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ダブルスで左利きの人と組むとサービスゲームでポーチに出やすい!【水曜日のnote80】

田園オープンという大きな草トー?があり、私は2回優勝しております。

その時のペアは左利きで、彼と組んだダブルスは実は無敗記録更新中だったりします。

なぜ勝てているかと言うと、左利きのサーブはポーチに出やすいので、サービスキープが安定しやすくなるからだと思っています。

今回はそれについて解説したいと思います。

左利き相手は不慣れ

左利きのサーブは、特にスライスをかけるとサーバーから見て右に曲がっていきます。

大体の人は普段から右利きの人と練習しているため、左利きのサーブは不慣れという事もあり、リターンするのは少々難しくなります。

しかし、それだけだとリターンのコースは限定されませんので、どういう仕組みでリターンのコースを読むのかを説明していきます。

デュースサイド

これはあくまで仕組みですが、ボールが来た方向にそのまま返すのが簡単だと思います。

これを前提とすると、ボールが曲がれば打ち返し安いコースは少しずつ変化していきます。

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特にスライスサーブだと、リターンのコースはサーバーから見て左方向にずれやすくなります。

この仕組みを利用して、デュースサイドではボールがクロス側にコントロールしづらいので、ポーチに行くチャンスが増えてきます。

逆に、ストレートには打ちやすくなりますので、その点は注意しておきましょう。

アドサイド

同じ前提で、仕組みを利用して考えます。

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左利きのスライスサーブでボールを曲げて、リターンは左方向にずれやすくなりますので、アドサイドではクロス方向に打ちやすくなります。

ストレートには打ちづらくなるので、どんどん前衛は動いてプレッシャーをかけ、相手のリターンミスを誘いましょう。

まとめ

左利きのパートナーにスライスサーブを打ってもらうことが必要になりますが、この仕組みを利用すればリターンのコースが読みやすくなるため、ポーチに行くにしてもフェイントをかけるにしても、相手のリターンミスを誘いやすくなります。

実際に私はこれを利用して、パートナーのサービスゲームは安定してキープし続けられました。

皆さんもぜひ参考にしてみてください!

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土居諒太 テニスコーチ
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