だけに)
“SING” goes on
この「あなた」は、目の前にいるわたしたち
ではなく、隣にいる相方のように、
“ただ小渕の為だけに歌う” と聴こえた。
あぁ、、
この曲がすべてを語っているので もう言葉はいらないように思うけれど、あまりにも今のコブクロに重なる歌詞だった。
二人が歌い続ける意味。
二人が作った曲、歌った曲の届く先はわたしたちであると同時に、その前提というか 最前列には、こぶちさんくろださんお互いの存在があるんだよねっていうのを また何度もびしびしと感じていた。
そのとてつもない強さ。
声の不調で休んでいた間、自分で作った曲が聴けない、黒田が作った曲ばかり聴いていた。
曲も作ろうと思えない、そばに「こんなのどう?」なんて聴かせる相手が、黒田がいないから作れない、と話していたこぶちさん。
一度は終わることすら覚悟しながらも、
「ただあなたの為だけに歌う」と歌い続けるくろださん。
それは何年経っても、今も変わらず。
それがコブクロで、だからすきなんだよな、
という気持ちを抱きしめる。
こぶちさんにくろださんがいてよかった。
こぶちさんにギターがあってよかった。
くろださんにこぶちさんがいてよかった。
くろださんに歌があってよかった。
二人に音楽があってよかった。
二人が二人でいてよかった。
25周年にして、
そんな想いをまた強くしたツアーだった。
たとえ一人じゃだめなことも、
二人なら大丈夫になるね。
「小渕と黒田でコブクロ」
二人でいること の強さ。
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ぜんぶわかった、伝わったねと思う。
思ってもみなかったくろださんの入院、からの復帰も重なってなおさらであった。
わたしはいつだって今のコブクロを見ていたい。聴いていたい。
なにがあっても二人で歩いていく二人をずっと見ていたい、一緒に歩いていたいとまた思った。
あぁそしてこの LIFE GOES ON、リアレンジがまたものすごくよかった、、!
静かな雨の中にいるようなはじまりから、
だんだんと雲間から星が見え、光が差してくるようなオリジナルもすごーくすきだけれど、
CALLINGツアーの『To calling of love』を思わせるような バンドがバーン!とドラマチックな展開で、、10年後の、今のコブクロの LIFE GOES ON という感じがした。(伝えきれなさすごい)
アンコール2曲目。ENVELOPツアー最後の曲。
ツアー中に結成25周年を迎えたコブクロの、
いちばん最初の曲。二人を繋いだ『桜』を、
みんなで一緒に歌いたいと言ってくれた。
最初の「uh〜uh〜uh〜uh〜」から最後まで
コブクロと、みんなとで声を合わせて歌いながら、20周年の、あの宮崎の空の下でおなじように歌った桜を思い出していた。
わたしたちのなかにも染み付いている大切な桜。
25周年でも一緒に歌えているの、うれしいなぁ。
その歌声と、ビジョンに映された会場の客席、
笑顔で桜を歌うみんなの姿にまたグッときちゃった。
二人の桜が わたしたちの桜 になっていくの、
しあわせなことだなぁ。
この日の桜は特に、
名もない花には名前を付けましょう
この世に一つしかない
冬の寒さに打ちひしがれないように
誰かの声でまた起き上がれるように
この歌詞が胸に響いていた。
誰かの声で、また起き上がれるように。
🌸
そうだ、
コブクロの25周年に、わたしが描きたかったのも
桜の花びらに吹かれながら笑いあう二人の姿だったよ。
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ENVELOPというツアー全体を通して、
『Starting Line』『Star Song』『蕾』…
さまざまな曲を通して、
「歩いて行け 自分色の空へ」
と歌ってくれているように感じた。
それはコブクロからの願いでもあるんだなと思うし、そう歌ってくれていることが 自分色の空を探して 歩いて行く力になる。
そして わたしがいちばんすきな二人の、
こぶちさんの声、くろださんの声もまた、
他の誰でもない、二人にしかない色を纏っている
自分色の、、“あなた色の声” なんだね。
その色が混ざりあって生まれるコブクロの色が、わたしの日々に、心に、彩りと光をくれている。
この先もずっとそうだから、その色を大切に感じていたい。
たくさんの愛に、笑顔に、涙に、歌声に包まれていたなぁと感じたツアーだった。
まさに ENVELOP、だね。🧣🫧
◎おまけ
ライブが終わって 22時過ぎの電車に乗るために急がなくちゃなのに、せっかくきたんだから…!と
人混みに流されながらも大急ぎで回したガチャ、
ヒヨコブクロ大集合と、やっぱりTo calling of kurodaだった🐥🕶(ほぼ毎回くろだスタンドなわたし)
くろださんおかえり記念だね✌🏻🌟
(わたしが25thイラストで描いた服装だったのも
なんだか運命感じてうれしい〜)
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そしてわたしが見た ENVELOPの景色。
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(配信映像やCDの感想をじっくり綴っていた
ここ数年のライブとちがって、自分のなかに
残っている記憶だけを頼りに書くんだし、、
これまでみたいに長くはならないよな、と
思っていたのに、2万7000字になっているの
どういうことなの、、🐢?
どうしても読めない長さになっちゃうのあいかわらずでこまっちゃうけど、それでもここで、
ひとつひとつ言葉にできてよかった。この時間が必要だった。)
(そしてまた、こんな長文を読んでくれた方が
万が一いらしたら、、心から、ありがとうございますのきもち🥲🤍)
あの日から半年かかったけれど、
わたしのENVELOPツアーを結べた。
そんな今日(8/10)から、
25周年記念ツアー “QUARTER CENTURY” が
幕を開ける。
きっと、ぜったいに、コブクロすきでよかった〜と笑い泣きしちゃうような、共に歩いてきたこれまでと 今と この先の道を大切に想えるツアーになるんだろう。
どうか最後まで、みなさんが元気でたのしんで
ひとつひとつの公演を届けられますように。
ということで、、
初日、高崎、いってきます!✊🏻
(えええ!) (行ける会場がまさかの初日で全然
心が追いつかぬまま、!)
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🐨🌿(追記)
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🙌🏻 🥲💓💓