【桜井】CDショップへのリスペクトと親愛 ~I ♥ CD shops!プロジェクトスタート

多くのアーティストが音楽配信をする中でも、Mr.Childrenはなかなか配信を始めなかったバンドなんですよね。
一番最初に配信されたのが、2008年の『花の匂い』でした。桜井和寿さんは、まだ楽曲の配信を始める前に、CDやCDショップの大切さを説き、できる限り配信には抵抗したいと言うような発言もしているんですよね。
時代の流れには逆らえず配信は始めたのですが、今でもCDやCDショップは大事にしていると思われます。

その思いのあらわれとして、2016年、桜井さんは、「I ♥ CD shops!」プロジェクトをスタートさせました。
このプロジェクトの具体的な活動として、ライブで訪れた街のCDショップに桜井さんが訪問し、サイン入りの「I ♥ CD shops!」ステッカーをショップに配布するそうです。そして、このショップでCDを購入すると、桜井さんのサイン入りステッカーがプレゼントされるようです。

LとRの聴覚情報以上のもの・・・目で見て、手で感じて、鼻で香ってということができるのがCDであり、CDショップだと考えている桜井さんらしいプロジェクトだと思います。

そんな配信では味わえない喜びやわくわくをリスナーに改めて感じてもらって、それと同時に街のショップに敬意を示すプロジェクトのようですね。

「桜井さんのサインステッカーもらえるかな」とどきどきしながらショップへ行ったこと、ステッカーをもらえて嬉しかったことなども含めて、その時に買ったCDの思い出にしてほしいのでしょうねー。

Mr.ChildrenのCDじゃなくても、もらえるようなので、自分たちのCDのプロモーションという訳ではないのもカッコ良いと思います。
ご縁がありますように♪

以下、桜井さんのコメント全文を引用します。

ライブで訪れた街のCDショップに訪問するというプロジェクト「I ♥ CD shops!」を始めようと思います。

ツアーでいろんな町に訪れたとき、本番当日の午前中ぷらぷらとその町を散歩するんです。 すると商店街がシャッターストリートと言われるような感じの寂しいところもあって、で、その中でCDショップを営んでいる方もいて。
ふとデビュー当時のことを思い出して、「あぁ…俺ら、昔こういう街のレコードショップに行ってサインをして”Mr.ChildrenのCDを置いてください!”とお願いして廻ったなぁ」って。。。
そんな、お世話になった方への感謝の気持ちと、そして、これだけ配信の時代になって、お客さんがCDをなかなか手に取らなくなった現在、なおも音楽に対する愛情を持ち続けながらCDショップを営んでいる方へのリスペクトと親愛の気持ちを、何か行動に移せないかと考えました。
恩返しというのはちょっとおこがましいですが、CDショップの方々と一緒になって、「CDを手に取る喜び」「お店に足を運ぶワクワク感」を、 改めて感じてもらえるようなプロジェクトになるといいなぁと思っています。

あと、「I ♥ CD shops!」にはサブタイトルもあって、 “Have a rendezvous with you here ”ここで待ち合わせましょう!という意味の言葉をつけました。

お店を訪ねた際「I ♥ CD shops!」のステッカーをお店の方にお渡しします。
この素敵なステッカーは、このプロジェクトに賛同してくれた丹下絋希さんのデザイン!!
そのステッカーにデビュー当時にしたようにサインをして、そこのショップに置いてもらう。
そのステッカーを欲しいと思う方は、それはMr.Childrenの作品じゃなくてもなんでも良いのですが、そこのショップでCDを買った人にプレゼントする。そんなプロジェクトです。

ちなみに僕のこの秋のおすすめは桑田佳祐さんのアルバム「孤独の太陽」です!!
是非お店に足を運んでみてくださいー!

I ♥ CD shops! 公式ツイッター
https://twitter.com/I_love_CDshops

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