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「SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2022 [in the twilight]」 を振り返って独占取材!!! @ 『Café NoHo』

ライブツアー終演からおよそ一ヶ月。今年も残り僅か、まさしく「日の名残り」を肌で感じる時節となった11月16日。
「行ってみたかったんです〜!」と、メンバーが以前より気になっていたという、今年8月にオープンしたばかりの『Café NoHo』(
https://cafe-noho.com/)に集まってもらい、3度目となったライブツアーの感想や、2022年を振り返って、さらに来年に向けての展望など、お茶しながらゆったりとお話を伺ってきました!

(music freak magazine 編集部より♪)
本特集は、途中から有料ページとなります。メンバーのライブにかけた思いやエピソードなどのお話に加え、取材中『Café NoHo』で撮影した貴重なオフショット写真も掲載していますので、どうぞ最後までお楽しみください。また感想やリクエストもお待ちしています。編集部のメールまでどしどしお寄せください。よろしくお願いいたします!(webmaster@mfmagazine.com

●今日はお茶しながら、色々お話伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。ここ『Café NoHo』は、ワッフルとジェラートのお店ということですが、皆さん今日は何を飲んでいるんですか?
神野:私は「キャラメルラテ」のHOTです。普段はブラックコーヒーが大好きで一日に何杯も飲んでしまうんですけど、今日は気分を変えて甘い系を選びました。あと、みんなでワッフルのプレーン味にマロンクリームのジェラートが乗った季節限定メニューをオーダーしました!
●お味はいかがですか?
神野:ワッフルはサクサクしていて、甘さは控えめ。その分ジェラートが濃厚でちょうどいい甘さを足してくれていて、一緒に食べるととっても美味しいです。
杉岡:私は「ルイボスティーラテ」のHOTにしました。日頃からラテ系を飲むことが多いんですけど、ルイボスティーのラテって珍しいから気になっていたんです。ルイボスティーって美容にもいいし、味もめっちゃ美味しい! 甘くないからワッフルと合わせるのオススメです! ってか、このワッフルとジェラートがメッチャ美味しい!
坂本:私もコーヒーをよく飲むんですけど、ブラックか、カプチーノか、ラテの3種類からその日の気分で決めます。今日は杉岡さんと同じく、珍しいので「ルイボスティーラテ」のHOTを選びました。カフェは好きでよく一人で行くんですけど、『Café NoHo』さんもオシャレでとても居心地がいいので、ぜひ皆さんにもオススメしたいです!

〒550-0014  大阪市西区北堀江1-3-17 ホリエヒルズ北区画1F
TEL:06-6533-0555
https://cafe-noho.com/
https://www.instagram.com/cafe.noho/
ジェラートは、スタッフがいちから試作。
独自の配合により、素材を生かした製法で作られている、
ここでしか味わえない逸品。
左は神野さんオーダーのキャラメルラテ、
中央と右は杉岡さんと坂本さんオーダーのルイボスティーラテ
今回オーダーした、季節限定のワッフル。『Café NoHo』のワッフルは、米粉を使用することで、 外側はよりサクッと、内側はもちっとした食感、 グルテンフリーになっています。
(材料の一部に、同じ製造ラインで小麦粉を使用していることがあります)
定番のワッフルは、プレーン、チョコレート、バター&メープルシロップの3種類。
最寄り駅  :  四つ橋線 四ツ橋駅 6番出口

●ライブの時は、体力をつけるために食事にも気をつけるんですか?
神野:本番前はみんなあまり食欲がなくて、「でも食べておかないと」って、昼食用のお弁当を無理矢理押し込む感じです。で、ライブが終わった後、夕食用のお弁当でゆっくり打ち上げするのが定番化しています。
●お弁当で打ち上げというのは?
神野:私たちライブが終わった後楽屋に居る時間が長くて、夜のお弁当を一緒に食べながら色んな話をするんです。それがなんかちょっと打ち上げっぽくて。
●なるほど。本番終わるとすぐ帰ってしまうアーティストの方も多いですよね?
杉岡:私たち最後まで残ってるよね?
神野:そうそう。「早く帰ってー!」って思われてると思います(笑)
●その日のライブの話で盛り上がるんですか?
神野:はい。MCの話が多いですけど。
坂本:観に来てくれた方がSNSにすぐコメントを載せてくれるので、それを見ながら話したりもします。
●今回はどんな話をしたか覚えていますか?
神野:私が東京公演のMCで、お客さんに対して「皆さん」っていうべき所を、「みんな」って気安く話しかけちゃったシーンがあって。「やっちゃった!!」みたいな。すごく焦ったんですけど、「大丈夫だよ」って2人が慰めてくれました。
●逆に距離が近づいてファンの方も嬉しかったんじゃないですか?
神野:そうだといいんですが、まるで友達みたいに馴れ馴れしかったかなって。
坂本:友亜ちゃんだからこそファンの皆さんも分かってくれていると思いますし、失礼な感じではなかったと思います。
●アットホームな雰囲気で良かったと思いますよ。
神野:
ありがとうございます。

