ChatGPT searchは便利だが、依存してるとまあまあヤバい
こんにちは、まっつです。
ChatGPTの新機能として、ChatGPT search、およびそのChrome拡張機能が登場した。検索窓から直接ChatGPTを使用できるが、従来のGoogle検索ができなくなる拡張機能だ。
そこで、ひとつのプラットフォームに依存する危険性について、メタルギアソリッド2における愛国者達による情報統制や日常における具体例などを織り交ぜて説明したい。
メタルギアソリッド2が描いた情報統制
メタルギアソリッド2において、AIは次のように語っている。
「人類は今や、意味のない情報、文脈のない情報の海の中で溺れかけている。それは、まるで記憶の遺伝子が暴走し、際限なく複製を繰り返しているかのようだ」
このセリフは、現代のインターネット社会における情報過多の状況を、20年以上前に予見していて、AIによる情報のフィルタリングや、アルゴリズムによる情報の選別が行われている。
日常に潜む情報統制
実は、私たちも日常的に情報統制を行っている。ちょっと大げさかも知れないが‥.
たとえば、
- 顧客へのプレゼンテーションにおける情報の提示順序
- 上司への報告における重要事項の優先順位付け
- SNSでの投稿内容の選別
これらは全て、受け手の印象や理解をコントロールするための
意図的な情報統制といえる。
AIと検索エンジンのブラックボックス化
生成AIが発達する前からGoogleによる検索結果の順位付けは疑問視されてきた。生成AIの出力について、なぜそうなったかを説明することはできず、また入力のたびに生成結果が違うこともままある。そのためAIによる情報の要約・取捨選択にバイアスが含まれていても気付けないと言える。
最後に
これからは以下の3点を意識して情報収集したい。
ひとつのプラットフォームに依存しない
情報のソースを確認する
複数の視点からの情報を入手する
とりあえずChatGPTは従来どおりブラウザで使用しようと思う。