2024年 8月 振り返り
まだまだ夏とかいうやつのせいで暑く、全国で観測史上1位だとか過去最遅の39度だとか過去最高だとかのニュースで世間がわっしょいわっしょいしており、花粉の時期にも思いますが過去最高というフレーズを毎年聞いているとそれならもはや過去最高ではなくて未来最低と言ってくれた方がよいのではないかと思い、いざ未来最低気温と字面をつくり眺めてみると、今のこの暑さで未来最低!?来年はさらに暑くなり再来年はまたさらに暑くなるのかと衝撃の告白を受けてしまい、ああそうかこれから先の世界には暑さも汗も匂いも蝉も日焼けもペットボトルの結露も気にせずに太陽の下を笑みを携え鼻唄を奏でながら散歩できる夏など存在しないのかと理解してしまい、前を見ることができず下を向きすぎてもはや後ろを向いてしまいここ天橋立ちゃうでと言われました、おおたです。
野田洋次郎さんもおっしゃっていましたが、夏休みのない8月など君のいない世界なわけで、世の学生一般の8月は夏休みで研究室が公式として振り返ることなどあるわけなくて連研も特段例外に当たる訳ではありません。しかし、note一覧に8月だけ抜けていたら見た目が芳しくないし、似た事例としてAppleはiPhone9がないことをiPhone10をiPhone Xとして表記したことでなんとか乗り越えていましたが(おおたの勝手な推測です)私たちは8を抜きたいので参考にはできなく、致し方なく振り返りをしています。
とは言いつつも全く振り返ることが無いわけではないため、きちんと振り返りをしていきます。
ゼミ旅行
9/8~9/14にタイへゼミ旅行に行くため、しおり作成にむけて計画立て、リサーチを行いました。
(本noteの執筆時にはゼミ旅行を既に終えていますが、計画段階のものとして書いています。)
行く場所と日程を自分たちで決め、訪れるスポットそれぞれリサーチをし、しおりにまとめます。
夏休み中なのでzoomでの会議も行われ、徐々に日程を固めていきました。
連研のゼミ旅行では毎年、格差と居住環境というテーマでスラムや密集市街地を訪れているため、今年もタイの該当箇所を訪れる計画をたてています。
スラム街に行くと聞けば少し物怖じしてしまいますが、個人的な旅行では近づきにくく、ゼミ旅行だからこそ訪れることができる貴重な機会です。現地の人々の生の生活の様子を肌で感じてきたいです。
その他、タイの都市や現代建築、市場なども見て回ります。写真で見るだけでも日本とは違った様式や文化を感じ取れ、実際に訪れることがとても楽しみです。
おおたは初の海外ということもあり、旅行自体がとても楽しみです。
個人的に1番楽しみにしているのは、OMAが設計を手掛けたマハナコーンタワーという建築です。ここは夜に訪れる予定ですが、78階にある展望台へ上がることができ、さらには地面がガラス張りになっている箇所もあるということで、夜景と高いところが好きな自分としては期待大です!!!
