ラケットに記載されているスペックを読み取ってみよう【水曜日のnote95】
テニスラケットは現在、かなりの種類が流通しています。
ラケット選びの基準などいろいろあると思いますが、まずは自分自身が持っているラケットの情報を読み取ってみるのが良いのではないでしょうか?
ラケットの情報は?
私が使用しているラケットは、Tecnifibre TF40 305 18Mとなります。
このラケットのスペックは、この辺りに載っています。
そしてこれが実際のラケットスペック表記となります。
これを読み取っていきましょう
・Weight 305 ±7gr/10.7oz
重さ305g、10.7オンスは約305gです。
±7grとは、ラケットによって305gよりも最大7gの個体差があるという意味です。
・Headsize 630cm2/98sq.in2
フェイス面積が98平方インチです。
・Balance 325mm±7mm
静止バランスの位置がグリップエンドから325mmです。
±7mmは重さ同様、個体差の最大値となります。
ストリングに関する情報もあります
・String pattern 18*20
ストリングは縦18本、横20本のパターンです。
・Recommended tension 22-25kg/49-55lbs
推奨テンションは22〜25kg/49〜55ポンドです。
キログラムという単位でテンションを表現する事もあるようです。
・Made in China
中国で製造しています。Tecnifibreのラケットはスロートの内側に、このような記載もあります。
フランスで考え出されたものという主張もしっかりしていますね!
詳細はメーカーのホームページを見る
私が使用しているラケットスペックの詳細は、Tecnifibreのホームページに詳しく載っています。
ラケットに書かれていない情報も載っていますね。
ラケット厚21.7mm(フレームの幅)で、グリップサイズは2と3があるようです。
TF40 305 18Mの特徴
重さは305gですが注目すべきはバランスが325mmです。
この数値はトップヘビー寄り(ラケット面の方に重心がある)なので、ラケットを振った時に重さを感じやすく、ストロークでしっかりラケットを振りたい人には良いと思います。
フェイス(ラケット面の大きさ)は98平方インチ、ストリングパターンは18×20(16×19が一般的)なのでボールの飛びが抑えられて、しっかり振ってもコントロールしやすいのが良いところです。
ラケット厚(フレームの幅)が21.7mmと薄めで、これもコントロールに活きてくる部分と思われます。
まとめ
今回はざっくり読み取っていきましたが、ラケットのスペックを見るだけでも大体の特徴は分かります。
他にもいろいろな情報はありますが、今回はロケットに記載されている情報から読み取ってみることにいたします。
また機会があれば、違う切り口でラケットの情報を読み取っていきたいと思います。