日記 2024.10.21~10.27

10月21日

初めて乳がん検診に行ってみた。どきどきである。
私はめちゃくちゃ緊張しやすいうえに、体のことには特に不安を感じやすいので、正直、こわくてあまり行きたくはない。
それでも、年齢的に検診は受けなきゃと前々から思っていて、今年は「今年やりたいことリスト100」のひとつとして乳がん検診を挙げていた。やりたいことリストは今のところ33個しかクリアできていない。検診は受けようと思えばすぐクリアできるし、自治体から送られてきた受診クーポンを使えば千円でできるわけで……重い腰を上げることにした。

マドラスチェック柄のかわいい検査着に着替えて待合室で待っていると、超音波室へと呼ばれた。30代なので、マンモグラフィーではなく超音波による検査だ。部屋のなかは暗く、女性の技師さんが診てくださった。
以前、腹部の超音波検査をしたときにジェルが冷たくてヒヤッとした記憶があり、それを覚悟していたのだけど、ここの病院のジェルは温められていてヒヤッとしないどころか少し熱いくらいだった。すばらしい!
検査は仰向けになり、片側ずつ腕を上に伸ばすような体勢で行われる。このとき、私は緊張のあまり腕に力が入っていたようで、検診が終わってから両腕が筋肉痛になっていることに気づいた。どういうことよ? 検診に行って筋肉痛になった人の話なんて聞いたことがない。つくづく変なやつだよ、私は……(不安障害のせいだとは思う)。

ずっとどきどきしていたものの、あれよあれよという間にお会計へと案内されて、どうやら結果は後日送られてくるようだ。どっと疲れた感じがする。病院を出ても、まだ心身に緊張が残っていた。
自分をリラックスさせたくて、近くのタリーズに寄ってから帰る。こんな日は甘いものがいい。ホイップクリームとチョコレートソースがかかった甘々なホットココアを注文した。


10月22日

ちょっと疲れているようで、久しぶりにお風呂で泣いてしまった。
実家暮らしで、なおかつ妹とひとつの部屋を一緒に使っている人間にとって安全に心置きなく泣ける場所はお風呂かトイレしかない。


10月24日

初めて推しのアクスタを買うことにした。
グッズをあまり買わないタイプのオタクなのだけど、今回のJUMPのアクスタは各々のセルフプロデュースで、伊野尾くんはインスタでファンにアンケートを取った結果、猫耳ニーハイメイド(!)の格好のアクスタなのである。
これがはちゃめちゃにかわいい。とても似合っていて、なんかわからないけど興奮してしまう(これが性癖ってやつなのか……?)。
アクスタって基本的におしゃれなものではないと思っていて、部屋に飾りたいとか持ち歩きたいとか思わないのだけど、このメイドの伊野尾くんは手元に置いたらしあわせな気持ちになれると確信して注文した。

メイドの伊野尾くんアクスタ、とても売れているようで届くのは12月中旬以降の予定だそうだ。楽しい冬になる予感がする。


10月26日

25日の日記を丸ごと消した。つらくて、情けなくて、救いようがなくて、もう読み返したくなかったから。
そんなこともすべてひっくるめて「日記」じゃないの? とも思うけど、あとで読み返したいものだけを残したいのだな、私は。今後もそれを基準にして書いてゆこう。

ここのところ心身の調子があまり良くなくて、「秋のせいでは?」と思い、去年の手帳を見てみた。
去年から手帳にほぼ毎日その日の体調を10点満点で記録しているのだけど、案の定、去年の10月も点数が低い。「やっぱりね! 季節の変わり目だもんね!」と思ったものの、去年のほかの月の点数も見てみたところ、去年は年間を通してずっと点数が低めで、秋のせいで具合が悪いとは言い切れなくなってしまった。謎はすべて解けたと思ったのに!
それでも、去年より今年の私のほうが体調がいいことが分かってよかったと思うことにする。あーよかったよかった(棒読み)。

案外、去年のことって簡単に忘れてしまっているものだな。
少し前に森田療法という不安に対する治療法の本を読んだのだけど、嬉しい気持ちがずーっと同じテンションで続かないのと同じで、不安もいずれ薄れていってなくなるものだ、というようなことが書かれていた。
不安もつらい気持ちもいずれ薄れて忘れるのかも、と思えば気楽になれるのかもしれない。


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