家具プロジェクト
今年は家具プロジェクトの代わりとして、川崎大師プロジェクトがあったため、公式な活動ではありませんが、ミニ家具プロジェクトを行いました。
連研には、おそらく連さんの前任の園田研の頃からある大きい棚があるのですが、研究室全体のレイアウトが変更したこともあり、使い勝手が良くなく悩んでいました。特に前面に設けられている棚ひとつひとつの扉が使いにくく、メンバーのストレスを貯め、連研の発展を妨げる要因となっていました。
写真でわかるか微妙ですが、扉それぞれが観音開きをする作りになっており、棚の前に誰かが座っていると開けられないのです。さらには誰かが上部の扉を開けっ放しにしていると頭をぶつける事案も発生し、ゼミ中に頭をぶつけたメンバーが泣き止まずに一時中断せざるを得ない状況になることもありました。
ちなみに、写真を撮ったときに既に一部扉が外れている部分がありますが、これはストレスに耐えきれなくなったメンバーが電動ドリルを片手に癇癪を起こしながら扉を外してしまったためです。
この事態を真摯に受け止め、扉を全て外してカーテンを取り付けようプロジェクトが発足しました。
というわけでとりあえず棚の扉を全て外しました。こうしてストレスから開放されたメンバーたちは喜びに踊り狂い、のしかかっていたストレスがいなくなったことでもはや浮いてしまい、ドラえもんは常に3mm浮いているという設定からここは明日からドラえもん研究室に改名をしようと満場一致で可決し、その我々と地面すなわち地球との間にできた数ミリの距離を空間と名付けたことにより建築の初源を見いだし、その空間を計画することは可能であるのかと思考を深めている我々がいるこの場所を建築計画研究室としようではないかとなり、私たちの研究室の名称は建築計画研究室へと戻りました。
そんなこんなで取り付けられたカーテンがこちらです。
カーテンについて、様々議論が交わされましたが、研究室のほぼ一面を占めることになるため、主張しすぎてしまう色や素材を避けることと、去年の家具プロジェクトで2期生の方々が制作してくれた机が特徴的な色をしているため、その色味と揃えること、かっこいいから半透明にすることを決め、カーテン選びを行いました。
しかしカーテンを半透明にすると、中の棚が見えてしまい散らかっている印象を与えてしまうため、そこで生地の横幅を必要の2.5倍程度の長さにし、多く襞をつくることで半透明の素材どうしが重なり、中身が朧気にしか見えないようにしています。また、研究室の大きな一面を占めてしまうことを考えて、ただ一様な色が広がるのではなく、グラデーションを設け、一面ではあるが多面的な顔を持ち合わせるようにしました。
カーテンレールについて、建築学科に限らず何かものづくりを行っている学生あるあるではあると思いますが、完成された製品を買う前に自分で作ってみようと思い立ちがちではないでしょうか。我々もその仲間であり、費用をあまりかけたくないという点からもカーテンレールを自作することを試みました。しかし、約4m半の長さを持ち、かつ布一枚でつくると中央部分を開けるのに不便であることから4分割することと決めていたので分割されたカーテンとクリップの可動域に制限を設けるための支柱を必要とし、見た目もスタイリッシュにしたいことを考えると難易度が高く、費用もそれなりにかかることがわかりました。
そこで、ふとIKEAでカーテンレールを調べてみるとなんと約5000円で最大5mまで調整可能なカーテンレールと支柱とクリップが手に入るではありませんか。さすがのIKEAさんですね。敬いが止まりません。
労力をかければ費用が安くすむ、というのは我々が持っている固定観念のひとつです。しかしIKEAさんはそんな固定観念をHej!と言いながらぶち壊してくれます。IKEAさんは我々の世界を変えてくれるのです。もちろん、自分で作れば作ることのノウハウを知り、知識と技術を得たことでお金以上の効果がある、という側面もあるとは思います。
ということで全国のものづくりを行う皆さん、費用をかけたくないのであれば作る前に一度IKEAさんを覗いて見てください。
日常
前々から研究室のみんなで集めていた夏のヤマザキフェスティバルへ応募しました。合計63点でした。みんなで集めてコーヒーメーカーを当てよう!と意気込んだ当時の初速はよかったですが、日が経つにつれて山崎製パンさんが作ってくれたパンではなくファミマのうどんなんかを食べ始める人も出てきて、最終的にはもう少し伸ばせたと悔いが残る結果となりました。
連研のインスタで呼びかけたところ、後輩も数人集まりみんなでバスケットボール行いました。連研からの参加人数は脅威の3人でしたが、なかなかの盛り上がりを見せて楽しくバスケができました。
今後も行うかもしれないので連研のインスタを随時チェックしていてください。
バスケ中の写真を撮り忘れてしまったため、全員が帰ってしまった後に、さっきまで激しめにバスケを数試合やっていたにも関わらずなぜかシャトルランをはじめた櫻井さんで失礼します。
まとめ
IKEAさんは「より快適な毎日を、より多くの方々へ」とビジョンを掲げ、世界中の人々に手頃な価格、優れたデザイン、快適さを提供する世界的なホームファニッシングブランドです。年会費・入会費無料のメンバー、IKEA Familyになるだけで、たくさんの商品を特別価格で購入できたり、店舗で使えるクーポンがもらえたり、無料のアクシデント保証を受けられたりします。
現在はハロウィンフェアを開催しており、IKEAレストランでは特別メニューが食べられます。
山崎製パンさんもすばらしい企業です。
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