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ボール拾いの時間、うまく使ってますか?【水曜日のnote70】

テニスはたくさんボールを打つ事で上手くなります。

ラリーだけではなく、球出しをしたり、サーブの打ちっ放しをしたりして、部分的に練習をするのもいいでしょう。

しかしたくさんボールを打ったら、その分ボールを拾わなければなりません。

ボール拾いは楽しいと言うよりは、面倒くさい部類に入ると思います。

私はボール拾いの時間にも、テニス上達のヒントが隠されていると思っています。

そこでボール拾いの時間を無駄にしないために、私なりの考えをいくつかご紹介します。

素早く終わらせる

ボールをたくさん打ちたいし、ボールを打つ時間をなるべく長くしたいため、ボール拾いの時間を少なくしようという考えです。

とにかく効率良くボールを拾い、パッと終わらせてすぐ練習に取り掛かれるようにするのは練習の基本とも言えます。

トレーニングにしてしまう

ボールの拾い方を、スクワットしながら行う事で、ボール拾いの時間を下半身のトレーニングの時間に充てる事が出来ます。

この時に重要なのは、前屈みの姿勢にならず、しっかり股関節を曲げて重心を落とし、上半身は起こした状態でボール拾いを行う事です。

競争する

ボールを何個集められたかを他の人と競います。

テニスはゲームで、勝ち負けがハッキリあるスポーツです。

だからこそ、こうした場面でも競争する事は重要だと思います。

集めた個数でも良いですし、全体でタイムを計っても良いかもしれません。

頭の整理をする

コーチや先生から貰ったアドバイスや、練習メニューの自分自身の良し悪しなどを整理するために、ボール拾いの時間を使います。

この時に素早く拾ってしまうとそこに頭を使われてしまうので、比較的ゆっくり拾う方が良いでしょう。

ボールを拾っている時に頭の整理をする事で、ボールを打っている時に出来なかった処理が、次回から出来るようになるかもしれません。

まとめ

ボール拾いの時間の使い方について書いてみましたが、いかがでしたか?

ボール拾いは素早く!という考えも大事だと思いますが、個人的にはゆっくり拾いながらアドバイスや練習時の頭の整理をする時間に充てても良いと思います。

他にも冗談みたいな考え方も紹介しましたが、どれも私はやった事があります。

ボール拾いの時間をただボールを拾うだけにならないように、上手く使いましょう!


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土居諒太 テニスコーチ
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