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【第26話】常識の被害者たち

みらにちは、 未来人J です。

前回は「職能」について話しました。

今回は「定年退職で逃げ切った先輩たち」

について話します。

現在は、会社によって

60歳定年とか63歳定年とか65歳定年とか

色々なパターンがありますね。

定年間際になり、

サラリーマンのゴールが近づいてくると、

先輩方は少しホッとした表情を見せ始めます。

そして、定年退職になった、その日、

先輩方は同僚に見送られ、会社を去ります。

「お世話になりました」「お疲れさまでした」

「お元気で」

感動的なワンシーンですね。

でも、未来のテレビ番組で、

現在では感動的なワンシーンである

定年退職で会社を去るシーンから始まり、

そのタイトルは

「 常識の被害者たち 」

とするドキュメンタリーが組まれます。

定年退職は逃げ切ったのではなく、

依存型生活者という

新しい試練に入り込んだのだと。

現在の50~70歳の先輩方は

不運でした。

超高齢化社会の初期段階を

サラリーマンの現役生活として過ごし、

下記のような様々な問題を経験。

・超高齢者となった自分の親の長期的な介護

・介護制度も十分に備わっていない状況で介護

・最初に聞いてた年金受給年齢も先伸ばし

また、

終身雇用制度に守られた最後の世代であり、

良い学校を出て良い会社に入ることが

ゴールであり、

会社に給料をもらう以外の

お金の稼ぎ方を知らない先輩が大多数。

定年退職という自動リストラにより、

会社を辞めさせられ、

年金受給はいつまで続くかと

不安を感じながら生活する。

先輩方の親世代は、

年金受給も逃げ切ります。

先輩方の子ども世代は、

先輩方の悲惨な姿を目にして、

現役時代から自分で稼ぐ手段を

身に着ける努力をします。

近い将来、選挙を扱ったニュースで

「 1票に年間200万円の価値!?

  問われる財政と選挙対策。  

  切り捨てられる、

  常識に翻弄された”段階の世代”」

というニュースが流れます。

時代の変わり目の初期段階と

有名な「団塊の世代」を揶揄されて

段階の世代と呼ばれる。

僕が、未来から来て

伝えたかったこと。

段階の世代という言葉を

今のうちから

知っておいてほしい。

段階の世代は、

僕たちの親世代であり、

僕たちを育ててくれた先輩たちです。

終身雇用、会社が全てという常識に

翻弄されただけで、

決して、定年退職後の

30年間をつらい思いをして

暮らしたかったわけではない。

30年間といえば、

生まれた子どもが30歳という

いい大人になるぐらいの長さです。

会社の制度が、高齢化社会への対応に

間に合わなかっただけ。

定年退職して逃げ切ったと

勘違いさせられただけ。

世代の段階に挟まれた

不運な世代だっただけ。

僕たちの世代は、

普通に考えることができるので、

何もせずに30年間、

お金をもらえるとは思いません。

だから、自分たちで対策を考えられる。

不運な段階の世代を

助ける方法はひとつ。

段階の世代が生きてきた中で、

つちかった経験や知識を伝えること。

その方法を教えてあげてほしい。

情報発信という技術を。

自分が持っている情報を価値として

世の中に広めることができる技術を。

あなたも周りにいる段階の世代に

教えてあげてください。

生きるために情報発信していこう! と。

段階の世代は、

このブログを読んでいません。

このブログを読んでいる

段階の世代の先輩がいたら、

その先輩は生きる力を

備えている先輩です。

尊敬しています。

僕たちのはるか前方を走って

その姿で僕たちに希望を与えてください!

情報発信。

次回は「理系と文系」について話します!

お楽しみに!

注意 この記事はフィクションです。

今日のミラネコ

「 縁起物 大福ネコ 」

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