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星巡りの物語 II 豊かな友人 ジュピター

星めぐりの物語 (II) 木星 豊かな友人ジュピター (Jupiter)

西洋占星術では、天体はそれぞれ性質や意味を持っています。この星めぐりの物語は、天体が巡っていくときのイメージを綴っています。
今回は木星♃(ジュピター)について綴ります。

豊かな友人 ジュピター
ジュピターには、“プラネット”と呼ばれる10人の仲間がいて、それぞれ違う性質をもつ友人たちが支配する12の”ハウス“を旅している。ハウスを支配する友人達はとても個性豊かで、それぞれの部屋はそれぞれの友人の性質に彩られている。

ジュピター毎年違うハウスを訪れる。ハウスを支配する友人の性質は、前の部屋の友人の性質ととても違っている。ジュピターはとても豊かで朗らかであり、どのような性質をもつ友人のことも前向きに応援する。ジュピターが訪れるとそのハウスの性質を拡大させるので、ジュピターは「豊かな友人」と言われている。

2022年からジュピターが滞在してきた部屋を支配していたのはエリース。エリースはとても無邪気でやりたいことをやる支配人だ。ジュピターは自分に正直でまっすぐに行動するエリースを心から応援してきた。

ジュピターがエリースにいるとき、自分にまっすぐでやりたいことを始める時だ。
この期間、人々は自分の心に向き合い、生まれたてに気持ちでやりたいことをやる時だ。

2023年5月、ジュピターは次の部屋に移る。次に移すハウスを支配するトーラスは、深淵で、自分のスタイルを持ち、美を愛する性質を持つ。トーラスの部屋では、あくせくせず、自分のやり方で物事を進めるときだ。ジュピターは、優雅なトーラスを心から応援する。

ジュピターがトーラスにいるときは、自分のやり方で物事を進める時だ。
この期間、は、自分の信念に従い、豊かな未来に向かってゆっくり進む時だ。不測のことがあってもあわてない。そして、自分のスタイルに沿っていることであればそれ以外のことは気にしない、柔軟性が必要だ。

木星が動くとき
木星は、それぞれ個性豊かな部屋の支配人を応援しながら毎年滞在する星座のサインを移動していきます。人々は毎年その年の支配人の傾向を意識することで、毎年異なる成長を遂げていきます。
2022年から木星は生まれたての性質をもつエリースを応援してきました。この期間に始めたことがこれから12年間かけて更に拡大をし、達成していくことになります。

18才であれば、30才の時。
30才であれば、42才の時。
42才であれば54才の時。
54才であれば76才の時。

今始めたことを拡大させて、12年間すぎてみた時。どうなっているでしょうか?


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