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自分で考える癖をつけるために
今日通勤中に、本の宣伝が目に入った。
「OOするだけ!幸せはやってくる!」
「これさえやっていれば大丈夫!〇〇」
この思考法、楽ですよね。誰だって背中を押してくれる一言が欲しい。
自分のやり方が合っているのか、本当に気になってしまうもので・・・ 考えるのはめんどくさい。
しかし、このような思考法は短絡的な想像力の欠ける方法しか生み出せないのも確かな事実です。
よくある話ですが、日本では足し算は
2+6=8
と教えますが、
海外のとある地域では、8になる式を考えよと子供に言います。
「こうなったら必ずしこうなる。」そういう教育法では創造的な子供には育たないと考えます。
「なぜそうなるのか」を考えさせること
そして、自分で考えさせてそれが失敗だった時にも
褒めてあげる環境を作ること。それが大事です。
私たちは創造的に考えることが難しい生活をしています。
ありとあらゆるものが自動的で、スイッチを押せば電気がつく。それが当たり前。
そういう生活を送っているので考える習慣がないのです。
私はダンス教育の中で一番大事にしたいと常々考えていることは
「自分にとって何がカッコいいのか、考えて作り上げなさい」ということ。
先生についていくだけでは一生本当の意味でダンスは完成しません。
私も以前、先生の振り付けを完璧にやっているのにどうしてカッコよくならないのか、悩んだ時期がありましたが、
先生と身長も体重も外見も違う。自分がかっこよく見えるポーズや振り付けが違って当たり前だということに気が付きました。
レッスンでは、先生から自分がカッコよく見えるエッセンスを盗んで、自分のものにしていくこと。
自分で自分のダンスを考え抜くこと。自分を見つめる勇気を持つこと。
自分で考えて失敗をして納得していくこと。
これが一番必要なことだと感じます。
答えなんてものは全てにおいてありません。
一生涯答えを探し続ける勇気と覚悟とその方法を一緒に探ってあげることこそが大人として大切です。
〜すれば大丈夫。
この思考を手放し、
不安の海を自分で切り開く術を私たちがまず見せてあげましょう。