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ドリームオーダー第3弾 店舗選手権優勝ハムデッキ紹介(一部有料あり)

監督の皆様、お疲れ様です。
一応、2012年からの日ハムファンであり、ガチに片足突っ込んでるかもしれないカジュアルドリオプレイヤーです。
このnoteに手をつける直前まで、パック第4弾の発売がエリア予選より早いことに気付かず、「このレシピをエリア予選にも持ちこむぞ...!」と非公開のつもりでいましたが、さすがに新パックが出てくるなら秘匿しておく理由もないなということで、3弾発売後〜レシピ作成、そして店舗選手権優勝までの軌跡をここに綴っていきます。

レシピに関してはメインデッキを3枚ほど秘匿、有料エリアとして公開させていただいておりますが、ブラフも含めて自分のドリオの価値観に大きく関わってくるエリアではあるので、もしこの記事にお金を出す価値があると感じた場合は、投げ銭感覚で読んでいただければと思います。人によっては100円の価値くらいはある内容になっている自信はあります。

ハムの新カードの簡単な評価とデッキ作成まで

2弾までの日ハムデッキの大きな特徴(弱点?)としては、
・サードに最低でも2コスト割かなくてはいけない
・1コスト抑えが不在
・外野手0コストAP5も不在
・分かりやすく制圧力がある先発がいない

ここら辺でしょうか?特に上2つが致命的であり、2弾まとめ記事の自分も嘆いていましたね......

これらの問題を抱えたドリオでの日本ハムファイターズは、3弾でどれだけ強化をいただけるのか......結果は如何に。

・3弾カード評価

結論から言うと、「レイエスブンソンという攻撃の軸に加え、痒いところに手が届くカードを何枚か貰え、順当に強化された」印象です。
(まぁ3弾はほとんどの球団が漏れなく同レベル、もしくはそれ以上の強化を貰ってるんですけどね)

3弾にて初登場した攻撃戦術カードを使う新ギミック「コンボ」についても戦術カードの扱いに長けてる日ハムは大いに恩恵を受ける事が出来、レイエスに関してはRながらリアルおハムと同じような、チームの大砲としての役割を十分に担ってくれる存在になりました。

勝負師無効の強振AP11は弱いはずがないのよ

肝心のSRに関しては、加藤は常時ダイス-1かつ先発で初手7枚、そして3塁ランナーがいればDP +1のおまけ付きと1、2弾ではエースになりうる存在でしたが、プロ野球も1シーズン経てば選手も成長するモノ。2024シーズンが反映された3弾環境では3コスト先発としては物足りない印象であり、大中継ぎ時代のドリオでは中々立ち位置が難しいカードに。
マルティネスについては......能力はかなり強いのに、名称と守備位置が致命的にしんどい( ;  ; )ぐんぐん郡司選手という名称被りなしの貴重な0コストAP5が同じファースト、そしてこれまた貴重なキャッチャー0コストAP5が同じ名称で存在するばかりに、これ1枚入れるだけでかなり構築が限定的になるのが玉にキズ...いや致命傷すぎる。

このマルちゃんとSR野村が共存できたら日ハムは間違いなく環境トップだった

Rカードについては、3コス清宮のコスト調整版として今季ブレイク中の水野が新登場。勝負師1枚でAP6になり両面ダイス+1、そしてフルスイング2枚でも強振AP12に届く点が優秀。相手は勿論2枚置きで対処せざるを負えません。
そしてもちろん忘れてはいけないのがコンボレイエス。DP6の投手の場合、外野警戒1枚で防ぐことができないため、強振DPが6以上になるような2枚貼りでしか、勝負師+フルスイングのレイエスを防ぐことができません。(覚醒フルスイングならそれでも通るのが強すぎる)
なおかつ強振が通ればダイス+2は脅威。
今期「ゆあビーム」や「たそ」呼びでブレイクした田宮は、戦術カード2枚出しで1枚ドローという能力であるが、リソースとしては2枚出しの時点で結局マイナスになっている点、上記の能力以外に攻撃能力がなく、2コスト使うのに割に合わないと感じてしまう点から、採用している監督はあまり居ないイメージ。
そして日ハム中継ぎ陣の大黒柱、そして現地で見た栗山巧のシーズン第1号HRの立役者の河野も中継ぎとして登場。2弾に登場した池田とはまた違う方向で優秀な能力になってます。今回のデッキレシピでは河野を採用しているため後ほどこのカードについては綴ります。

