To行政書士/売上や実績を聞かれた時の応え方
こんにちは、行政書士の吉田です。
今日は新人行政書士や新たに専門分野を開拓する行政書士に向けた内容です。
多くの方が交流会や飲み会などで聞かれること。それは、売り上げと実績。聞かれた時に結構困りますよね?
私も開業した当初は困ってました・・・
なので今回は「売上や実績がないのに、売上や実績について聞かれた場合の対応」についてです。
新人行政書士や新たに専門分野を開拓する行政書士は、どのように受け答えをすべきか、僕が実際に使った例をお届けしたいと思います。
10代の頃のホストクラブの経験から風営法を専門とした「デコレート行政書士事務所」を20歳で開業。現在は風営法/旅館業法を専門的に取り扱っており、定期的にSNSでの炎上で行政書士会から呼び出しを受けている。
売上や実績を聞かれたとき。
交流会や飲み会などで売上や実績を聞かれた際、大切なことは______
素直さ
何よりも、聞かれたことに対して「嘘をつかない」ということが大切です。
嘘はバレます。絶対に。
行政書士のビジネスで大切なのは、法令知識などの専門知識ではなく「信頼できるかどうか」です。これにかかっています。
まずは行政書士事務所を現在運営していて、新分野を開拓される方からの対応から。
新分野開拓行政書士の場合
新分野を開拓する行政書士は既存の専門分野に置き換えて話をしましょう。例えば、私は元々風営法専門でしたが、現在は風営法と同じくらいに民泊などの観光産業の許認可を取り扱っています。
私は交流会では下記のように受け答えをしていました。
「この許認可は取り扱ったことがありません。しかし、私は風営法で現在かなり案件を捌いています。法令根拠と警察職員の対応、立ち回りを理解して、スムーズに手続きを行っております」的な。
ここは文章上なので少し私の受け答えは下手っぴのように感じますが、これで仕事の信頼は担保できるかと思います。私はこれから入管業務にリソースをささぐので、風営と民泊で案件をしっかりとこなしたことをアピールするようにします。
売上や実績がない人の場合
新分野開拓の場合と同じように、売上や実績のない行政書士も「別のものに置き換えて仕事の信頼を担保すること」を大切にしてください。
「私は新規開業したばかりで売上や実績はありませんが、
〇〇なので、私はしっかり仕事をします。」
こういう論理構造にすることができれば、素直さがわかれば、仕事の信頼性は担保されます。
〇〇には前職の経験が役立つでしょう。仕事に対して、何を重きに取り組んできたか、これをしっかりとアピールすることが大切です。
私たちは経験こそ大切だと思っているかと思いますが、「伝え方」こそ大切です。過去の経験を活かすには伝え方をしっていないとダメなのです。
絶対ダメしてはいけないこと。
売上や実績に対して質問されたときに絶対にしてはいけないのは「なぜそんなことを聞くのですか?」的なことです。
なぜその質問を相手がしてきているのか意図を理解しましょう。
相手が方は他の行政書士と比較している可能性があります。ただ比較されている時点でありがたいと思った方がいいです。売上や実績がないのだから、それは隠さない。
それを伝えた上で仕事をとれるようにする。最低限のマナー、不潔でない身だしなみ、禿げていない、デブでない、臭くない、目を見て話す。
ビジネスや恋愛においてのコミュニケーションは、減点方式なので加点を意識せず。減点を取らないようにしましょう。
最後に加点を狙いに行く。許認可外のサービス設計やスピード、即レスなど。
以上が僕が実績や売上を聞かれた際の対応でした。この記事が皆さんのビジネスに役立てば幸いです。
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