日記 2024.10.01~10.06
10月1日
地元の体育館で体力測定会に参加した。
私は自分を客観的に見るのが好きなようで、体型の3Dスキャンを体験したり、占いが好きだったりするのもそのせいだと思う。
そんな私なので、自分の体力を可視化できる体力測定会にも魅力を感じて、広報紙で開催を知ったときから絶対に行こうと決めていた。無料だし。
とはいえ、体力がないことで周りにはお馴染みの私である。子どものころから体力のない運動苦手キャラとして生きてきた。
でも、本当にそうなのだろうか? 思い込んでいるだけじゃないだろうか?
中学時代は保健室登校、高校は通信制だった私にとっては小学校以来25年ぶりの体力測定なので、もしかしたら、今は年相応ぐらいになってる可能性もあるのではないか。
そう思ってウキウキしながら体育館へ向かった。
体育館のスタッフさんの案内に従って握力測定、長座体前屈、上体起こし、立ち幅跳び、反復横跳び、シャトルランを順番にこなしてゆく。
体力測定が久しぶりすぎて、自分がちゃんとできているのかできていないのかさえわからない。後半は疲れが出てしまい、へとへとになりながらなんとか動いた。
結果、私のレベルは5段階中最低のE判定、体力年齢は65~69歳だった。なんだよ! やっぱり体力ないのかよ!
思った以上にひどい結果で笑うしかなかったけど、どおりで疲れやすいはずだわ~と納得した。
唯一、握力の左右差がないことだけはスタッフさんに褒めてもらえた。一か所でも褒められるポイントがあってよかった。
ただ、「バランスがいいですね」と言ってもらえたものの、握力自体は10点満点中3点の値だった。
ずっと運動しなきゃな~と思いつつ、なかなかできてなかった私だけど、これをきっかけに運動をがんばりたい。というか、マジでやらないとやばいと思う。早く年相応になりたい。
定期的に体力測定に参加すればモチベーションが保てるのでは? と思うのだけど、体力測定会は2年に1度しかやっていないらしい。2年後……私はどこで何をしているのだろうか。
10月2日
全身が筋肉痛。出かけるのをあきらめた。
10月4日
めずらしく家族全員が出かけるというので、私は居間でゆっくりのびのびとお留守番だー! と思い、小さめのバッグに数冊の本と手帳、iPod(スマホの充電が減るのが嫌で未だに音楽はiPodで聞いている)とスピーカーを入れて居間へと運ぶ。
こんなに留守番を楽しむ気満々だったのに、なんだかんだで忙しかった。
妹に朝食を食べさせて送り出し、片づけをしていたら晴れてきたので洗濯物をベランダに移動させ、ずっとやらなきゃと思っていた包丁研ぎをして……。
家事って地味なのに何でこんなに疲れるのだろうと思う。でも、今の私は知っている。疲れるのは私の体力年齢が60代後半だからです! はぁ……本当にがんばらなきゃね。
家族が思ったよりも早く帰ってきて、ゆっくりのびのびとは程遠い留守番が早めに終了。バッグで運んだものたちはバッグから取り出すことなく自室へと戻った。
Xで見て気になっていたZINE作りのワークショップに申し込んでみた。私の長所は行動力のあるところ。楽しみな予定ができてうれしい。
10月5日
先週行った旅行を思い返しながら短歌を作ることにした。
ノートに思いつくフレーズをあれこれ書いて、何となく形にしていく。
午前中の2~3時間で12首できたけど、そのうち2首には既視感がある気がする。むむむ。
きのう東京へ出かけた父が買ってきた「らぽっぽ」のポテトアップルパイを家族で食べた。我が家はみんなこれが好きなのだ。相変わらずずっしりとしたボリュームがあり、さつまいももりんごも土台の生地もおいしい。
今は父との関係が良くなくて(というか、私が一方的に嫌っていて)実家で暮らすつらさが身に染みるけど、実家にいるからこそありつけるおいしいものもあるよな、と思う。
10月6日
散歩中、地元のマルシェに遭遇。
食べものを売ったり、フリーマーケットのように不用品を売る人たちと並んで「タロット占い」と書かれたブースがあったのだけど、占い師(?)の男性が半袖短パンの日に焼けた占い師っぽさゼロのおじさんでびっくりした。
自分のなかに「占い師っぽい人のイメージ」があることにもびっくりした。