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【Mリーグ】2024-25シーズン開幕前レーティング

はじめまして。Mリーグ2024-25シーズンの開幕が待ちきれませんが、私なりの考えのもとに、Mリーガーのレーティングを計算してみました。
X(@MRating_amamo)にて今後毎戦ごとにレーティングの変動値を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

現役Mリーガーのレーティング表

レーティングの計算方法について

Mリーグのルールから考えるレーティングの算出方法

麻雀のポイント換算のルールには大きく分けて2つあります。
〇素点が大きいルール
〇順位点が大きいルール
上記(素点)は、連盟公式ルールが分かりやすいですが、順位点の変動値が基本1桁のものなどがあげられます。
対して、Mリーグルールは30-10の順位点が大きいルール。
実は素点の要素はそこまで大きくありません。
というわけで、私の計算したレーティングでは、素点を無視した数値を使用しています。

詳しい計算方法について

麻雀は4人で戦うルールであり、既存の1対1の対戦のレーティング計算をそのまま流用することは難しいです。
というわけでゲームや他の計算をされている方のレーティングは、相当簡略化されたものが多いです。
しかし、今回は1対1のゲームで使われるイロレーティングをなんとか利用できないか、ということで以下の計算式を使用しています。

プレイヤーAがプレイヤーB,C,Dに対して、
〇プラスの成績を収めた場合、
変動後のレート=元のレート+順位点を元にした数値×マイナスする確率
〇マイナスの成績を収めた場合、
変動後のレート=元のレート+順位点を元にした数値×プラスする確率

順位点を元にした数値は、以下のようになっています。
〇プラスの成績
1位 +90 1位同着 +50 2位 +10
〇マイナスの成績
2位同着 -10 3位 -30 3位同着 -50 4位 -70

マイナスする確率、プラスする確率は以下のような計算式です。
1/10^(x/400)+3
〇マイナスする確率の場合
x=プレイヤーAのレーティング-プレイヤーB,C,Dのレーティングの平均
〇プラスする確率の場合
x=プレイヤーB,C,Dのレーティングの平均-プレイヤーAのレーティング

素点を無視したレーティングにした理念

もちろん麻雀において素点は大事な要素です。
しかし、例えばオーラストップ目の親、2着以下との差が4100点以上ある状態で流局。
ここでは、Mリーグにおいては順位点が大きいため、伏せる一手です。
逆に、オーラス4着目、満貫で着浮上できる。しかしラス親が素点を求めて上がり続ける場合、自身の素点は減り続けます。
この状況、Mリーグでは順位点が大きいために少しでも着順を上げる道を狙う必要があります。

このように、順位点が大きいからこその選択を尊重したい、というのがこのレーティング計算にした理由です。

このレーティングの利用について

このレーティングは、このMリーグルールという一側面における打ち方の強さを測る目的のものであり、その雀士の全てのルールにおける強さを測るものではありません。
また、Mリーグは比較的対戦数が多いとはいえ、実際のレーティングを導き出すためには絶対的にサンプル数が足りないため、この数値に絶対的な価値があるわけではありません。
このレーティングを元として、下位選手を蔑むような意見、誹謗中傷をすることは決して無いよう、よろしくお願いします。

また、このレーティングを引用したいなどの場合は、ページ上部に記載のXアカウントにDMを送っていただくよう、お願いします。


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