驚きが当たり前になる前に【ヨルダン日記①】
本日ヨルダンに到着しました!
国連ユースボランティアの制度で機会をいただいて渡航した今回。
17歳の夏のタンザニアウガンダ以来、コロナ禍を乗り越えての3年ぶりの海外!
英語も全然しゃべれず、知識もなかったあの時から、20歳になった私は成長しているのかしら。。。
今回渡航したのは、ヨルダンの首都アンマン。
UNICEFのボランティアとしてジェンダー関連のお仕事をしに来ました。
このポストにアプライすることを決めるまでは、恥ずかしながらアンマンってどこ?という感じでした。
調べていくうちに、どうやら治安は中東の中でもかなりいい街らしい。日本人も結構いるらしい。とわかってきたのですが、なかなか情報の少ない国でもありました。
私は同じ大学を卒業された先輩や、過去に同じプログラムで渡航した方、現地のUNオフィスや大使館で働いていらっしゃる方とつながることができたのですが、誰か頼れる人がいないと情報がなさ過ぎて不安で不安で仕方ないなと。。。
(情報があってもこう見えて心配性の私は不安なのですが笑)
それは前回のアフリカ渡航も同じで、タンザニアもウガンダもこんなに素敵な国なのに、みんなに来てほしいのに、今のままじゃ来ようと思う人は少ないよな、ましてや高校生なんて来ないよな
なんて思ったことを思い出しました。
渡航までの手続きも、文字にして残せたらいいななんて思っていますが、それは次の機会に。
今の新鮮な気持ちと学びを、めちゃめちゃ小さいことから結構大きなことまで、自分の記録として少し書き留めておきます。
①非常口席いいやん
でた!ちっちゃい気付き!
飛行機の非常口横の座席、初めて乗りましたが足元広くて快適ですね。全然非常口と知らず座席指定して、チェックインの時にいろいろ説明されました。
はじめは、
え、そんな席こんな奴が乗っても大丈夫なん?
って思ってましたが、
非常通路のために足元が広めになっていたり、
暗黙の了解で荷物1個しか載せられないイメージだった上の棚に足元に置く予定だったリュックも置かせてもらえたり
またあえてそこを取るかというとわからないけど、意外といいやんっていうくらいの気づきでした。
②子どもと飛行機って大変!
次もまあ当たり前っちゃ当たり前なんですが。
成田からドーハの12時間のフライトで、お隣の席に3歳くらいの女の子が座ったんです。
子どもが騒いじゃうのは仕方がないし、ちょっと声が大きくなったら一緒にいたお母さんが「静かにしようね」って言ってくださっていて、私も「全然大丈夫ですよ」って言ってました。この時は本心でそう思ってた。
でもさすがに、
寝ようとしたら叫び声に起こされたり、
お母さんの膝に頭のせて寝てた時に私の方に伸びてきた足に何度も蹴られたり、
機内食食べてるときに同じ体勢で机蹴られてコーヒーぶちまけられたり、
12時間のフライトでこうなっちゃったらそりゃ怒る人もいるよなと。
私は基本子ども好きだし、電車でベビーカーに怒る人とかふざけんなと思ってるタイプだし、小さい子もお母さんも誰も責められないんだけど、もうちょっといい仕組みないのかなあ。
お母さんもずっと謝ってて全然寝れてなさそうだったし。。。
座席指定の段階で子供用の席って決まってるときあるけどそういうのとか。誰かいい案ないですか!
③奇跡的な出会いってあるね
カタールの空港で、チラホラ日本人っているもんだなと思っていたのですが、どうやらアンマン行きの隣がパリ行きだったようでたくさん日本人が居たみたい。
アンマン行きのゲートを通ったら、周りはアラブ系の方ばかり。ヨルダン人なのかカタール人なのかはちょっと見分けがつきませんが。。
若干のアウェイ感の中、まあそんなもんだろと飛行機に乗って、アラビア語に囲まれながらダウンロードしてきた映画をみようとしていた時
隣に座った女性が開いたパソコンのキーボードが日本語表記。
日本のPC使ってるだけかと思いながらも気になってチラチラ見ていたら(のぞきみたいでごめんなさい笑)
画面に映ったのも日本語!
思わず声をかけると、ヨーロッパ留学に旅立つ道中にヨルダンに住むお友達に会いに行くそう。
まさかのドーハ発アンマン行きで日本人と乗り合わせ、しかも隣の席という奇跡。こちらに滞在しているうちに遊ぶ約束をしました。楽しみだしちょっと安心。
④砂漠!砂漠!砂漠!
ドーハからアンマンまで、上空から見えたのは砂漠ばかり。
着陸態勢に入っても空港どころか街の影すらなく、
え、砂漠に不時着するん?
っておもいながら外を見ていると、「不時着」以外はそのままの展開に。
砂漠の真ん中に現れたコンクリートの滑走路。
そこに着陸し、そのまま移動していくと急に現れた現代的な建物が空港でした。
空港こそ近代的でしたが、空港の周りもかなり砂っぽい道。
ドライバーさんに迎えに来ていただいて、アパートのある街の方に向かっている途中でラクダや馬が見えました。
それでもさすがに街中は、聞いていた通りの近代都市。
土色の建物が風情があって、とうとうヨルダンに来たんだなとウキウキでした。
アパート周辺はもちろん砂漠じゃないんですが、
何だろう、この空気の砂砂感。
乾燥してるのもあるんですが、それだけじゃなく、空気が若干砂ぼこりで曇っているような印象を受けました。ちょっと目が痛くなる感じの。。。
これから慣れていくんでしょうか。
⑤坂道がすっごい!
アンマンは7つの丘を中心に20以上の丘から成り立つそうな。
オフィスまで徒歩18分って、日本なら徒歩圏内じゃないですか。
でもアンマンだと厳しいらしい。
来てみてわかったそりゃそうだ。
交通量が多いのと、横断歩道らしき横断歩道がないのも相まって歩行者にやさしくない国かも。
かといって運転するのも絶対無理。(まあ日本でもペーパードライバーですが。)
日本じゃありえないくらいの急旋回急上昇急降下急停止をお楽しみいただけます。
と、こんなところで、この新鮮味を忘れてしまう前に、驚きが当たり前になってしまう前に、徒然なるままに書き留めてみました。
今回はちゃんとしたお仕事できているので、活動内容とかは書けないことが多いと思うけど、1つでも多く写真とともに残せたらいいな。
そしてせっかくならみんなと共有したい。
9割自己満、1割将来ヨルダンに行きたい誰かのため。
(多分)続く。