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ドロップショット!いつ?どうやって打つ?【水曜日のnote97】

打てて当たり前になりましたね

最近の世界のトッププレイヤーの中で使うのは当たり前になっているドロップショット。

オシャレだし、頭良さそうだし、上手く決まった時なんかは大興奮の歓声が湧きますよね。

それを見ると自分もやってみたくなりますが、ついやるべきでない場面でやってしまい、動画の見過ぎだと後悔する事もしばしば。。。笑

そこで今回は、ドロップショットをより効率的に使うために、いつ使うべきか、どのようにすべきかを解説したいと思います。

ドロップショットとは?

相手コートのネット付近に、緩く落とすショットをドロップショットと言います。

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このドロップショットをいくつか紹介していきます!

相手が後ろにいる場面

ドロップショットは、相手のポジションが下がっている時に打つと効果的です。

そのためには、ストロークラリーで深いショットを打ち、相手のポジションを後に下げる事が必要になります。

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ネットの2〜3倍くらいの高さを通って、トップスピンの掛かったループ系のショットを心掛けて、相手が後ろに下がって処理しなければならない状況を作りましょう!

何回かラリーして、相手が後ろにポジションを取る時間が増えてきたら、ドロップショットを打つチャンスです。

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ドロップショットを打つ時は、打つ事が相手にバレないようにする事も注意しておきましょう!

ストロークを深く打つフリをしてから打つドロップショットは、演技力も必要ですね。

風下から打つ

ドロップショットは風下から打つと、風により失速し、ボールが前に進みづらく、次第に相手に届かないようになっていきます。

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風下でストロークを深く打つ事は大変な事ですが、ドロップショットという選択肢を忘れてはなりませんね!

曲がって追いかけさせる

ストロークラリーでコースを狙っていくと、上手くいけばオープンコートができます。

そのオープンコートに普通に打てば良い場面でも、ドロップショットの選択肢は残っていると思います。

ドロップショットは、オープンコートの対角を狙って打ちます。

相手はオープンコートをカバーするつもりで走りますが、ドロップショットに追いつくためには急カーブを描いて走らなければなりません。

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直線で走れば追いつける距離でも、急カーブを描いて走る事を強いられれば、追いつけなくなる事もあります。

演技力も必要ですし、さらにタイミングを早めて、相手の時間を奪う事も、効率の良いドロップショットを打つ事に繋がります。

相手の逆を突くようなイメージでトライしてみましょう!

相手の力を利用する

相手のショットが速めで、トップスピン量の多いショットが打たれた時は、その力を利用してドロップショットを打つ事も出来ます。

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画像のような仕組みで、相手のスピン量を利用して、強烈なバックスピンによりボールが戻るようになります。

コツは、少し高めの軌道を描くようにする事です。

少々難易度は高めですが、上手くできれば相手コートに落ちたドロップショットが、自分のコートに戻ってくるようなものも打てるかもしれませんね!

まとめ

動画で見るようなドロップショットを、打ちたいという気持ちのまま打ってしまうと、上手く行かない事が多いと思います。

相手を後ろに下げたり、風下の状況だったり、まずはその状況でドロップショットを試してみましょう。

あとは演技力も必要ですので、それについてはまた別の機会にご紹介したいと思います。


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土居諒太 テニスコーチ
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