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【就労サポート】障害特性は強みに?
今週は大好評!連携協力医療機関の臨床に携わる心理士・看護師の皆さまが書いて下さった記事のシリーズです!
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前回のコラムで、「発達障害と就労」をテーマに採用面接で障害について伝えるポイントを書きました。今回は「自分の特性を理解する」というテーマでお話したいと思います。
\\前回の記事をまだお読みでない方はこちらからチェックできます♪//
【障害特性を知る】
令和3年に『障害者差別解消法』が改正され、令和6年4月1日から事業者に対し障害のある方への合理的配慮の提供が義務化されます。合理的配慮は障害のある方から「仕事や生活の中で障壁を取り除くための何らかの対応を必要としている」との意思が伝えられた場合に可能な範囲で必要な対応が行われるというものです。
職場に障害特性を伝えるためには、皆さん自身が自分の特性について正しく理解しておく必要があります。そうでなければ、必要としている配慮が職場に伝わらなかったり、誤解されたりする可能性があるからです。
では、どのようにして自分自身の特性を理解すれば良いのでしょうか。
例えば、ADHD(注意欠如多動症)の特性に不注意や衝動性、多動性といった特徴がありますが、症状の程度や困りごとは一人一人違います。これまでの体験や日常生活での困りごとをふまえて、まずは主治医の先生に相談してみましょう。
【自分の強みを知る】
就職活動を進めるうえで、自分の強みを知ることは大切です。障害特性と聞くと「~できない」などネガティブなことをイメージしやすいですが、見方を変えてみると、障害特性は強みとなります。例えば「衝動的に行動してしまう」は「行動力がある」と肯定的に捉えることもできます。過去の経験からどのような状況で特性が強みとして発揮されていたかを振り返ってみましょう。
【自分の強みを見つける方法】
では皆さんは「あなたの強みは何ですか?」と急に聞かれて答えることができるでしょうか。自分の強みを知るヒントは“周りの人から自分の強みを教えてもらう”ことです。普段から交流のある人は、自分では気づかなかった皆さんの長所をたくさん知っています。自分の強みを知るということは自信にも繋がります。ワークサポートデイケアで行っているプログラムの中には、発達障害に関するレクチャーや自分自身の行動を振り返るプログラムがあります。就職活動に向けて、自己理解を深めることもできます。
ワークサポートデイケアは医療デイケアとなり、保険診療が適応されます。
医師診察が必要になるため、他医療機関通院中の方はご相談ください。
説明会は精神科の医療機関に繋がっていない方も参加できます。
学校生活や就職活動で困ったときには、
ぜひお気軽に相談にいらしてくだい。
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