【桜井】スランプとプレッシャーについて
Mr.Childrenの作詞作曲担当・桜井和寿さんは、音楽制作でスランプに陥ったり、プレッシャーを感じたりするかと言うお話です。。
スランプについて
まず桜井さんは、スランプを感じたことはないそうです。リスナーとしても、Mr.Childrenの新曲をコンスタントに聞けていますし、「スランプ知らず」な面は感じますね!
REFLECTIONの時なんて、良い曲ができすぎて、お蔵入りさせるのももったいないからと、23曲アルバムを与えてもらえるくらいですからね!!
●2003年
・行き詰まらないですよね?
桜井 「最近行き詰まらないんですよーそれは、事務所もレコード会社ものんびりしてくれているので(笑)曲ができたらやりましょうという感じなので、締め切りいつまでと、近年、言われたことないんですよ。」
締め切りに追われて、キーってなることはなさそうですね。
●2005年
・スランプや自分の音楽性に限界を感じた時期はある?
桜井 「作品に対してとかはたぶんない。自分の志次第でスランプでもあり、絶好調でもあるでしょ?だから、人に響かないものでも、俺に響いてればいいわとなれば、スランプじゃないし…。」
スランプかどうかは、自分の気持ち次第!総ては捉え方次第
●2008年
・(上記の2005年の発言を振り返って…)スランプはないと言ってましたけど?
桜井 「書けない状態から早く抜け出したくて、書けない詩があったらずっとその詩のことを考えてます。負けず嫌いなだけだと思うんですね。書けないできないってことがいや。」
JEN 「そうなると、たまに面白い歌詞を書いてくる。演奏できなくなっちゃう(笑)」
書けない詩があると、考えてしぼりだすときもあるようですね。そうすれば、人に響かなくても、自分に響く者は、出てくるのでしょうね。
でも、そういうときには、切ないメロディーにふさわしくない、おもしろい歌詞を書いてきたりもするようです(笑
●2010年
・曲を書くのは速い方?
桜井 「曲を書くのは早い方だと思います。ただし、できないときはもう本当に半年ぐらいできない・・・で、一曲、あーこれいいのできたっていうのをきっかけに、そっから10曲ぐらいばーって一週間でできたりとか・・・そんな感じですね。」
・詩ができない、曲ができないときはどうするの?
桜井 「そのことを考えないようにします。やらなきゃやらなきゃって自分の頭が決めつけちゃうと、書かなかいけないで書いた曲ができちゃうのも嫌なので。できるだけ自分の無意識が作り出すっていうものをいつも大事にして行きたいと思ってるんです。」
曲を書くのは早いタイプと言う桜井さん。
「無意識」は、桜井さんの捜索のキーワードで、よく言ってますね。
2008年の発言のように、書こうと考えすぎると、面白い歌詞を書いてきてしまうので、理想としては「無意識」からうまれるものを題字にしたいのでしょう
プレッシャーについて
●2015年
桜井「プレッシャーはあるんですけど、それがヒットし続けるプレッシャーなのかどうかというとそうではないかもしれない。良いものを作れなくなることへの怖さはすごくあります。世の中や自分に求められてるものから自分がずれてるかもっていう怖さ、危機感は常にあるかもしれない。」
桜井さんは曲ができないと言うことはなさそうですが、できる曲が世の中に受け入れられなくなる怖さは持っているのかも知れませんね。
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