スキマスイッチ・常田真太郎さんがミスチルの楽曲を語る

スキマスイッチ・常田真太郎さんのMr.Childrenの音楽にまつわるエピソード。

口笛

思い出のマイミスチルソングとして挙げた(フジテレビ「Love music」 2022年)

『口笛』について

【常田】

昔、卓弥とこれはどういう曲だとか、どういう意図で出したんだろうとか話してたんだけど、『深海』が出た時に「あれ?Mr.Children、すごいとこ行ったな」と思ったの。でも、卓弥は「新しい」って解釈だったんだよね。おれは「変わっちゃったのかな」と思ったの。最初に聴いたのが『Kind of Love』で、そこから『Versus』だったり、『EVERYTHING』だったり。入口が『 Kind of Love』だったから、柔らかい恋愛のポップスのイメージだったの。「Mr.Children、違う方向に行っちゃったのかな」と捉えてたところに、この『口笛』がきたわけですよ。「うぁ戻った」と。自分の気持ちがMr.Childrenというグループに揺り動かされ、むこうも「‘戻った’と思ったでしょ」と思われてるんじゃ無いかと思って、悔しいくらいにはまっちゃって。今、桜井さんとお会いできる機会があるから、真相を聞けるんだろうなと思ってる。でも、それ聞くと自分の中の口笛像みたいなものが終わっちゃう気がして。狙いも聞きたく無い部分もあるじゃない?だから、いまだに聞けずにいる。それぐらい、口笛がすごい好きだし、自分の中で大事な曲になってる。完全にマイミスチルソングは『口笛』ですね。大好きです。

ミスチルのコピーは難しい

【常田】
やっぱり今聴いても好きな曲だなとあらためて思いますし、口笛という曲を聴くと弾きたくなります。当時もコピーしてましたけど。

【大橋】
僕も演奏したりし出してから、コードだったり知っていくじゃ無いですか、Mr.Childrenって結構難しいんですよね。

【常田】
ぱっと聴いて、パッと弾けないんですよね。なんかちがうって。

【大橋】
耳コピ得意な方なんですけど、なんか響きが違うとか。

【常田】
桜井さんと小林さん、なんかやってるんでしょうね。 特にこの時期は。



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