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"つかみ"の心得 その7 その8

「楽屋でね、何でもいいからくだらないことをしゃべってわぁーと明るい気分になって高座にあがる。コレが芸人の第一の心得」(桂文楽)

19歳の時、"しろうと寄席"という前座からスタートして名人に到達すると芸名を付けてもらえるというテレビ番組に出ました。私は運良く名人までいったので、芸名を付けていただきました。私の最初の芸名は、"百花亭ニコニコ"です。たくさんの花を出すマジックをしたからなのですが、その名付け親が八代目桂文楽師匠なのです。そして、その時の喜びとともに、胸に刻まれたのが冒頭の言葉です。

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