フランス国旗の青色変更が3年間気付かれなかったらしい
デザインという観点から、色の選び方は重要で。
デザイナーがデザインする時には、よほどのことがない限り、適当に色を選んでいるわけではない。
人に対する伝わり方が違ってくるからね。
それで、今日はフランスのトリコロールカラーの話。
もともと、トリコロール(tricolore)は、フランス語で「3色」の意味。
そして、トリコロールカラーは、普通、フランス国旗と同じ青・白・赤の組み合わせを指すけれど、その他の3色の組み合わせも含んだりする。
そのトリコロールカラーのフランス国旗。
実は青色が、3年前から変わっていたらしい。
ブライトブルーからネービーブルーに。
2018年にフランスのマクロン大統領が青色の変更を命じて、変わったそうだけれど、約3年間、気付かれなかったらしい。
もともとは、ネービーブルーだった。
ただ、1976年に当時の大統領が、EUの旗に合わせて、ブライトブルーに変更したらしい。
それを今回、もともとのネービーブルーに戻したかたち。
戻したことには意味があるみたい。
この、ネービーブルーに戻したことで、フランス革、第1次世界大戦、第2次世界大戦で戦った英雄を「想起させる」
ということらしい。
時代が変わり始めているんだろうね。
ひとつの方向に向かって。