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くじらが動いたビットコイン強気相場来るか!?|2024年06月06日
ビットコインの強気相場は、世界的な流動性が過去最高レベルに達していることにより、さらに勢いを増す可能性があります。ブロックチェーン分析会社「ルックイントゥビットコイン」の創設者フィリップ・スウィフト氏によると、現在の世界の流動性は約100兆ドルに近づいており、ビットコインの価格はこの動向に敏感に反応しています。
世界のM2流動性とビットコインの関係
スウィフト氏の分析によると、現金、預金、準通貨、譲渡性預金(CD)を含むマネーストック指標M2は94兆ドルに達し、これまでの最高値を更新しました。これは、世の中のお金が増え、ビットコインを含む金融資産の価格が上昇する兆しを示しています。
過去の相関関係
過去のデータからも、マネーストック指標とビットコイン価格には明確な相関関係が見られます。例えば、2022年末に仮想通貨相場が暴落した際、グローバル流動性は85兆ドルと局所的に低い水準にありました。
大口投資家の動向
仮想通貨相場分析プラットフォーム「クリプトクアント」によれば、大口投資家はビットコインを約10億ドル単位で購入しており、これは2020年にビットコイン価格が急騰した時期と似ています。特に、新しい「くじら」ウォレットが日々10億ドルずつビットコインを買い増していることが確認されています。これは、機関投資家がカストディウォレットにビットコインを送金していることを示唆しています。
ビットコインの将来展望
今後のビットコイン市場は、世界的な流動性の影響を受け続けると予想されます。流動性の増加が続く限り、ビットコインの価格は引き続き上昇する可能性が高いでしょう。投資家はこのトレンドを注視し、適切なタイミングでの投資判断が求められます。
このように、世界の経済状況や大口投資家の動向がビットコイン市場に与える影響を理解することが、成功する投資戦略の鍵となります。今後の市場の動向を見逃さないよう、最新の情報に常にアンテナを張っておくことが重要です。
【参照元】 コインテレグラフ ジャパン