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正確なテニスコート、描けますか?【水曜日のnote47】

普段練習や試合などでよく使っているテニスコートですが、実際にどのぐらいの長さで、どのぐらいの比率で成り立っているかご存知でしょうか?

今回はそれを正確に解説していきたいと思います。

今回はそれを正確に解説していきたいと思います。

同時に、正確なテニスコートから読み取れる注意点や対策等も解説していきたいと思います。

テニスコートの長さ(メートル表記)

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それぞれのラインの長さは画像のようになります。

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ネットの高さは、外側のポストの高さとセンターの高さに違いがありますね。

しかしなぜ小数点が必要な中途半端な数字になっているのでしょうか?

これは、テニスコートがメートル法が採用されている国ではなく、ヤード・ポンド法が採用されている国で作られたことによります。

テニスコートの比率(ヤード表記)

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テニスコートをヤード表記にしてみると、画像のようにきれいな整数で表されます。

ヤード表記にすると、テニスコートがどのような比率で成り立っているかがよくわかります。

考えられること

シングルスコートで考えると、コートの横幅は9に対して、縦の長さは26になり、約1:3の比率になります。

このことからテニスコートは縦に長く、横幅が狭いので、サイドを狙い過ぎると簡単にサイドアウトしてしまう可能性が高いと言うことがわかります。

これをわからずにサイドアウトを連発することを私はサイドアウト病とよく呼んでいますが、これを解決する方法があります。

それは、ネットのセンターベルトを利用する事です。

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思わず相手側のコートの地面にターゲットを置いて狙いがちですが、それよりももっと近いネットのセンターベルトの上空を狙って打つと、自動的に相手のコートのクロス側にボールが飛んでいきます。

もちろんコートの外側から打つときは浅くうたないとサイドアウトしてしまいますが、角度をつけようとする時には、常設物であるセンターベルトを目標に狙う方が明らかに簡単だと思います。

まとめ

何も情報がない中で正確なテニスコートを描くことはできないと思いますが、こうして数字や比率を知ることでテニスコートの仕組みが分かります。

その仕組みを頭の中に入れておくと、どういう点に注意すればいいかがわかると思いますので、紙とペンを用意して実際にテニスコートを書いてみるのもいいかもしれません。

そしてほんの一例ですが、ネットのセンターベルトを利用してサイドアウトを防ぐと言うことも、テニスコートの仕組みを利用した意識となりますので、参考にしてみてください。


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土居諒太 テニスコーチ
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