アプリで知り合った人と会う イケメン秀一郎様
アプリに出てきたすごいイケメン。ハンサム。おしゃれ。(年収普通w)かっこいい。素敵。
そんな人からいいねされました!
やた!嬉しい!きた!嬉しい!きたきた!
自分のアプリの写真は、顔は出さず、横か後ろからの写真のみ。プロフィールのコメント欄は何も書かず初期設定のまま。
対照的に、このイケメンはがっつり顔出し、体も出している。
いい体していて最高!自分でかっこいいってこと、わかってるんだろうなーと。この容姿を全面に押し出さないなんて馬鹿だよね、という、本当に俳優レベルのビジュアル。
この人と会ったのはいつだったか、ちょうど2020年1月?冬くらいだったと思います。コロナがうっすら広がり始めていたころ。
このころの私は、遅ればせながら、アマプラのゲームオブスローンズを観始めていて、映像の中も、寒くてとにかく人が死ぬし、裏切りがすごい。
冬来る。。。。。。なんだか悲しい。。。。。スターク。。。
どっぷりとGOTの世界にはまって、鬱々としてた。
実生活でも新しいプロジェクトにアサインされ、そこで押し付けられた巨匠化したど素人の契約社員と、それをどうにもできないチームにも疲弊していた。(こちらの物語も面白いから、どこかでいつか書く。)
コロナのこと、仕事のこと、そして七つの王国のこと、裏切り。なんだか鬱々とする。悲しみが深い。
どうせ知らない人、会わないかもしれない人ということで、かなりの勢いで、このイケメンとチャットをし始めた。仕事のことや、感じたこと、思ったことをポンポンポンポン何も考えずに送っていた。
名前にちょっと縁があって、友達の猫ちゃんと同じ名前をニックネームとして登録してて、なので、何食べたいの?おてて見せてーとか言いたくなります。コラ!とか叱りたくなっちゃいますとか。そんなやり取り。叱られたいです。そんなお返事。楽しかった。
リモートワーク中だったから、とても暇で、たくさん吹き出し送っちゃったりして、引くかなーとか思ったけど、割とリズムとテンポよくやり取り続いて、会うことになった。
私の自宅から徒歩で行ける街に勤務しているようで、その近辺で会うことになった。久しぶりのお化粧。普段から、あんまりお化粧しないけれども、ちょっと久しぶりで、軽めに済ませてしまって、待ち合わせ場所に向かいました。。。。もう少し、おめかししたほうが良いんだろうなーと思いながら。
待ち合わせ場所にいた人は、想像とは少し違いました。そこまでイケメン?という感じがした。写真うつりいいんですね、って思ったけど、直ぐに、あ、やっぱりカッコいい!って思った。
お店は私からも候補を送っていたけど、予約も電話できなかったということで、この人が知っている、行ったことあるというお店に行きました。居酒屋。靴脱いだ。めんどくさいー。
自分がいる業界は、お店の予約とか、そういう段取りとかみんながスマートなので、うーん、逃した魚さん=ルー大柴さんに続き、他の業界の人はこういう感じなんだなーとか思ったりもした。いろいろ違いますよね、身につくこと、って思いながら、ショートブーツを脱いで店に入ったのでした。
つづく。