スキマスイッチとミスチル
スキマスイッチのボーカル・大橋卓弥さんと、キーボード・常田真太郎さんは、学生時代からMr.Childrenが大好きで聴いていて、神様と言うくらいリスペクトしているようなんですよね。
スキマスイッチのミスチルエピソード
音楽でのつながり
スキマスイッチは、桜井和寿さんらが主催するap bank fesに05年、06年、08年、10年、11年、12年と出演していて、常連となっています。そこでは、桜井さんとスキマスイッチは、お互いの楽曲をセッションしていて、音楽的な絡みは結構ありますね。
桜井さんを泣かしたことがある!?
ap bank fes05でBank Bandとして、桜井さんが『HERO』を歌った時、桜井さんが大サビのところで、声に詰まり、泣いてしまい、歌えなくなりました。それを舞台裏のモニターで見ていた大橋さんは衝撃を受けたとのことでしたが、実はこの涙にはスキマスイッチの存在も関わっていました。
この時のフェスには、桜井さんが昔から聴いていて歌まねをしていた浜田省吾さんが出演していて、さらにミスチルっ好きを公言するスキマスイッチもいて、浜田省吾・Mr.Children・スキマスイッチという流れが音楽フェスを通じて一つにつながったという状況が、『HERO』の“小さい頃に身振り手振りを真似て見せた”や“繰り返していくこと”という歌詞と重なって涙してしまったというのです。
スキマスイッチの楽曲にもミスチルの影
スキマスイッチのシングル「スカーレット」に収録されている『トラベラーズ・ハイ』で、「風を切って ウィンドウ開け放して Tomorrow never knowsなんか流して」と歌っています。そこからもリスペクトを感じますね。
大橋卓弥さんとミスチル
出会い
NHK FM「今日は1日ミスチル三昧」(2019年)より
【大橋】
僕がミスチルに出会ったのはおそらく中学校の頃だったと思います。僕のクラスメイトの子が隣の席だったんですね、その隣の席だった女の子が、当時、プレイヤーを持ってきていて、イヤホンで何かを聞いていたので、「それ何聴いてんだよー」みたいな話をしてて、で、それを聴かせてもらった時にMr.Childrenだったんですね。これが『抱きしめたい』だったと思いますが、その時僕はMr.Childrenを知らなくて、でも、その子から借りて聴いた時にすごい良いなと思ったんですけど、なんか恥ずかしくてそれが言えなくて、「へーん、こんなの聴いてんだ」って感じでプレーヤーを返して。でも、そっからすごい気になりまして、CDショップにMr.Childrenを探しにいったりして、そっから聴き始めるんですね。そっから、学生時代ミスチルにどっぷりハマっていたのできっと、僕の音楽にもかなり影響を受けているという…。
桜井さんの表現の仕方、言葉の選び方もそうですし、メロディーの美しさのようなものがみなさんに愛されていますけども、僕も同じようにそこに響いてですね。そっからずーっとファンでい続けて、もう何年経つかわかりませんが、いまだにファンです。
俺のフェス
YouTubeのスキマスイッチオフィシャルチャンネルで、もし自分がフェスを主催するとしたら誰を呼ぶかを選ぶ「俺のフェス」という企画をした時、大橋さんは1巡目にミスチルを選びました。「僕のフェスおやる時にミスチルさんに声をかけないなんてことはありえない。息を吸っていないのと同じ」というほどの気持ちでの選出のようです。
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常田真太郎さんとミスチル
桜井さんとサッカー仲間
桜井さんは、サッカー好きミュージシャンで知られていますが、常田さんもサッカー好きで、音蹴盃という音楽業界のフットサル大会で一緒になったり(別チーム)、サッカーでの繋がりもあるようです。
その縁からか、常田さんは、ウカスカジー「勝利の笑みを君と」に演奏参加もしていますね。
桜井さんからのアレンジに関するアドバイス
桜井さんからアドバイスを受けたりしますか?
【常田】
「スキマスイッチに合うスタジオやエンジニアさんとかも、こういう方やこうういうスタジオがいいんじゃないかなーとか。先輩と仕手だと思うんですけど。最近の曲に関しては、こういうエンジニアさんがいいよねとか、そういう分析をしていただいてるみたいで。どこ使ってるって話もよくします」
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