Cについては6種登場。
・1コスト抑え田中正義
・0コスA4D3二塁手細川凌平(勝負中タイム1消費で任意枚数手札入れ替え)
・0コスA5D2三塁手野村佑希
・1コスA5D3外野手松本剛 (覚醒時AP+1)
・1コスA5D3外野手A.スティーブンソン(コンボフルスイング:AP+2、強振ダイス+1)
・0コスA5D2外野手万波中正

正直なところ、Cのカードは6種漏れなく優秀なカードだと思います。
抑えや0コスAP5は言わずもがな、ブンソンはコンボ要因として、松本剛は3コスト剛を使わない場合の攻撃兼守備札(強振DP3が優秀!)、細川はタイムが余った場合の手段として唯一無二の能力の印象。
現時点でももちろん、この先の商品展開によって6枚ともあらゆる形でお世話になる可能性がありそうです。

……さて、新カード評価が終わったところで、ここからはデッキ作成フェーズです。特に3弾のハムは楽天のようにこれ!といった構築が難しく、監督によって個性やプレイングが出るため、”著者自身なりの回答”程度に捉えていただければと思います。

・デッキ作成

いや、本当にしんどかった。
今だから言えるのですが、1・2弾に関しては「これをやっておけばダイスに嫌われない限り勝てる」というノウハウが頭の中に多少あったのですが、3弾の加速するインフレ(特に2コストAP6バッター)に、自分の思考がついていける気があまりしない。
自身の店舗選手権が始まる9/3の1週間前くらいから自分のデッキリストとにらめっこしてはデッキをいじったり、何が正解かわからなくなる毎日。
といっても、ドリオというTCGについては「最適解」はあっても「正解」はないと思うのです。例えば強振ダイス+5を持ってるバッターに勝負師+外野警戒を張ったとしても、相手がミート宣言して出塁すれば相手にとっては「裏をかいて塁に出れた!」と思うわけだし、逆に守備側は「ミート打ちかよチクショー!」と思う人もいれば「ワンヒットオッケー、強振で振られなければなんでもいい」と思う人もいるわけで……
実戦でしか得られないことが多すぎる!と当然なったので、仮組みしながらショップ大会やdiscordにて対戦を重ねて……前日の9/3にようやく完成しました。

店舗選手権用のガチデッキを考えよう!となって仮組みした時から、特に投手起用面が大きく変わったので、そちらについて少し。

先発は加藤かスズケンか北山か、そして中継ぎの軸や抑えは……

最初の仮組みでは、
北山-河野(宮西)-宮西(河野)-田中
のいわゆる1-2-1-1継投でした。
ガチ目の大会では中継ぎ9覚(中継ぎ、抑えの3人で9枚覚醒を投入すること)が主流とされてきたドリオで、ある意味ごく一般的な投手陣になってます。(ちなみにハムはDP6の1コスト中継ぎが宮西のみなので、2-1-1-1継投は困難です)
これでいざ回してみたのですが……後攻の場合めちゃくちゃ安定する反面、先攻での1回表の攻撃がキツすぎる!松本剛で実質初手6枚スタートとはいえ、2枚出しするタイミングも難しく、レイエスの強振が仮に通ったとしてもHRなんて早々出るものじゃないわけで……そして一番穴がある1回に点を取れないなら、3回表になって準備万端の抑えから点を取れるはずもなく……イトマサや石川柊太のような1コストAP5先発7枚の強さを改めて実感しました。店舗選手権でもたびたび北山先発の監督をお見受けしますが、あれどうやって回してるんだほんと……
そもそもトップバッターしか相手にしない1コスト先発の場合、カードを多く引けるAP5の先発でなきゃ恩恵は少ないと思っているため、自分は北山を諦めました。

