メルカリが10万ユーロ(約1300万円)出した? ドメインの価値
※この記事は2016年11月26日にブログに掲載した過去記事です。
こんにちは。今日はちょっとウキウキするような話。
みなさん、メルカリっていうフリマアプリ使っていらっしゃいますか?
初の黒字やアメリカ進出の成功ですごく話題になっていますよね。
そんなメルカリ、アプリだけではなく、ウェブサイト版もあるんです。
このウェブサイトを作るにあたって、ドメインが必要になったようなのですが、
「Mercari」はラテン語で「市場」という意味を持つということで、先に取られてしまっていたそうです。
そこでメルカリはどうしたのかというと、
ドメインを買った
のです。
そのお値段なんと、10万ユーロ(約1300万円・当時)。破格のお値段です。
このように、ドメインって、価値があるものには相当の高値がつくのです。
他にも、例えばアルファベット3文字のドットコムドメインでは特に意味がない文字列でも2万ドルくらいで取引されています。
その他、日本企業が買ったドメインで有名なものといえば、Z.comがあります。
これは、お名前.comなどで有名なGMOが、アメリカの日産から買い取ったドメインですが、なんとお値段680万ドル!
冒頭のメルカリのドメインですら高いと思った方、その68倍ですよ!
ちなみに、私の会社ユメックスのドメイン「Umeex.com」も購入したものです。
まあ値段は上に挙げたもののように高くはないのですが。
ドメインは数に限りがあるという意味で、土地と同じくらい価値のあるものなのです。
ドメインのアフターマーケットとしては有名なものにSedoやGoDaddyのオークションなどがあります。見ようと思ったサイトが無くなっていて「このドメインは売出し中です」の表示を見たことがある人も多いでしょう。
これはGoogleがその昔、ドメインが初めに取得されてからの年数をもとに検索結果の順位付けを行なっていたことに起因します。(今でもやってるという噂も…)