●ということで、今日はライブ後の楽屋の様な雰囲気で、ライブについて改めて振り返ってもらおうと思います。まず、「SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2022[in the twilight]」を振り返って、率直な今の気持ちを教えてください。
神野:
コロナ禍が長く続いていますが、SARD UNDERGROUNDはツアーの時に新型コロナの感染者数が収まっている事が多くて、これまでも、そして今回も無事に開催する事が出来ました。まず何より皆さんに直接お会いできたのがすごく嬉しかったです。また、今回は東京公演がSOLD OUTしたのがとても嬉しかったです。来年も今回と同じ規模の会場で開催出来たらいいなと思います。
坂本:今回でライブツアーは3回目になりますが、こうやって一年に1回大きいステージでライブが出来ている事に感謝していますし、年々来てくれる方も増えてきて嬉しい気持ちでいっぱいです。
杉岡:コロナ禍になって声を出したり、立ったりする事が禁止されるライブが続いていたのですが、今回は声出しはNGでしたが、久しぶりにスタンディングはOKになったんです。そしたら、大阪も東京もライブが始まった途端皆さんが一斉に立ってくださって、客席との距離がすごく近くに感じられて、“盛り上がってる!!”っていう実感が得られやすかったです。なんかそれって久々の感覚で、「うわ〜、嬉しい〜!!」って、即スイッチが入りました。
神野:1曲目が始まるとすぐに皆さんがスタンディングになったのを見て、「やるぞ〜」って、一気に力が湧いてきましたよね!
杉岡:そうそう。皆さんのリアクションによって、私たちもテンションが爆上がりしました!!
●これまで神野さんはスタンドマイクで歌うイメージが強かったので、今回最初からハンドマイクで驚きました。
神野:そうですね。曲的にスタンドマイクでカチッとやるのも違うかなと思ったので、「幕開けから行くぞ!」っていう意気込みで、ハンドマイクで激しめに行きました。
●観客の皆さんはマスク着用でしたが、客席の盛り上がりは伝わるものですか?
神野:表情は見えないんですけど、手を一緒に合わせて振ってくださったり、こちらが手拍子すると自然とついてきてくださったり、一体感を強く感じました。
杉岡:目がめっちゃ笑ってるんですよ。だから楽しんでくださってると思って、すごく嬉しかったです。
●SEに乗って登場した後、1曲目はアルバムと同じく「花火よ燃え尽きて海に舞い上がれ!」でしたね。ここでしくじったらしばらく後を引きそうな強烈なオープニングでしたね。
神野:そうですね。でも「花火よ燃え尽きて海に舞い上がれ!」で始まって良かったです。SEも最後に花火が打ち上がるみたいな音になっていて、あれでみんな一気に背筋伸びましたよね?
杉岡:確かに。切り替えやすかったです。
坂本:歌始まりの曲ですが、友亜ちゃんの第一声で私も一緒に勢いづきました。
●「花火よ燃え尽きて海に舞い上がれ!」は早口だし、滑舌も、息継ぎも大変な曲ですが、本番はどうでしたか?
神野:ライブでは杉岡さんがサビの主メロを掛け合いで歌ってくれたので助かりました。あそこも自分で全部歌っていたら、息が続かなくて1曲目からへたばっていたんじゃないかと思います。
●1曲目と、2曲目の「擦り傷だらけの純情」でも杉岡さんが掛け合いで歌っていましたが、あのアレンジはどうやって決まったんですか?
神野:元々あそこは自分で録音した声を出そうかという話になっていたんです。でもそれだとライブはなんか違うかなっていう事になって、杉岡さんが歌ってくれる事になりました。
杉岡:リハの時に、もう全体が仕上がってきたくらいのタイミングでそれが決まって、私的には「え〜、私でいいんですか〜?」って恐縮してしまったんですけど、ソロで歌うって今までなかったし、いい経験だなと思ってトライしました。
●自分的に出来栄えはどうでしたか?
杉岡:新感覚というか、新しい自分みたいな感じで楽しかったです。
●二人の声が合ってますよね。
神野:本当ですか。嬉しいです! 今後も有りですね。
杉岡:はい。頑張ります。
●勢いそのままに、2曲目の「擦り傷だらけの純情」へ突入しました。
坂本:2曲続けて緊張もかき消されるくらいの勢いがある曲で、自然と気持ちがライブモードへと高揚していきました。
杉岡:「花火よ燃え尽きて海に舞い上がれ!」から「擦り傷だらけの純情」へ爆上がりのまま2曲突っ走っちゃうので、「後半持つかな?」って心配だったんですけど、本番はテンションをずっと保ったまま最後までいけたので、結果的に最初がこの2曲で良かったです。