その場合、もちろん2コスト以上の先発を起用することになるのですが、その余剰分のコストはどこから削るのか……
中継ぎ1枚体制は怖いし……
3コス加藤はダイスゲーになりそうで安定しなさそうだし…………
………………
……まぁ2弾でも抑えなし継投で頑張れたし、0コスト抑えでも3枚覚醒入れればいけるやろ!^^
2弾で散々1コスト抑えがハムだけいないの〇〇だろ!とか嘆いていた奴がこれだよ
ということで、初手手札も十分確保できる鈴木健矢が先発の、
鈴木健-河野(宮西)-宮西(河野)-田中
の2-2-1-0継投に落ち着きました、ちゃんちゃん。


そして、優勝レシピの形へ。(デッキ公開)

上記が店舗選手権で使用したデッキリスト……なのですが、冒頭にもあるように秘匿している3枚のデッキはSRマルティネスとして登録しております。
これら3枚に関しては有料エリアで解説しておりますため、気になる方はご覧いただければと思います。

まずは戦績から。

前回noteにした際のTSUTAYAカップでは引き分け即ダイスだったため、運に救われたといっても過言ではありませんでしたが、店舗選手権では「引き分けの場合、打席が多く進んでい方が勝ち」だったため、一人でも多く塁に出て、引き分け終了で勝ち逃げを意識しながら戦っていました。

0コスDP6抑えの田中もプレイングでなんとかカバーできていたかなと感じてます、0コス抑えに限っては3投で本当に良かった。

ショップ大会でも通算で8勝3敗2分(うち1敗時間切れ、最後まで行った場合勝利)となり、試行錯誤を繰り返した店舗選手権前の最後の大会では強振で5回振ってすべてアウトという珍事があり1敗したものの、3勝1敗で終わることができかなり自信がつきました。

デッキリスト解説

1番 松本剛 3枚


推し選手の松GO。3弾でもまだまだ現役

前回のnoteでも話しましたが、手札入れ替えと補充ができるのは強い!
単純な1ドローに比べ、2枚分山札を掘れるのも強ポイント。(だから阪神中野は壊れカードなんですが)
レイエスとどちらを1番に据えるか悩みましたが、中継ぎ主体デッキだとトップバッターに対しては割り切って打たせる監督も多く、レイエスはカードパワーがある分中継ぎ相手にも十分戦えるため、この打順に。あとは、松本剛を経由して確実にフルスイングを手札に入れる点も考慮してます)
今回のキーポイントのミートAP札かつ強振DP3のため、3枚投入。

2番 F.レイエス 0枚


現実でもドリオでも頼りになる!

強みについては新カード評価で語ったので、0枚採用の理由について。
単純に枠を割けなかったのと、覚醒がなくても勝負師+フルスイングやフルスイング×2、そしてミート札1枚などで十分勝負できる点、そして戦術頼りである水野やブンソンをピン刺ししている点でレイエス覚醒を意識させられる点から、あえての不採用です。

3番 水野達稀 1枚


個人的にとても水野らしくて良カード

疑似清宮です。清宮と違う点は戦術を使っても素ではAP6な点。抑えやDP7にはひと工夫必要なので注意を。
覚醒はもちろん、下位打線や守備で使って「水野入れてるからレイエスも覚醒入れてるかもしれないぞ~」と相手の情報量を多くする要因として使う機会があります。
万が一勝負できない手札だった時に、渾身の一球や内外野警戒1枚でワンチャン狙う時も。

4番 奈良間大己 2枚


勝利後の一本締めでの「お疲れ様でーっす!」(甲高い声)、嫌いじゃないよ

この枠には清水やマルティネスなどいくつか候補はありましたが、チャンス時であればAP6になれることで勝負師+αで通りやすくなる点を評価し採用。下の効果はおまけです、自分のデッキはハムにしては戦術カード枚数も控えめなので。
奈良間をチラつかせながら2アウトランナーなしでの水野で、強振でワンチャンチャンスメイクできるところでミート打ちさせたりなど、清水やマルティネスとは違う形で「いるだけで読み合いを発生させられる」点が好み。
仮組み当初はメインデッキには0枚だったのですが、意外と勝負師を奈良間に打つ人がいないなとなり、2枚積んでます。

5番 A.スティーブンソン 1枚


惜しくも退団となりましたが、ドリオでは強い

フルスイングのコンボの可能性がある時点で強い。
この5番までは全く手を抜けないという意味で、レイエスとぜひセットで採用しておきたい。強振DP3だし。

6番~9番 各0枚 (補足あり)


