Mr.Childrenにとってライブとは?
2014年-2016年のMr.Childrenは、FC限定ツアー、REFLECTIONツアー、未完ツアー、対バンツアー、虹ツアー、その他イベント参加など精力的にライブ活動をしていますね。
配信に押されて、CDの売り上げが下がってきているという事情もあるのかもしれませんが、何よりメンバーもリスナーもライブが好きで、そんな思いの結果、たくさんのライヴが行われているのでしょう!?
昔、日本テレビ系列で「KDDI presents Music Lovers 一夜限りのスペシャルライブ」と言う音楽番組が放送されていました(2006年~2013年)。
この番組での楽曲演奏は、お客さんが入り、MCもあったりして、ライブハウスでパフォーマンスしているかのような演出でした。
そして、番組の最後には出演したアーティストに「ライブとは?」と言う問いを投げかけることが恒例となっていました。
ミスチルが出演した際に、桜井和寿さんがその質問に答えた言葉をまとめてみます
●2007年・2008年
「肉体を超えて音になれる時間」
肉体が楽器をならし、声を出して音をオーディエンスに届けているけど、一種のゾーンのような感じで、肉体が音と一体になってオーディエンスの感覚器官に直接触れているかのような気持ちになるのでしょうかね。
●2012年5月
「夢と現実が合わせ鏡となって見せてくれる大切な今」
合わせ鏡って縁起悪いんじゃなかったっけ!?
言いたいのは、たぶん、万華鏡なのかなーと思ったりします。
鏡と、鏡が向かい合うことで見せてくれるきれいな模様が万華鏡ですよね。
そんな感じで、ライブは、ミスチルという「夢」と、きっと辛いことや苦しいこともあるであろうそれぞれの「現実」が向かい合うことで見せてくれる楽しい「今」がある・・・ということでしょうか。
●2012年12月
この時は、前後のやりとりも放送されていました。
桜井 「いつも番組観てるとライブとはって言った後の僕の長いのが番組的にコンパクトじゃなくて嫌だなぁと思ってて、もうどうしようかと思ってたら凄いいいのができまして・・・『人生に生命(いのち)を与える点と点 ひとつが私でひとつがあなた』・・・『ライフ、『ライブ』、変わったのは点が付いてるんだけどひとつが私で一つがあなた・・・」
観客 「おぉ~パチパチ」
桜井 「やったっ♪」
JEN 「今年一番いいこと言ったね!イッヒッヒ」
「長いのがコンパクトじゃなくて嫌」と言いつつ、長め(笑)
人生(ライフ)にミスチルとオーディエンスの点ト点(゛)がが加わることで、生命を与えられたものが「ライブ」であると。
おぉー
「(ライブとは)最高ー♪」の様にシンプルにノリで答えるミュージシャンも多かった気がしますけど、桜井さんは、詩的というか文学的というか真面目にソングライティングしてますね。
ミスチルにとってのライブ・・・ちょっとちょーっとだけ難解です(笑)。
考えちゃだめですね。感じないと。
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