神野:「擦り傷だらけの純情」は本当に楽しい曲だなって思いながら歌っていました。メンバーがコーラスしている「ワン・トゥー・セイ」の所をファンの皆さんに歌ってもらえたらいいな〜って、実際ライブをやってみて思いついたんです。声出しOKになった時の事を想定して、観客の皆さんへの振りを考えたいと思います。
●いい案ですね! 冒頭2曲ニューアルバムからの新曲がきて、3曲目もライブ初披露となる「世界はきっと未来の中」でした。この曲はイントロ、間奏、エンディングとキーボードが大活躍でしたね。
坂本:沢山練習しましたが、本番前はずっと緊張していました。でも最初の2曲があったから、気持ちの準備は出来たかなと思います。弾いていてとても楽しかったです。
●今回は初披露の曲が沢山あったのも見所の一つでしたが、セットリストに関して皆さんから希望は出しましたか?
神野:出しました。私が挙げたのは「こんなにそばに居るのに」です。ZARDさんのライブでコーラスを担当させて頂いた時にこの曲を演奏して、「絶対SARD UNDERGROUNDのライブでもやりたい!!」って思っていたので、希望が叶って嬉しかったです。
坂本:私はやりたい曲がいっぱいあったんですけど、熱望したのは「遠い日のNostalgia」です。すごく感動する曲で、ピアノが重要なんですけど好きな曲だからこそ楽しい気持ちで弾けました。
杉岡:私は「世界はきっと未来の中」です。この曲はCDでコーラスをやったので、ライブで歌えたら楽しいだろうなって思っていたんです。
神野:歌う楽しさに目覚めましたね(笑)
全員:(爆笑)
●1曲目〜3曲目まで、杉岡さん歌いっぱなしですね!
杉岡:ほんまや(笑)。あと、サポートギターで岩井勇一郎さんにお世話になっているので、岩井さん作曲の曲をいつかやりたいと思っていたんですよ。岩井さんには言ってないですけど。
●あら、じゃあ赤字で目立つようにしておきますね(笑)
杉岡:はい、是非(笑)。本当にそれくらい一緒に出来て嬉しかったです。
●この曲はライブで聴くとより良さが伝わってくる、まさにライブ映えする曲ですよね。
神野:そうですね。私もまさか岩井さんが作曲された曲をご本人と一緒に演奏出来ると思っていなかったので、改めて考えると本当にすごい事だな〜と思います。
●次の「IN MY ARMS TONIGHT」も初披露ですね。
神野:この曲もライブ映えする曲だな〜と感じました。最初の4曲は私がずっとライブで演奏したかった曲なのでテンションがどんどん上がっていったんですけど、客席の皆さんの熱気も目に見えて分かりました。4曲目くらいでちょっと冷静になって会場全体の感じも掴めたところだったので、いい相乗効果が生まれてるなっていうのを感じながら、心地よく歌っていましたね。
坂本:この曲はすごくリズムが難しくて、焦らないようにとか、みんなと気持ちを合わせて弾くという事を意識していたのですが、その効果もあってかより一層バンドの息が合ってきた事が感じられました。何回もみんなで練習した曲なので、本番で盛り上がって嬉しかったです。
●今回初披露曲も多かったですけど、楽器隊のお二人は苦戦しましたか?
坂本:ライブの経験を重ねていくごとに自分のスケジュール感っていうか、この曲はこれくらい練習日数が必要だなとか、ここくらいまでに自分なりに完成させてとか、そういう感覚が掴めるようになってきたかなと思います。
●グリッサンドや連打がさらに力強くなったり、技術的に上がってきている事を実感しますか?
坂本:今年はファンクラブイベントでもライブがあったり、弾く機会がずっとあったからこそ力もちょっとずつついてきたのかなと思います。
●杉岡さんはいかがですか?
杉岡:以前はライブ本番になるまで「どうしよう」って気持ちが強かったんですよ。「間違えたらどうしよう」とか考えてしまって。でも年々、「ライブを楽しもう!」って、不安よりも楽しみの方が優ってきているんです。ライブはお客さんもいるし、自然と楽しめるんやろうなって。今は、「ライブ=楽しみな日」って感じで、早くやりたいって気持ちが強いです。
●何故そういう気持ちの変化が出てきたと思いますか?
杉岡:なんでなんやろ? ベース触ってる時間が長くなってるからじゃないですかね? 手が勝手に動くようになってきたっていうか、ベースともう仲良しなんですよ。相棒みたいな感じで、ベースとの信頼関係が深まってるからかもしれないです。
●神野さんはどうですか?
神野:やっぱりファンの方の存在が大きいと思います。杉岡さんと同じくライブが楽しみだなって感覚が大きくて、それは多分リリースイベント等で沢山のファンの方に会って、直接声を頂いたりして温かさを感じていたので、安心して挑めたんじゃないかなと思います。

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