6番以降は遜色ないバニラカードばかりなので説明は割愛。
強いて言うなら2点ほどあって、
・7番加藤豪将は石井を採用して「わざわざ石井を採用するってことは覚醒あるのか?」と仄めかす作戦もあった
・6番以降の打順には自分なりのこだわりがある(有料のほうで解説してます)
このくらいですね。

先発 鈴木健矢 0枚


素顔がさわやかイケメン

単純明快、2コスト先発で一番多く引ける先発を採用。
以前戦った監督さんで、同じ2コスト先発7で1人投げて即交代せず、0枚採用なのに覚醒を匂わせるようなプレイをされて感銘を受けました。

中継ぎ 河野竜生 3枚


投げ方気持ち悪くて好き(誉め言葉)

池田とどっちを採用するか迷いましたが、
・ミートAP3(池田は強振AP2)
・AP6バッターの覚醒(AP12)を覚醒1枚で上回れる
この2つの要因が大きかったです。
一人でも打順を回したくないというところで、河野の性能の方がマッチしてますしね。

中継ぎ 宮西尚生 3枚


まさに生きる鉄人

よくある1コストDP6中継ぎ3枚互換。こういうのでいいんだよ。
なぁ、日ハムにも2人目のDP6投手分けてくれよ……
初期手札によっては先に宮西が登板することもあります。ここは臨機応変に。

抑え 田中正義(0コスト) 3枚


正義執行って聞くと某格闘漫画のイカレサイコ警部を思い出す

宮西くんや河野くん、そして監督ががんばって負担を背負ってくれるおかげで投げられるこのデッキの姫。
3投なのでもちろん回頭から投げてもいいが、中継ぎで1人でも相手にすることが重要かも。(能力は中継ぎと変わらないしね)
意外と最近0コスト抑えが増えてる気がするけど、もしかしてこの継投が正解だったりする…?

戦術カード

勝負師 3枚

説明不要。マルティネスの勝負師のイラストが好き。

外野警戒 2枚

1枚じゃやっぱ足りないです。でも池田型じゃないし強振DP3もそこそこいるから3枚じゃなくていいかな……

内野警戒 1枚

主に楽天メタ。浅村等に出してあっと驚かせてやりましょう。

渾身の一球 1枚

両面DPが張れるのはやはり貴重。元々がAP5の強い選手に勝負師+渾身でかなり抑えられる可能性が高い。

フルスイング 3枚

コンボカード。松本剛で捨てたり、水野で強振したりと3枚あっても使いどころには困らないのと、レイエス打席時に確実に手に加えておきたいので3枚。

ミートバッティング 1枚

一つの出塁が勝敗に決するこのルールで、AP5の選手にミトバ+ミートAP3の2枚出しでDP6の脳死1枚覚醒に同値を取れるのはとても強い。できれば2・3枚採用したいがデッキ内容が戦術カードに寄りすぎると攻撃もしくは守備が長く続いたときに手札事故が起きる可能性が高いため、とりあえず1枚。


※デッキ採用枚数についての注意

ここまでマルティネスブラフ3枚を除く合計27枚分を紹介していきましたが、残り3枚はこの記事で紹介したカードであれば、そうでないものも存在するかもしれません。
例えばミトバ紹介時に「とりあえず1枚」と記載しましたが、それがブラフの可能性もあります故、ご了承ください。

最後に

店舗予選に関して、試合をする前に0回戦……いわゆる抽選を越えないといけない点や1度エリア出場権利を手に入れた人が別の店舗でも出場でき、もし優勝者がダブった場合の繰り下がりがないことなど問題となっているなと、Xを見て感じております。
運営にはこれらの問題を検討・改善を期待するのと同時に、自分は1プレイヤーとして1回でも全国大会に行けるチャンスを増やすため、そして日本選手権限定のシリアルカードを手に入れるため……これからも出場していきます。
プレイヤーとしては別名義で回っておりますが、以前作成したnoteを読んだ、という方もいらっしゃって記事を作る側としてはとてもやりがいをいただいており、とてもありがたい限り。

長くはなりましたが、無料公開分としては以上となります。
以下有料分となりますが、もしご興味があったり投げ銭感覚でひょいと100円出せる方は、楽しんでくれればと思います。
それではぐんない。

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